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積水化学グループの新中期経営計画「GS21-SHINKA!」について

印刷用ページ 2009年4月27日

積水化学工業株式会社

■基盤事業を強化し、収益性向上と着実な増益を図る

■「フロンティア7」を成長の柱に、2013年度営業利益800億円を目指す

■投資2,200億円、うち1,200億円を戦略投資へ 



 積水化学工業株式会社(代表取締役社長:根岸修史)では積水化学グループ全社を対象とし、2013年度を最終年度とする新中期経営計画GS21-SHINKA!(ジーエスにじゅういち シンカ!)を策定いたしました。


Ⅰ.新中期経営計画「GS21-SHINKA!」(2009~2013年度) 

 GS21-SHINKA!では、新たに策定した「グループビジョン※1」の実現に向け、これまで進めてきた成長フロンティアの開拓により高成長を遂げた7分野「フロンティア7※2」を中心に各事業において成長と改革を進め、グループとして大きく進化(深化、新化)することを狙いとしています。本計画は、目指す姿・向かうべき方向性を示す5年間の計画としていますが、当初の2年間は、現下の不況を乗り切り、飛躍に向けた力を蓄える時期と定め、主に基盤事業の収益体質強化に主眼を置いた具体策を定めています。

※1 グループビジョン:資料1参照
※2 フロンティア7:住宅ストック、管路更生、水インフラ海外、機能材、AT(車両材料)、IT(電子材料)、MD(メディカル)

 

 

全体像

 <5年間の方向性>

 

 

 

●「3つのSHINKA」による成長と改革

 

 

 

 

 

― 2013年度 営業利益目標800億円

 

 

 

 

 

<当初2年間の考え方>

 

 

 

 

 

 

●真の需要に見合った事業のギアチェンジ

 

 

 

 

 

  「構造改革」による体質強化前倒し

 

 

 

 

 

 

  選択と集中による「成長」の早期実現

 

 

 

 

 

 

―  2010年度 営業利益目標400億円

 

 

 

●CSR経営の更なる強化

 

 

 

1)2つのドメイン、3つのポートフォリオで事業の成長を推進

 

 本計画の推進にあたって、当グループでは事業領域を「住・社会のインフラ創造」と「ケミカルソリューション」の2領域に方向づけました。その上で各事業を「基盤事業」「フロンティア7」「次世代事業」の3つのポートフォリオに分けそれぞれに狙いを定めました。基盤事業については収益性の向上と着実な増益を、高成長7分野の「フロンティア7」については次の成長の柱として営業利益構成比70%、グローバルNo.1を目指します。また、次世代事業についてはNEXTフロンティアの開拓に挑戦していきます。
 

事業と計画の全体像

【事業と計画の全体像】

 

事業ドメインとポートフォリオ

【事業ドメインとポートフォリオ】

 

2)「3つのSHINKA」による目指す姿への進化(深化・新化) 

 

 本計画では、グループビジョンを実現し、「際立つ、高収益なプレミアムカンパニー」への転換を図るため、各事業において「フロンティア」「モノづくり」「人材」という3つのSHINKA(進化、深化、新化)を基本戦略とし、成長と改革を推進します。

 

 

1.フロンティアSHINKA

 

「グローバル展開」「バリューチェーン展開」「新成長セグメント開拓」の3つの軸で市場の革新を進め、フロンティア開拓を継続します。

フロンティアSHINKA

 

  <①グローバル展開>

 

最大のフロンティアであるグローバルにおいて、当グループの持つ際立つ製品・技術で市場を開拓し、海外売上高比率30%を目指します。

 

・先進国における管路更生事業展開
・新興国における水インフラ整備
・メディカル事業の米欧本格展開

  <②バリューチェーン展開>

 

住宅の顧客循環型事業や管路更生事業における前工程(企画、診断)から後工程(施工、補修)まで全工程での事業展開など、縦横のチェーンを取り込み、事業の価値提供範囲の拡大を狙います。

