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選手Blog 選手の小部屋

女子陸上競技部のメンバーによる練習シーンやオフショット満載のブログです

2008年09月25日(木)

アメリカ ボルダー合宿記

担当:尾西 選手・才上 選手・山元 選手・清水 選手・早川 選手・馬場 選手

9月1日~20日迄、俗にいう“高地トレーニング”の為にアメリカ・コロラド州ボルダーにて合宿に行ってきました。
高地トレーニングについて簡単にですが、長尾が書かせてもらいます。
ボルダーは、標高1600m程の所にあり、日本では陸上選手の合宿地として有名な場所です。
今回も日本の実業団チームが男女問わずたくさん来ていて、練習していました。
下の写真のようなアパートで、監督・コーチ、選手、栄養士さん、トレーナーさんと何部屋かに分かれて共同生活をしていました。

合宿先ボルダーでのアパート


高地トレーニングとは…
文字通り、標高の高い所(標高1000m 以上)で行うトレーニングのことです。

≪高地トレーニングの効果≫

・呼吸循環機能UP
標高の高い場所では、空気中の酸素が少ないため、低酸素状態になり、その低酸素状態を回避しようとして、自然と呼吸循環の機能が鍛えられます。

・心肺機能UP
低酸素状態で運動をする場合、平地で運動をするのに比べて、同じトレーニングメニューでも、より多くの心肺負荷をかけることになります。したがって、筋肉や関節などに無理な負担をかけることなく、心肺機能を鍛えることが可能です。

・赤血球増加
高地だと、ただそこにいるだけで、低酸素状態が得られるので、人間の体はその状態を回避しようとして、酸素を運搬するための赤血球やヘモグロビンを増産します。
(スポーツ選手に限らず、高地に住んでいる人は、平地に住んでいる人に比べ、赤血球やヘモグロビンの値が高くなっています。)
以上の様な効果が得られるので、アメリカでの高地トレーニングを取り入れ、今後(秋以降)の大会でいい結果が出せるよう頑張ってきました。

引き続き、ここからは各選手から練習場所(環境)などをご紹介させていただきます。

マグノリア 【担当 尾西】
マグノリアはボルダー合宿の中でも一番標高が高い練習場所です。
高い所で約2600mあります。おまけにすごいアップダウンと砂利道で正直大キライな場所です。(笑)
でも、ゆっくりなペースでも自然に呼吸と足も鍛えられ、ここで練習すれば力になる!!と素直に思える場所でもあります。今回の合宿では2回しか行かなかったけど良い練習ができました。

マグノリア①

マグノリア②

 
クリーク
【担当 才上】
クリークと呼ばれる練習コースは、朝練習の集団走の時によく使ったコースです。クリークは、ずっとサイクリングロード!?様になっていて走りやすいです。少しくねくねした道もありましたが、周りには綺麗な自然や可愛いお家等もありとても気持ちよく走れました。ただ、最初の頃は、綺麗な景色を見る余裕もなく苦しんでしました(笑)けど、最後の方は景色も見たりしながら走っていました。また、このコースを走っていると、他の日本人実業団選手とも会うこともありました。

クリーク①

クリーク②


トラック練習
【担当 山元】
近くのハイスクールの競技場を借りて練習をやる日もありました。
高地を走っていると心臓や肺がぎゅっと握り潰されるような感覚がして、呼吸の通りが狭く感じました。平地よりも練習内容が濃く、質の高い練習が出来ました。(ペースも私にとっては十分速い設定だったので、走る前から緊張で胃もぎゅっと縮まっていましたが・・・・・)
トラック内では、アメフト(ラグビー!?)やブラスバンドの練習をして賑わっていて、アメリカらしさを感じました。青い空、緑いっぱいの中で走れて、練習は苦しかったけどすごく気持ちよかったです。

トラック①

トラック②


リザボ 
【担当 清水】
リザボと呼ばれる練習場所は、宿舎から車で20分ぐらい行った所にある湖の周回コースです。
1周すると約8.4Kで、砂利道やアップダウンのある、足作りにはとてもいいコースです。景色はとても綺麗で、プレイリードッグというウサギに似たカワイイ動物がたくさんいるのですが、あまり見ている余裕はないです(笑)
ある日の練習は、このリザボでの練習コースを2周で、2周目を全力で走る練習もありました。かなりきつかったですが、みんないい練習ができました。

リザボ①

リザボ②


スポーツジム 
【担当 早川】
宿舎から徒歩で約20分の所にスポーツジムもありました。体育館やウエイトトレーニングができる場所や、プール、ジャグジー、サウナがあり、今回の合宿では、トレーニング場とプールを利用しました。
プールは途中から床が斜めに、どんどん深くなっていて、一番深いところでは3mぐらいありました。もちろん足が付かないので、はじめは少し怖かったです。でも、慣れてくると開放感があって楽しかったです。時々、スキューバダイビングの練習会みたいなのがあって泳いでいると、その様子が見えました。日本では、こんな深いプールで泳げる機会はなかなかないんだろうなと思いました。でも、水が冷たくて泳げば泳ぐほど寒くなっていきました・・・・・・。
プールの写真は撮れませんでしたが、トレーニング場はこんな感じです。

トレーニング①

トレーニング②

トレーニングマシンはすべてアメリカンサイズで大きかったです。重さの単位もKgではなくてポンドなど・・・日本とは違う感覚でした。

最後は馬場が担当させていただきます。

今回のボルダー合宿では、3週間と例年より短い期間での合宿でしたが、とてもいい環境の中で、それぞれが高い目標を持ち、集中して練習に取り組むことができました。
これも、選手の体のケアーをして下さった田中トレーナーを始め、毎日おいしい食事を作って下さった松谷さんなど、みなさんのお陰で過酷な練習でも、疲れを抜きながら充実した合宿にする事ができました。ありがとうございました。

体のケアーを担当していただいた田中トレーナー

毎日の食事を担当していただいた松谷さん 

食事メニューの一例

9月末には、選手それぞれが全日本実業団対抗陸上選手権大会や記録などにエントリーしており、また、その後には駅伝も控えています。この合宿を活かし、チーム一丸となって良い結果が出るように頑張りたいと思います!!
秋のレースには、是非ご声援よろしくお願いします!!

次回の「選手の小部屋」は、ボルダー合宿記 番外編!?を予定しています。選手のお勧めスポット等を紹介させていただきます。

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