HOME > CSR経営 > 人材での際立ち  > ダイバーシティマネジメント

ダイバーシティマネジメント

一人ひとりの持ち味を活かし、多様な人材が活き活きと活躍できる風土の醸成を進めています

トップメッセージ
ダイバーシティ経営への思い

ダイバーシティ経営なくして未来はない

代表取締役社長 髙下 貞二
代表取締役社長 髙下 貞二

積水化学グループには、多様な事業があり、多様な従業員がいます。多様なステークホルダーの皆様に本気になって向かい合わなければ、当社の持続的成長はないと確信しています。
「多様性=ダイバーシティ」はこれからの企業経営にとって不可欠なキーワードです。

ダイバーシティ経営に取り組む責任

近年の積水化学グループは、リーマンショックや東日本大震災、欧州債務危機、消費税増税など厳しく複雑な外部環境を乗り越え、前中期を創業以来の最高益で終えることができました。そして、その後も最高益の更新を続けています。しかし、持続的に成長し続けるということは、決して容易なことではありません。
私は2015 年3月に積水化学の10代目の社長に就任し、積水化学グループのさらなる進化を託されました。
積水化学グループという船、近年一段階大きくなった船を、時代に合った、魅力的でより強靭な船にどんどん改造しながら、スピード感を持って前に進めなければなりません。厳しい事業環境でもビクともしない事業体を創り、嵐を乗り越えていかなければならないのです。私はそういった責任を非常に強く感じています。
そしてさらに2020 年代に向かって、具体的な成長プランをデザインすることも私の責務だと認識しています。

この先のフロンティアを目指して

当社は今、3カ年の中期経営計画の最終年に、全世界の従業員と経営幹部が一丸となって取り組んでいます。この中期を良い形で終えることができると、この先のフロンティアが、また一段広がるのではないかと考えています。
次期に向かって大胆に改革を進めながら、新たな成長の礎を作っていきたいと思います。

持続的成長のための基軸

私が社長就任以来言い続けていることですが、私たちが持続的成長のために取り組むことは三つです。
一つ目は、「収益力の強化」です。営業利益率10%以上を目指して、事業の選択と集中、徹底した効率経営を進めます。
二つ目は、「イノベーション」です。世界を変えるような新製品・新技術・新事業を世の中に出していくことを目指します。中核として、これまでの成長の礎となった環境貢献製品のさらなる創出に取り組みます。そして社内外との連携により、新たな次世代事業創出にも取り組んでいきたいと考えています。
三つ目は、「フロンティアの開拓」です。グローバルで需要を獲得していきたいと思っています。積水化学グループの際立ちを武器に、無限にある世界のマーケットでフロンティアの開拓に挑戦したいと思います。

事業を支える多様な人材

これら三つを実現し、推進するのが「ダイバーシティ経営」です。
積水化学グループは、住宅から、上下水道管などの社会インフラ向け資材、エレクトロニクス、車輌・輸送、住インフラ材、ライフサイエンス関連まで、非常に多様な事業を展開しています。
私は、多岐にわたる事業分野に、性別・国籍・年齢・障がいなどの個性や経験などが異なる多様な人たちがいて、一人ひとりが、能力・個性・持ち味を最大限発揮し、イノベーティブな仕事ができるようにしなければ、積水化学グループが掲げている大きなビジョンは果たせないと考えます。
このダイバーシティ経営を推し進めることが、その達成のために最も大切なのです。

持ち味を引き出すために

では、何から取り組むか。
まず、働き方そのものを変える必要があります。私は住宅の営業をしていた時代がありましたが、当時は企業戦士のように、とにかく働きました。しかし、昼夜なく働く働き方は、もはや社会の在り方に適合しません。限られた時間の中でどうやって生産性を上げて仕事と自分の時間を両立させるか、どうやって仕事人生を豊かにすることができるか、ということを深慮すべきです。
我々の事業も、お客様も、働いている人も多様化してきています。多様な人材が、それぞれの持ち味を活かして仕事をし、それを成果に繋げていくことができなければ事業としても成功しません。
積水化学グループ全員が、それぞれの持ち場、立場で自分の持ち味を生かして仕事をし、その中でイノベーティブなことを考えるということが、一つ一つ積み重なることによって、積水化学グループは真に「100 年経っても存在感のある、社会から選ばれ発展しつづける企業集団」になることができると私は考えています。
その信念で、ダイバーシティ経営を推進していきます。

