積水化学グループでは、「環境」「次世代」「地域コミュニティ」を主な分野とした社会貢献活動を進めており、2007年度からは、本業の特性を活かした活動に取り組んでいます。
そのひとつとして、住宅カンパニーの販売会社では、従業員が持つ住まいと環境の知見を学校の授業で役立ててもらう「“住まいと環境”学習プログラム」を2007年度から実施しています。この「“住まいと環境”学習プログラム」が、この度、経済産業省の「第3回キャリア教育アワード」で奨励賞(地域密着型部門)を受賞しましたのでお知らせいたします。
■受賞した学習プログラムについて
1.プログラム名称
“住まいと環境”学習プログラム
2.プログラム概要
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1)対象 |
中学生 |
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2)内容 |
事前学習、体験学習、事後学習で構成される3~6時間の学習プログラム |
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・事前学習…家づくりの基本について学ぶ |
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・体験学習…当社住宅商品「セキスイハイム」の模型キットを使い、一定の条件のもとで、間取り |
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検討・模型制作をグループで行う |
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・事後学習…制作した住宅についてプレゼンテーションを行い、当社グループ従業員が講評する |
3.活動実績
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1)参加者数 |
約5,000人(2007年度~2011年度) ※2012年度は12校で実施 |
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2)実施エリア |
東京セキスイハイム(株)、セキスイハイム中部(株)、セキスイハイム近畿(株)、 |
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セキスイハイム九州(株)の担当エリア |
4.評価された点
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1) |
学習指導要領と連動したプログラムになっており、教員向けガイドブックも用意するなど、学校の授業に |
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取り込みやすい取り組みとなっている。 |
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2) |
事前学習・体験学習・事後学習が一体となった体系立ったプログラムになっている。 |
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3) |
「自分の意見を考える」「チームで作業する」といったプロセスがあり、生徒の主体性を引き出すプログラ |
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ムになっている。 |
5.経済産業省のキャリア教育アワードについて
子どもたちに対し働くことの意義や、学びと実社会とのつながりを伝え、社会的・職業的自立に向けた力を育成する「キャリア教育」の取り組みを推進するため、産業界による優れた教育支援活動を表彰するもの。
※経済産業省「第3回キャリア教育アワード」ニュースリリースURL:
http://www.meti.go.jp/press/2012/02/20130220004/20130220004.html
ご参考:積水化学グループの本業の特性を活かした社会貢献活動
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1)住宅カンパニー(上記以外) |
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2009年度から、全国の販売会社が都道府県の警察と連携し、振り込め詐欺などの防止に関するリーフレ |
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ットを配布。 |
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2)高機能プラスチックスカンパニー |
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2008年度から、化学の面白さを体感できる教育プログラム「化学教室プロジェクト」を研究所のある地域 |
の中学校1~3年生を対象に実施。延べ約2,400人(~2011年度)が参加。 |
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また、小学生を対象としたイベント「子ども科学教室」を滋賀県の工場で2008年度から実施。 |
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3)環境・ライフラインカンパニー |
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2009年度から、四国積水工業㈱(本社:愛媛県西条市)が地元の中学校1年生を対象とした理科授業と |
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工場見学を実施。 |
※積水化学グループの社会貢献活動URL:
http://www.sekisui.co.jp/csr/contribution/
“住まいと環境”学習プログラム実施の模様 |