中期経営計画 “GS21-SHINKA!”
積水化学グループは、このほど新たなグループビジョン「際立つ技術と品質により、『住・社会のインフラ創造』と『ケミカルソリューション』のフロンティアを開拓し続け、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献します」を策定しました。このビジョン達成に向けて、2009年度から5年間にわたる中期経営計画“GS21-SHINKA!”をスタートさせています。この中期計画は、現在の不況を乗り切り収益性を回復させる前半2年間の計画、市場回復を見込んだ上で、利益拡大を達成する後半3年間の計画としています。それぞれ最終年度となる2010年度、2013年度には営業利益で400億円、800億円を目指しています。

| トップメッセージ
新中期経営計画でもCSRは経営の重点課題ととらえて取り組みます
危機が拡大するなか、地球温暖化など環境問題は言うまでもなく、社会的課題も多様化しつつあると思います。例えば私どもの事業の一分野である社会インフラの面から見ても、途上国においてはインフラが十分に整備されていない一方、先進国では老朽化したインフラの更新が問題となっています。このように日本だけでなく世界に目を向けると、解決しなければならない問題がまだ多くあります。積水化学グループは創業以来、社会の要請に応える製品を開発し、事業を興し、常に社会に価値を提供し続けてきました。それこそが、まさに事業活動を通じた社会への貢献であり、CSRそのものであると考えています。
2009年度から新中期経営計画「GS21-SHINKA!」をスタートさせています。経営計画は事業の成功を目指すものですが、
CSR経営は、いわば企業における人格であり、企業経営の質であると考えています。事業の成長と革新とともに、経営の重要な
柱と位置づけ、これまでの取り組みをさらに進化させ、社会から期待され信頼される企業となることを目指します。
代表取締役社長 根岸修史
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中期経営計画”GS21-SHINKA!”の目標

”GS21-SHINKA!”-事業ドメインとポートフォリオ
“GS21-SHINKA!”では、3カンパニーの事業を事業の成熟段階によって分類し、現在の収益のベースとなる「基盤事業」、近い将来に収益化が可能な「成長フロンティア7」、中長期的な視野で伸ばしていく必要がある「次世代事業」の3つの事業ポートフォリオに再定義しました。
「基盤事業」には、効率化の徹底による収益性の向上と着実な増益、「成長フロンティア7事業」は、収益の柱になるためにグローバルNo.1の獲得を、「次世代事業」に関しては、成長への取り組みを続ける中で将来の収益に向けて事業の打ち手と可能性に関しての見極めを図っていきます。
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事業ドメイン |
| ポートフォリオ |
住・社会のインフラ創造 |
ケミカルソリューション |
次世代産業
→「NEXTフロンティアの開拓」 |
新興国インフラ整備へのソリューション提供
・高度工業化住宅の海外展開
・水循環システムによる社会インフラ創造
・インフラフリータウンの建設 |
FFケミカルズ(機能特化型材料)によるソリューション提供
・環境・新エネルギー・IT分野に特化し、
・顧客ニーズを先回りして捉え、そのニーズに特化し
・際立つ技術力を活かした機能特化型材料を開発・提供 |
世界に際立つライフサイエンス事業体の創出
・MD関連事業のさらなる業容拡大
・検査領域の事業拡大(非侵襲検査、小型検査機器内製化、バイオマーカー等)
・医療領域への進出(創薬支援バイオビジネス、メンタルヘルスケア等 |
| (R&D)次世代大型事業をダイナミックに創りこむ |
成長フロンティア7
→「3つの軸によるフロンティア開拓推進」 |
住環境事業
・診断技術自動化
・環境・快適・安心の強化
・革新施工、省施工、短工期 |
管路更生事業
・SPR工法進化
水インフラ海外事業
・高機能化
機能材事業
・高機能化 |
AT関連事業
・環境・安全・快適性能追求
IT関連事業
・半導体・エネルギー関連
MD関連事業
・シェアNo.1製品創出 |
| (R&D)成長フロンティア7分野にR&D資源を集中し、成長を加速する |
基盤事業
→効率化の徹底による収益性の向上と着実な増益 |
住宅事業 |
水インフラ国内事業
建材事業 |
テープ フォーム フィルム |
| (R&D)モノつくりSHINKA |
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住宅 カンパニー |
環境・ライフライン カンパニー |
高機能プラスチックス カンパニー |
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”GS21-SHINKA!”―3つの軸によるフロンティア開拓推進
当社は収益の柱となる成長フロンティアの拡大を進めてきました。その成果は前中期計画でも着実に身を結びつつあり、今後も以下の3つの軸で市場の革新を進め、フロンティアの開拓を継続していきます。
まず、一つ目は、国内市場において技術・マーケティング面などで優位性を確立している事業を、対象となる国の市場にとって最適な形で提供する「グローバル展開」です。全社の海外売上高比率30%を目標としています。
つぎに、すでにコアとなる商品・サービスを保有する事業について、ライフサイクル、バリューチェーン、サプライチェーンなどの強化により収益を拡大する「バリューチェーン展開」を進めています。
そして、成熟市場の中で、差別化技術をもった商品・サービスを提供することで付加価値を高めたビジネスを展開する「新成長セグメント開拓」を都市インフラ分野や環境先進住宅などの分野で進めています。
”GS21-SHINKA!”―財務戦略
前中期計画から「成長フロンティア」として、戦略的な投資を続けてきた「フロンティア7」については、今回の中期計画でも引き続き重点的な投資を行います。期間中に予定する投資額2,200億円のうち、1,200億円をこれら「フロンティア7事業」の強化を中心にした戦略投資に充てる計画です。
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