ライフサイクルを通じた廃棄物の削減とリサイクルに取り組んでいます
積水化学グループは、事業を通じたサーキュラーエコノミーの実現を目指し、資源循環のための再資源化を推進しています。
廃棄物については、製造過程で、生産安定・効率向上や不良ゼロライン化などに取り組んでいます。例えば住宅事業の施工現場では、工場生産比率の高いユニット工法の強みを活かして廃棄物発生量の削減に努めています。製品では、CO2排出量の低減に加え、国内初の森林保全の国際認証(FSC®認証)を取得したクラフトテープや、リサイクル材料を利用した建材、コンテナなどを提供しています。
“ごみ”を分別せずにまるごと“エタノール”に変換する生産技術の開発に、世界で初めて成功しました。この技術の普及により、「化石資源に依らない究極の資源循環社会システムの創生」を目指しています。
「鉄鋼業界におけるCO2活用」 にも取り組んでいます。製鉄の際に排出されるガスからCO2を分離・回収、再利用する技術開発で、世界をリードする鉄鋼および鉱業会社であるArcelorMittal, S.A.と鉄鋼プロセスに活用するカーボン・リサイクルの国際共同研究開発を進めています。