ごみを資源に変換する
バイオリファイナリー事業の新ブランド
「UNISON®」を立ち上げ

 モノを作るためのさまざまな素材はすべて地球からの贈り物です。限りある資源だからこそ、使い終えて役割を終えたモノたちを材料に還し、新しい生命を与えて循環させる。当社は、そうやって地球と共に社会を営み、生活と生命をつないでいきたいと考えています。
 「UNISON®」という名前には、地球と人間、自然と化学が響き合う合唱のような共同作業をしていくという想いを込めました。また、「Unique Solution for Nature®」は、プラスチック資源循環のための他に類を見ない解決策を表しており、各単語の頭文字で「UNISON」を構成しています。

 「UNISON®」は、BRエタノール技術をはじめとした、微生物を活用して可燃性ごみから資源を生み出すバイオリファイナリー事業のブランドです。同技術は、ごみ処理施設に収集された可燃ごみを分別することなくガス化し、このガスを米国企業LanzaTech NZ, Inc.が開発した微生物により化学触媒や熱・圧力を用いることなくエタノールに変換する世界初の革新的技術です。化石資源利用を減らし、二酸化炭素の排出抑制や、海洋プラスチック問題の解決にも寄与することで、持続可能な社会の実現への大きな貢献が期待できます。