HOME > 積水化学をもっと知る > 積水化学のDNAと製品 > 詳細 > ミクロパール

積水化学のDNAと製品 積水化学65年のあゆみ

導電性微粒子ミクロパールAU

液晶パネル分野で高いシェア ミクロパール

液晶パネルの構成

先端産業ニーズへの挑戦

1973年の秋、第四次中東戦争をきっかけに始まったオイルショックでは、産油国による供給量制限により国内物価は急騰。政府は石油緊急対策「総需要抑制策」を実施すると、国内消費は低迷し、高度経済成長は終焉を迎えた。積水化学では、1975年頃から、磁気記録材料、ICセラミックスなど、先端産業向けに製品の高機能化が進められ、1978年4月には、積水ファインケミカルが発足した。これとほぼ同時期、取引先からの依頼で、電卓や時計などで普及が始まった液晶表示パネル(以下、LCD)のスペーサに使う「プラスチックのビーズ」の開発に取り組むことになる。中央研究所がこれまで取り組んできた微粒子(ゲル)技術を応用することができるため、早速メーカーへのサンプル配布を開始し、強度などの改良に取り組んだ。翌年には早くも「ミクロパールSP」を上市。しかし、まだLCD分野は黎明期で、この後しばらくの間、ユーザー採用は低調に推移した。

本格普及、さらに高機能化

1989年以降、ワープロやノートパソコンの登場でLCD分野は急成長を遂げる。市場規模は1989年の200億円から1992年には1200億円、1994年には3500億円と急拡大をみせた。次第に海外、特に東南アジアでのパネル生産が盛んになり、先行する国内メーカーのシェアを圧迫。低価格化要求が強まる中、遮光性スペーサ(ミクロパールBB)など、徹底した高画質化への技術貢献と機能性を高めた導電性微粒子の投入で、品質、機能性での差別化を図った。2000年以降、液晶テレビの本格普及期に入ると、競合の動きはさらに活発化していったが、都度、世界各地のユーザーニーズにきめ細かく対応し、今日もLCD分野においてスペーサなどが高い世界シェアを確保している。

HISTORY

<スペーサ>

1936年 GPC※用充填ゲルの開発に着手
1968年 米国RCA社が液晶表示材料を公表
1971年 シャープが電卓表示にLCDを採用
1978年 積水ファインケミカル設立
1979年 ミクロパールSPを上市
1987年 シャープ3インチポケットテレビを上市、日立6インチ液晶ディスプレイ試作
1989年 東芝パソコン表示用にLCDを上市
1996年 シャープ家庭用液晶テレビを上市

<導電性微粒子>

1986年 

ミクロパールNI上市

 

1989年 

ミクロパールAU上市

 

ページトップへ