人材育成の基盤

マネジメント・アプローチ

基本的な考え方グループ全体で人材力をレベルアップ

積水化学グループでは、持続的成長のためにグループ人材力の向上を目指し、人材の確保・育成における各種取り組みを進めています。

中期計画具体的な目標を設定し、さまざまな施策を実施

CSR中期計画(2017-2019年度)では、ダイバーシティのさらなる推進と、働き方改革の取り組み促進を通じて、従業員一人ひとりが活き活きと活躍できる組織風土づくりに取り組んでいきます。

人材

主要実施項目 中期目標 2017年度目標 2017年度実績
ダイバーシティの推進
  • 1)
    女性活躍推進
  • 女性採用比率35%
  • 女性基幹職数200人
  • 女性採用比率30%台継続
  • 女性基幹職数145人
  • 女性採用比率30%
  • 女性基幹職数138人
  • 2)
    グローバル人材育成
グローバルトレーニー数20人 グローバルトレーニー数10人 グローバルトレーニー数10人

社会への約束

主要実施項目 中期目標 2017年度目標 2017年度実績
働く環境
  • 1.
    長時間労働の抑制(年間2000時間超)
該当グループ会社数30%削減(2016年度比) 該当グループ会社数20%削減(2016年度比) 該当グループ会社数2%削減(2016年度比)
  • 2.
    健康経営の促進
ホワイト500の適用会社拡大21社 ホワイト500の適用会社4社 ホワイト500の適用会社5社
  • 方針策定及び活動周知に時間を要したため、中期目標を修正
主な取り組み

事業を支える育成体系の整備一人ひとりの成長を促進

積水化学グループは、キャリアプランに応じた階層別・技能別の育成体系を整備しています。事業領域が広く、各事業部が多くの権限を有するカンパニー制を採用している当社グループでは、人材育成の基本となる考え方やプログラムに基づき、それぞれのカンパニーやグループ会社単位で人材育成体系を運用しています。
入社時の新入社員研修や資格等級に応じた階層別研修、キャリアプラン研修、ビジネスリーダー育成研修などはグループ全体に広く展開し、グループ人材力向上に取り組んでいます。

労働条件の集約賃金・労働条件に関する働きかけを実施

カンパニーやグループ各社の枠をこえた、積水化学グループ全体を通じた人材の確保・育成・活用を図る前提として、国内グループ会社の労働条件を集約し、各種制度改定や労働条件改善につなげる働きかけを継続的に実施しています。賃金水準のみならず、「働き方改革」につながる労働時間や有休取得、柔軟な働き方についても調査し、グループ全体の最適化を図っていきます。

労使関係労使の協調とコミュニケーション

積水化学グループでは、会社と労働組合が相互の立場や考え方を尊重しながら協調し、密なコミュニケーションをすることを通じて、会社の発展という共通目的のもと、労使の共通課題について建設的な協議を重ねております。国内グループにおいては、「全積水労働組合連合会」に2017年度で16単独労組、4,886人が加入しており、その中核となる「積水化学労働組合」には2,380名(ユニオンショップ制のため加入率は100%(組合員資格を有する従業員))が加入しています。

処遇について男女を問わず適正に処遇、医療や育休等の福利厚生を非正規社員にも提供

積水化学では、男女を問わず適正な処遇を実施し、性別による基本給与の差はありません。
また、原則として契約社員等の非正規社員に対しても健康診断等の医療、業務を起因とする障がいや病気の補償、育児休職等の福利厚生についての制度を適用しています。なお、会社が負担する生命保険の加入、定年退職金、持ち株制度等は、無期雇用の従業員のみ適用対象です。

個々人の業績とキャリア開発についての定期的評価

積水化学では、年齢や属性に関わらず活躍できるように人事制度を構築しています。成長の源は日常の身近な業務にあります。常に最大限の成果を出し続けるための具体的な行動および業務遂行能力を示したものが、Sekisui Self-Accountability & Competency Sheet(SSAC シート) です。
積水化学グループでは、すべての事業活動において、“3S精神”をとおして「ステークホルダーにご満足いただくこと」を企業理念としています。SSAC シートには、この“3S精神”のもと、業務を遂行するうえでの各人の役割と責任、また、会社の求める各コース、各資格ごとの具体的な行動が示されています。
なお、評価制度では、業績の結果だけではなく、結果に至るプロセスや業務遂行を通した成長(業務遂行能力の伸長)も評価の対象となり、その基準としてSSAC シートが使われています。
個々人の目標設定と評価については、定期的に上司と部下で話し合いをする機会を設けています。適用対象は正社員のうち、すべての職種、すべての階層の人です。

従業員意識調査(エンゲージメント)

積水化学グループでは、従業員の「働きがい」の現状を把握すること、改善の切り口を見つけ、組織ごとに手を打つ事を目的とし、積水化学グループ全従業員を対象に、従業員意識調査(エンゲージメント調査)を定期的に実施しています。
エンゲージメントとは、働く従業員の一人ひとりが常に主役である気持ちと、自分の仕事に対する誇りと情熱を持ち、期待以上の成果を出すまで諦めずに頑張る姿勢≒組織への貢献意欲、働きがいのことです。
2016年に実施した従業員意識調査では、エンゲージメントの状況や、エンゲージメントを高めるための要因を分析。その調査分析の結果、従業員の「エンゲージメント」を高めるためには、「ダイバーシティ(従業員一人ひとりの違いを理解し、認め、積極的に活かすこと)」と「生産的な業務環境(業務での生産性向上に向けたサポート)」という要因に、手を打つことが最も有効であるということが分かりました。

パフォーマンス・データ

2017年度正社員一人当たり研修受講時間(積水化学)

2017年度
研修受講時間 9.87時間

※積水化学コーポレート人事部で開催している研修

グループ人材力向上に向けた全社共通研修

(人)
新入社員導入研修 944
階層別研修 267
新任管理職研修 972

新卒採用人数と新卒女性採用比率(積水化学グループ国内)

入社後3年間離職率(積水化学)

2013年度入社 2014年度入社 2015年度入社
入社後3年間離職率(%) 10.7 7.4 8.0
指標 算出方法
入社後3年間離職率 各年度に入社した従業員の入社後3年間の離職率