環境貢献製品

お客様の使用段階で高いレベルの環境貢献効果を発揮する製品の創出と市場拡大に取り組んでいます

環境貢献製品の認定について

積水化学グループの環境貢献製品は、認定審査会において、社内委員で協議して定めた判定基準をもとに認定登録を行い、その結果の妥当性に関して、社外アドバイザリーボードよりご意見、アドバイスをいただいています。

環境貢献製品の枠組み進化に関して

2017年度からは、環境貢献製品の枠組みを進化させます。
2016年度までは、貢献の対象を自然環境に限定していましたが、2017年度以降は人的資本や社会資本などの社会環境も含めた自然資本全体へと拡大させます。
積水化学グループは、事業を通じて地球環境および人々のくらしの向上を図っていきたいという考えのもと、例えば「気候変動への対処」「人々の健康と福祉の促進」「強靭なインフラの構築」等に着目ており、今回、こうした課題解決に貢献できる製品を「環境貢献製品」の対象範囲に含めました。
こうした課題は、いずれも国連が提唱しているSDGs(持続可能な開発目標)と一致しており、その目標達成にも貢献していきたいと考えています。

環境貢献製品の売上高・比率の推移

環境貢献製品のPRパンフレットや展示会を通じた社外への発信

2016年度には、グローバルでの環境貢献製品の発信にも力を入れています。グローバルで展開している環境貢献製品のパンフレットを作成し、世界3大プラスチックショーのひとつである「国際プラスチック・ゴム産業展」にてパネル展示とともに製品のPRを行いました。フランスの鉄道技術の見本市においても鉄道関連の環境貢献製品を紹介しました。
国内では、2006年以降継続して「エコプロダクツ展」に出展しています。2016年度は、「積水化学グループの製品でつくるレジリエンスな未来の暮らし」をテーマに現在市場拡大を図っている製品や開発中あるいは新しく創出した製品・技術に関する展示を行いました。
今後もこのような場を積極的に活用して問題提起を行い、さまざまな企業とのコミュニケーションを通じて未来に向けたイノベーションのきっかけづくりを行っていきます。

積水化学の考える「レジリエンス」

①強靭で長持ちする災害に負けない
 「守る力」

【製品例】

  • スマートハイムタウン
  • 熱可塑CFRP「Skin-Rib Sheet」
  • 不燃ポリウレタンフォーム
    「PUXFLAME」
  • 防災・安心パッケージ
    「戸建住宅向け」全般

    • エスロン「高排水システム雨とい」
    • エスロン「オーバーフローソケット」
    • エスロン「飲料水貯留システム」
    • エスロン「雨水貯留槽レインポッド」
    • エスロン「圧力解放フタ」

②しなやかで変化に対応する
 「いなす力」

【製品例】

  • TEMS(タウンエネルギーマネジメント)
  • DSC(フィルム型太陽電池)
  • フィルム型リチウムイオン電池
  • スマートパワーステーション/
    V to Heim
  • 自発光中間膜

③迅速な回復を促す
 「もどす力」

  • フラクタル日よけ
    「エアリーシェード」
  • 樹脂製畳
    「MIGUSAフロア畳」
  • エスロヒート地中熱
  • エスロヒート下水熱
  • 防災貯留型仮設トイレシステム

環境の取り組みと環境貢献製品を
紹介したパンフレット(英語版)

「エコプロダクツ2016」で展示した
環境貢献製品の紹介冊子

国際プラスチック・ゴム産業展の展示ブース

「エコプロダクツ2016」の展示ブース

環境貢献製品のご紹介

環境貢献カテゴリー別

GHG削減/省エネ

GHG削減/創エネ・蓄エネ

GHG削減/その他

省資源(節水、水循環)

省資源(廃棄物削減)

省資源(原材料削減)

環境貢献する最終製品の性能発現に寄与(中間素材)

防災・減災(災害時の被害を軽減)

汚染の防止

生物多様性の保全

用途別

住宅・生活

乗り物

インフラ

商工業施設

農業用地

※各製品のホームページとリンクしています。

社外アドバイザリーボードの開催社外の意見を取り入れながら製品での環境貢献を考える

積水化学グループでは、環境貢献製品認定制度の信頼性と透明性を高めるために、2010年度に第三者機関「社外アドバイザリーボード」を設置しました。積水化学のCSR担当役員が主催し、各カンパニーの事業、技術の幹部、環境責任者らが出席し、アドバイザーの方々からさまざまな助言・提案を受けています。
2016年度は、個々の環境貢献製品とともに、環境貢献製品の枠組み進化に関してもご意見をいただき、貢献領域の設定に関して、事業活動によって解決が可能もしくは積極的に解決を行うと定めた課題設定の重要性に改めて気づきました。また、新しい課題に対する貢献基準を考える際には、単なる定量基準にとどまらず、なぜその製品が必要で、どのような貢献・解決を目的としたのかという開発ストーリーも大切である、とのご指摘もいただきました。これらのご意見を参考に、環境貢献製品の新しい判断基準の設定や認定方法に関して検討していきたいと考えています。

社外アドバイザリーボードの会議風景

アドバイザー5名(左から(敬称略)):

  • 澁澤 寿一NPO法人 共存の森ネットワーク理事長
  • 谷口 正次資源・環境戦略設計事務所代表
  • 壁谷 武久(一社)産業環境管理協会 製品環境部門 副部門長
  • 斎藤 正一日経BP社 環境経営フォーラム事務局長
  • 大石 美奈子(公社)日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会
    代表理事 副会長 環境委員長

環境貢献度の「見える化」環境貢献製品の環境影響評価を実施し、数値化しています

自然資本へのリターン量を明確にするため、環境貢献製品毎に環境貢献度の「見える化」に取り組んでいます。製品ライフサイクルにおけるさまざまな貢献に関して環境影響評価を行い、その大きさを1つの指標(被害算定金額)に換算し、数値化を行っています。個々の製品による環境貢献度とその市場に対する影響の大きさ(売上高)を掛け合わせ、統合化した結果を「製品による貢献」として数値化し、「SEKISUI環境サステナブルインデックス」に反映しています。

環境貢献度の「見える化」の手法

  1. 比較対象となる従来技術、製品を設定します。
  2. 比較対象と該当製品のライフサイクル(原材料から製造、運搬、使用、廃棄まで)において各々のプロセスでの環境負荷に関わる定量データを調査します。
  3. 得られた環境負荷データに影響する環境の側面毎に環境負荷を算出する係数※をかけ、結果を集約します。
  4. ③における比較対象と該当製品との差を環境貢献分とします。
  • 東京都市大学の伊坪教授らが開発した環境影響評価手法「LIME2」を使用した産業環境管理協会開発のシステム「MiLCA」をカスタマイズして計算を実施

自然環境の保全の効果とは

環境貢献製品の製品毎の環境に対するインパクト(負荷)を計算するにあたっては、「生物多様性が保全された地球」を目指して解決すべき課題を大きく3つの環境側面に集約して統合化を実施しています。

  1. 地球温暖化の抑制
  2. 植物への影響(生長阻害の軽減)
  3. 生物への影響(生物の絶滅の抑制)
「生物多様性が保全された地球」を目指して解決すべき課題

ページトップへ