エスレックB,KX,KW 化学的性質

1)架橋性 化学的性質

エスレックB・Kは熱可塑性・溶剤可溶性の樹脂ですが、分子中の水酸基のために架橋性をもっています。このため、各種樹脂または化学物質と相溶し、架橋反応を引き起こすことができ、熱硬化性・溶剤不溶性の樹脂として使うことができます。エスレックB・Kと熱硬化性樹脂との併用は、多くの応用例がありますが、耐熱性、接着性、可撓性のバランスのとれた組成物が得られます。一般に第二級水酸基と反応する樹脂または化学試薬は、エスレックB・Kと反応します。代表的な例として、下記のものがあります。



フェノール樹脂との反応

エポキシ樹脂との反応

メラミン樹脂との反応

イソシアネートとの反応

ジアルデヒドとの反応

2)耐薬品性

化学的性質 2)耐薬品性 とくにアルカリに対しては、他の樹脂にくらべて耐久性がすぐれ、強酸・強アルカリにはわずかに浸される程度です。溶剤に対する耐久性は、他樹脂との架橋により改善することができます。耐水性については、塗膜を水中に浸漬しますと5〜8%の水分を吸収しますが、吸湿乾燥を繰り返しても塗膜の脆化は起こりません。