積水化学グループの全員が対象

積水化学グループのダイバーシティ経営への取り組みは、組織の全員を対象にしています。男性だけが主役の組織では、今後のいろいろなチャンスや発展の芽にも対応できないでしょう。多様な国籍の皆さんの活躍なくしては積水化学グループのグローバルな飛躍はありません。そして、多様性の組み合わせによるイノベーションの創出も大きな狙いとしています。

まずは女性の活躍から

各事業、各組織におけるダイバーシティ経営の在り方は千差万別です。ただ、最も身近なダイバーシティである女性の活躍でさえ十分ではありません。国内約2万名の従業員のうち管理職は4,000名程、そのうち女性はようやく100名を超えたところです。単純に、これでは少なすぎます。そこで、ダイバーシティ経営の取り組みは、まずは、女性の活躍から取り組むことにしました。
ここ数年のうちに女性管理職200 名とすることを目標にしました。私自身も注力していきます。無理矢理にではなく、実力がある女性はいっぱいいますので、そういう人たちにチャンスを与えていきます。前例がないことを理由に、一歩踏み出すのを恐れてはいられません。新しいことや難しいことにチャレンジすれば、誰でも失敗する可能性がありますが、それを乗り越えて人は成長します。これまで男性にチャンスを与えてきたこととまったく同じことを、女性にも平等に実施していきます。

本気で意識を変える

組織として成果が出てくるまでには時間がかかります。その為、グループの中で成功事例を積み重ねる必要があります。
意識転換がまだ十分でないミドルマネジメント層がいるのは事実です。ただ、そういう人たちの意識改革は我々の仕事です。各組織のトップがメッセージを出して、意識を変え、仕組みを整え、働き方を変えていくことが大事です。その上で、「働きやすい場所、持ち味が出せる場所」に配置することも含めて、一人ひとりを活かせる人を管理職にしていくことも今後は必要です。
とりわけ、会社全体の意識を変え、風土を変えるのは息の長い話です。ずっと言い続けるしかありません。そうすれば、遅くとも10 年後には当たり前になると思います。

目の前にいる一人ひとりと向き合う

制度を整備するのは大前提ですが、それぞれの事業所のリーダーたちが、意欲ある部下が働き続けるにはどうすれば良いかを考えながら目の前にいる一人ひとりの人材に接することができれば、少しずつ良くなっていくと思います。
女性の方も、意欲的に専門性を磨いたり、あるいは、上の立場に挑戦したいと思う人が、たくさん出てこなければいけません。そのためには制度も必要ですし、その制度がどれだけ活用されているか、継続的にモニタリングしていく必要があります。
これらを当たり前にできる組織体になっていかなければ、大きな船は、嵐の中でスピードに乗って進むことはできないと思います。

「100年経っても存在感のある企業」を目指す覚悟

これまでの仕組みや、働き方では、100 年経っても存在感を示し続けることはできません。いかに多様な部下一人ひとりの成長、活躍に向けて課題を解決するか、それが上司の人たちに課されています。
また、従業員の皆さん一人ひとりは職場の変化を糧に、持ち味を存分に発揮し、一層、自身を成長させてほしいと思います。
個々の能力を最大限に発揮できる環境創りに、私も先頭に立って取り組んでいきます。

代表取締役社長 髙下 貞二

ダイバーシティマネジメント方針

積水化学グループは、「多様性」を性別、年齢、国籍等の外見で分かる違いで捉えるだけでなく、経歴、価値観、性格なども含めた違いにも着目し、従業員一人ひとりの違いを理解し、認め、強みとして活かしていきます。

ダイバーシティマネジメント方針

「100年経っても存在感のある企業グループ」の実現のためには多様性が不可欠である、との認識に立ち、従業員一人ひとりの「仕事・生活両面における志向」や「持ち味」が異なることを理解し、認め、積極的に活かす。その組織風土創りに向け、雇用や活躍機会の提供、成長を支援する様々な環境整備を、従業員との対話を通じて図り続ける。

 

 

ページトップへ