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北京で水環境ソリューション事業説明会を開催

―積水化学管材製品の中国での事業拡大を目指して―
2006年7月20日
積水化学工業株式会社
  積水化学工業株式会社(社長:大久保尚武、以下 積水化学)の環境・ライフラインカンパニー(プレジデント:田頭秀雄)は、7月19日、北京市内のホテルで中国のマスコミ記者向けに、管材製品を中心とした水環境ソリューション事業の説明会を開催しました。

 

 

Ⅰ.記者説明会の概要
1. 目的
    積水化学は、昨年7月に、2010年度の中国での売上高500億円を目指す事業計画「CHINA500」を策定し、中国事業を本格的に開始しました。
 今回の発表会は、「CHINA500」の一年めの成果と、今後の事業計画の中核となる水環境ソリューション事業について説明し、さらなる事業認知を図る目的で開催しました。
 
2. 日時・場所
  日時:7月19日 14:00~16:30(現地時間)
  場所:北京皇家大飯店(Radisson SAS Hotel Beijing)
 
3. 対象
  中国の建築や環境関連の専門紙・ウェブ、一般紙、テレビの記者21名
 
4. 実施内容
  ■中国で展開する水環境ソリューション事業の概要を説明
■製品展示・施工デモンストレーション
    現在、中国で製造・販売している強化プラスチック管や高性能給水管「AGR」※の事業について最近の施工実績の紹介を交えて水環境ソリューション事業を説明しました。さらに、管材製品や今後採用の拡大が期待される「雨水貯留浸透システム」等を実際に展示し、「AGR」については施工デモンストレーションも行いました。
  AGR・・・水道用の給水配管材料。特殊な樹脂を原料としており、耐衝撃性、延伸性、耐凍結性、耐腐食性、接着性、施工性に優れる。日本での名称は「HI・ゴールド」。
 
5. 説明者
  丸下 芳和取締役 (環境・ライフラインカンパニー 海外統括、プラント資材事業およびインフラ複合材事業担当)
Ⅱ.中国における水環境ソリューション事業について
1.これまでの取り組み
   積水化学は、2002年に「積水(青島)塑膠有限公司」を設立し、高性能給水管「AGR」およびその継手の製造・販売を開始しました。最近では、北京オリンピック選手村や、北京ビジネス街の中心での、住宅、SOHO、商業施設などの都市開発「幸福村プロジェクト」などの建設工事で高性能給水管「AGR」が採用されるなど、実績を上げつつあります。
 昨年4月には、強化プラスチック管の中国におけるトップメーカーである新疆永昌複合材料股彬有限公司の発行済株式のうち60%を譲受して経営権を取得し、「新疆永昌積水複合材料有限公司」を設立しています。昨年度は、本社のある新疆ウイグル自治区、広州に加え、上海、湛江などで生産拠点を設けるなど、順調に事業規模が拡大しています。またカザフスタンでの全長36.4kmの給水管工事を受注するなど、近隣国向けの輸出も増えており、現在新疆のイリ工場の生産能力を増強中です。
 昨年10月に開設した京都研究所北京代表処では、水環境関連製品の市場認知活動、現地設計折込・仕様化活動を展開しています。環境や建築関連の展示会に積極的に出展し、「AGR」や強化プラスチック管に加え、雨といや雨水貯留浸透システムなど、積水化学の水環境ソリューション事業の認知度向上を図っています。
 
2.今後の目標
   積水化学全体で2010年度中国事業売上高500億円を目指す「CHINA500」の中で、水環境ソリューション事業では半分にあたる250億円の売上高を目指します。
Ⅲ.中国の水環境ソリューション事業の背景
    現在、中国では「水」問題の解決が大きな課題となっています。国単位では、北部では水不足、南部では水害の発生が懸念されています。それを解決するために中国政府は2002年から、水資源の豊富な南部の水を北部に輸送するパイプラインを建設する「南水北調」プロジェクトを開始しています。
  また都市単位では、「一戸一表改造工程」と呼ばれる住宅の給水システムの刷新活動が進められています。北京の一般的な住居は長屋形式ですが、一つの水量計を各戸が共用しているため、「水道料金が各家庭の実際の用水量と合わない」という問題があります。また、金属管の腐食や凍結割れによる漏水、流量の不足など給水管自体の性能に起因した問題も多発しています。これらの問題は水資源の浪費や水道料金の回収トラブル、そして住民間のトラブルの原因となっています。そのため、節水と住民の生活向上を目指した住宅給水システムの刷新が進められています。
  積水化学は、長年にわたり日本で培った技術・製品で、中国の「水」問題解決に貢献したいと考えています。
本件に関するお問い合わせ先
積水化学工業株式会社 〒105‐8450 東京都港区虎ノ門2-3-17 (虎ノ門2丁目タワー)
 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ TEL:03-5521-0522
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