「消費者志向自主宣言」を実施しました

CSR経営において、CS品質での際立ち:人・仕組み・モノの質を高めて「指名され続ける品質」を実現していきます

  積水化学工業株式会社(代表取締役社長:髙下貞二、以下「当社」)は、「消費者志向経営」の実現に向けた当社の考え方や取り組み方針を表明する「消費者志向自主宣言」を実施しました。


1.「消費者志向自主宣言」実施の背景

   積水化学グループは、1999年から「お客様満足(CS)」に重点を置くCS経営に取り組んできました。当社では、もともと「CS」と「品質」は一体不可分のものと考えてきましたが、2004年から全事業でモノの品質革新に徹底的にこだわると決めたことをきっかけとして、「CS品質」という言葉に統一し、お客様から継続的に選択していただける価値を常にお届けする「CS品質経営」に取り組んでいます。

  「モノづくりのはじまりはお客様の声から」を心にとめ、「人の質」「仕組みの質」「モノの質」の磨き上げに積極的に取り組むことで、グループ一丸となって「指名され続ける品質」の実現を目指しています。


2.「消費者志向自主宣言」実施の趣旨

  「CS品質」を経営の基軸と定め、すべての事業活動において、モノの品質革新に徹底的にこだわり、お客様の期待に応える価値(商品・ サービス)を常にお届けし、お客様に継続的に当社を選択していただき、お客様とともに長期的に発展、成長し続けることを目指します。


3.「消費者志向自主宣言」の構成

  「お客様の声」を貴重な経営資源として位置付け、「モノづくりのはじまりはお客様の声から」をモットーに、「モノの品質」「人の品質」「仕組みの品質」の革新に積極的に取り組むとともに、お客様や社会に対し新しい価値を提供し続けることで、安心で豊かな社会の実現に貢献します。


1. 基盤品質の確保

「モノの品質」の基盤となる商品の信頼性、安全性を確実なものとするため、お客様の声を効果的に活かし、バリューチェーン全体で未然防止、再発防止に対し強い信念で取り組みます。


2. 魅力品質の創出

「お客様にとっての価値は何か」を徹底的に追求し、お客様価値を実現する魅力的な商品やサービスを創出し続けることで、お客様との感動の共有を目指します。


3. 技術力の磨き上げ

基盤品質の確保や魅力品質創出のために、あらゆる分野で技術力に磨きをかけ、ダントツのモノづくりを実現します。


4. コミュニケーションの充実

お客様や社会との対話を重視し、各国、各地域における関係法令の遵守はもとより、お客様や社会に対し常に誠実な姿勢で接します。特に、お客様からの苦情やクレームに対し、迅速かつ親身に行動することで、早期の解決をはかります。


5. 従業員教育の徹底

お客様からの信頼や感動を獲得するために、従業員に対し継続的なCS品質教育を行うとともに、お客様満足の実現を通して従業員の自己実現をはかります。


※活動結果および取り組み状況は、「CSRレポート」に取りまとめ、年1回、当社WEBサイトにて公表予定です。


以上


<ご参考>

積水化学グループのCSR

CS品質での際立ち

魅力ある製品・技術・サービスづくり

CSRに関する経営方針