“住まいと環境”学習プログラムが経済産業省「第3回キャリア教育アワード」で奨励賞(地域密着型部門)を受賞

2013年2月27日
積水化学工業株式会社

 積水化学グループでは、「環境」「次世代」「地域コミュニティ」を主な分野とした社会貢献活動を進めており、2007年度からは、本業の特性を活かした活動に取り組んでいます。
 そのひとつとして、住宅カンパニーの販売会社では、従業員が持つ住まいと環境の知見を学校の授業で役立ててもらう「“住まいと環境”学習プログラム」を2007年度から実施しています。この「“住まいと環境”学習プログラム」が、この度、経済産業省の「第3回キャリア教育アワード」で奨励賞(地域密着型部門)を受賞しましたのでお知らせいたします。

 

 

■受賞した学習プログラムについて

1.プログラム名称
  “住まいと環境”学習プログラム

 

2.プログラム概要

 

1)対象

中学生

 

2)内容

事前学習、体験学習、事後学習で構成される3~6時間の学習プログラム

 

 

・事前学習…家づくりの基本について学ぶ

 

 

・体験学習…当社住宅商品「セキスイハイム」の模型キットを使い、一定の条件のもとで、間取り

 

 

 

検討・模型制作をグループで行う

 

 

・事後学習…制作した住宅についてプレゼンテーションを行い、当社グループ従業員が講評する

 

3.活動実績

 

1)参加者数

約5,000人(2007年度~2011年度) ※2012年度は12校で実施

 

2)実施エリア

東京セキスイハイム(株)、セキスイハイム中部(株)、セキスイハイム近畿(株)、

 

 

セキスイハイム九州(株)の担当エリア

 

4.評価された点

 

1)

学習指導要領と連動したプログラムになっており、教員向けガイドブックも用意するなど、学校の授業に

 

 

取り込みやすい取り組みとなっている。

 

2)

事前学習・体験学習・事後学習が一体となった体系立ったプログラムになっている。

 

3)

「自分の意見を考える」「チームで作業する」といったプロセスがあり、生徒の主体性を引き出すプログラ

 

 

ムになっている。

 

5.経済産業省のキャリア教育アワードについて

 子どもたちに対し働くことの意義や、学びと実社会とのつながりを伝え、社会的・職業的自立に向けた力を育成する「キャリア教育」の取り組みを推進するため、産業界による優れた教育支援活動を表彰するもの。
  
※経済産業省「第3回キャリア教育アワード」ニュースリリースURL:
  http://www.meti.go.jp/press/2012/02/20130220004/20130220004.htmllink

 

 

ご参考:積水化学グループの本業の特性を活かした社会貢献活動

 

1)住宅カンパニー(上記以外)

 

 

2009年度から、全国の販売会社が都道府県の警察と連携し、振り込め詐欺などの防止に関するリーフレ

 

 

ットを配布。

 

2)高機能プラスチックスカンパニー

 

 

2008年度から、化学の面白さを体感できる教育プログラム「化学教室プロジェクト」を研究所のある地域

の中学校1~3年生を対象に実施。延べ約2,400人(~2011年度)が参加。

また、小学生を対象としたイベント「子ども科学教室」を滋賀県の工場で2008年度から実施。

 

3)環境・ライフラインカンパニー

 

 

2009年度から、四国積水工業㈱(本社:愛媛県西条市)が地元の中学校1年生を対象とした理科授業と

 

 

工場見学を実施。


※積水化学グループの社会貢献活動URL:
  http://www.sekisui.co.jp/csr/contribution/index.html 

 

 

“住まいと環境”学習プログラム

生徒発表の様子

“住まいと環境”学習プログラム実施の模様

 

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