 

・住宅分野における顧客循環型事業の確立
・バリューチェーン展開によるストックビジネス確立(管路更生事業の展開強化)
・戦略事業におけるサプライチェーン強化

  <③新成長セグメント開拓>

 

成熟市場においても「環境」「ストック」「FFケミカルズ」分野では需要が生まれるという認識に立ち、新たな成長分野の開拓に取り組みます。

 

・環境先進住宅での新築戸建シェア拡大
・新エネルギー分野の開拓
・社会インフラ、既存建築の更新、耐震化需要開拓等

 

 

2.モノづくりSHINKA

 

従来のモノづくり革新の深化と、従来の枠組みを超えた生産革新で「モノづくりSHINKA」を実現します。
 ・原材料・プロセスの転換による究極コスト
 ・生産性2倍超・究極の自動化
 ・生産体制の再構築
 ・従来の「モノづくり革新」活動の深化

 

 

3.人材SHINKA

 

目指すべき事業の姿を実現する人材の革新に取り組みます。
 ・グローバルに活躍する人材づくり
 ・プロフェッショナルとして活躍する人材づくり
 ・多様な人材が活躍する職場づくり

 

 

3)事業目標

 

 

 

 

 

 

 

2008年度

2010年度

2013年度

売上高

9,342億円

 

9,400億円

 

1兆1,300億円

 

 住宅

4,244億円

 

4,230億円

 

4,600億円

 

 環境・ライフライン

2,252億円

 

2,400億円

 

3,000億円

 

 高機能プラスチックス

2,626億円

 

2,600億円

 

3,500億円

 

 その他

461億円

 

450億円

 

450億円

 

 消去又は全社

▲243億円

 

▲280億円

 

▲250億円

 

営業利益

335億円

 

400億円

 

800億円

 

 住宅

171億円

 

200億円

 

300億円

 

 環境・ライフライン

16億円

 

60億円

 

200億円

 

 高機能プラスチックス

157億円

 

150億円

 

300億円

 

 その他

▲6億円

 

▲10億円

 

0億円

 

 消去又は全社

▲3億円

 

0億円 

 

0億円

 

営業利益率

3.6%

 

4.3%

 

7.1%

 

海外売上高

1,515億円

 

1,700億円

 

3,070億円

 

海外売上高比率

16.2%

 

18.1%

 

27.2%

 

投資

1,630億円(06~08年)

 

900億円(09~10年)

 

1,300億円(11~13年)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 (資料1)

 

「グループビジョン」

 

積水化学グループは、際立つ技術と品質により「住・社会のインフラ創造」と「ケミカルソリューション」の

フロンティアを開拓し続け、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献します。

 

 

Ⅱ.これまでの取り組み

 これまで、中期経営ビジョン「GS21-Go!Frontier」(対象期間2006年度~2008年度)のもと、「成長フロンティアの開拓」への最注力を掲げ、グループ一丸となって「市場」「モノづくり」「人材」という3つの革新を軸に、様々な変革に取り組んできました。2007年度以降は、建築基準法の改正による住宅着工数の激減や原材料価格の高騰、金融危機に端を発する世界同時不況などの影響を大きく受けましたが、成長への手を緩めることなく講じてきました。その結果、高成長7分野の収益が大幅に拡大したことに加え、海外事業が順調に拡大するなどの成果を生みました。また、経営基盤強化の点ではCSR経営を一段と進展させることができました。一方で、内需型基幹事業の収益力強化と次世代事業の開拓については、今後の課題として、引き続きGS21-SHINKA!において、取り組んでいきます。


 

本件に関するお問い合わせ先

積水化学工業株式会社
〒105-8450 東京都港区虎ノ門2‐3‐17(虎ノ門2丁目タワー)
 コーポレートコミュニケーション部 広報グループ TEL:03-5521-0522

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