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グループ人材力の向上

持続的成長を目指して人材を確保・育成しています

基本的な考え方グループ全体で人材力をレベルアップ

積水化学グループでは、持続的成長のためにグループ人材力の向上を目指し、人材の確保・育成における各種取り組みを進めています。人材の確保については、一定数以上を継続的に採用するだけでなく、適正な人員構成を図るため、グローバル規模でダイバーシティ(人の多様性の尊重)を踏まえたさまざまな観点から採用を実施しています。人材の育成については、グループ経営を牽引するリーダーの育成と現場のモノづくりを支える人材の育成を両輪として、グループ全体で取り組んでいます。

2016年度正社員年齢構成(積水化学)
    30歳未満 30~39歳 40~49歳 50~59歳 60歳以上
正社員年齢構成別人数(人) 男性 344 513 1237 830 31
女性 125 80 152 83 1
2016年度正社員離職者数(積水化学)
  男性 女性
正社員離職者数(人) 33 10

※離職理由に、定年、グループ会社への移籍は除く

入社後3年間離職率(積水化学)
  2012年度 2013年度 2014年度
入社後3年間離職率(%) 5.7 10.7 7.4

 

事業を支える育成体系の整備一人ひとりの成長を促進

積水化学グループは、キャリアプランに応じた階層別・技能別の育成体系を整備しています。事業領域が広く、各事業部が多くの権限を有するカンパニー制を採用している当社グループでは、人材育成の基本となる考え方やプログラムに基づき、それぞれのカンパニーやグループ会社単位で人材育成体系を運用しています。

従業員の研修費用(積水化学グループ)
  2014年度 2015年度
総研修費用 1,161百万円 1,043百万円
従業員一人当たり 58,631円 50,499円

※2014年度および2015年度は積水化学グループの実績

ビジネスリーダー育成

1)ビジネスリーダー早期育成

積水化学グループを牽引するビジネスリーダーを計画的に育成するために、入社から基幹職(管理職)に至るまでの一貫した育成体系を整備しています。

成長のベースは、日常の業務を通した「経験」とそこからの「学び」にあるという考え方に基づき、それらが連動するように育成体系を整備。「経験によって成長を促進するサイクル」(下図参照)を入社から基幹職(管理職)に至る過程で回すことによって、ビジネスリーダーに必要な能力を一人ひとりが高めていきます。

2)次期経営幹部育成

積水化学グループの基幹職を対象に、幅と厚みのあるビジネスリーダーの育成を目的とした社内ビジネススクール(際塾)を実施しています。

「際塾」では、多彩なケースと講義で様々な理論や思考方法を習得することで、経営戦略の立案に必要な能力を養い、グローバルな事業展開を推進するうえでの広い視野と思考力、行動力を磨きます。積水化学グループ全体の経営を大きく深く考えること、自らを伸ばすこと、そして変革に向けたアクションプランに結び付けていくことがねらいです。

階層別育成体系・成長を促進するサイクル

現場を支える人材の育成

現場で実務面から経営の基盤を支える人材は、長期にわたり経験を積み重ね、専門性の高い知識やスキルを獲得し、高度な実務者として自己を成長させていくことが大切です。この考えのもと、積水化学グループでは、現場を支える人材を正社員として採用し、長期にわたり安心して力を発揮できる環境づくりや現場力向上を目的としたマイスター制度などを展開しています。
今後も、現場の育成力を高める施策をグループ全体で推進していきます。

2016年に認定されたマイスター

グループ人材公募従業員のチャレンジ精神やキャリアプランをサポート

積水化学グループでは、グループ内で活躍する場を公募によって提供することで、従業員のチャレンジ精神やキャリアプランをサポートしています。

グループ人材公募では、従業員は上長の承認を得ることなく、イントラネットに掲載されたグループ内公募案件へ、募集要件に沿って誰もが応募することができます。

2016年度は、44件のグループ人材公募が実施され、12人が新しいキャリアを積水化学グループ内でスタートしました。

グループ人材公募

2016年度の取り組みと今後の展開グループ会社への研修機会拡大が進展

2013年度より、積水化学グループ全体でのビジネスリーダー育成の機会をさらに拡大しました。国内グループ会社の新任基幹職(管理職)をビジネスリーダーの候補と位置づけ、当該年度に昇格した者全員(2016年度は194人)を対象に集合研修を実施しました。

この研修では、国内グループのリーダー候補が集まってともに学ぶことで、グループ経営の意識を高めます。また、必要なスキルを基礎から習得することで、広い視野と高い視座を持つ次代リーダーとしての成長を目指します。

新任基幹職研修プログラム

2016年度の取り組みと今後の方向性賃金・労働条件に関する働きかけを実施

カンパニーやグループ各社の枠をこえた、積水化学グループ全体を通じた人材の確保・育成・活用を図る前提として、国内グループ会社の労働条件を集約し、各種制度改定や労働条件改善につなげる働きかけを継続的に実施しています。賃金水準のみならず、休日数や有休取得など、についても調査し、グループ全体の最適化を図っていきます。

 

労使関係労使の協調とコミュニケーション

積水化学グループでは、会社と労働組合をはじめとした従業員が、相互の立場や考え方を尊重しながら協調し、密なコミュニケーションを通じて会社の発展という共通目的のために、良好な労使関係を維持・発展させていくこととしています。国内グループにおいては、「全積水労働組合連合会」に16単独労組が加盟し、2016年度で4,410人が加入しています。

 

処遇について男女を問わず適正に処遇、医療や育休等の福利厚生を非正規社員にも提供

積水化学では、男女を問わず適正な処遇を実施し、性別による基本給与の差はありません。
また、原則として契約社員等の非正規社員に対しても健康診断等の医療、業務を起因とする障がいや病気の補償、育児休職等の福利厚生についての制度を適用しています。なお、会社が負担する生命保険の加入、定年退職金、持ち株制度等は、無期雇用の従業員のみ適用対象です。

 

個々人の業績とキャリア開発についての定期的評価

積水化学では、年齢や属性に関わらず活躍できるように人事制度を構築しています。成長の源は日常の身近な業務にあります。常に最大限の成果を出し続けるための具体的な行動および業務遂行能力を示したものが、Sekisui Self-Accountability & Competency Sheet(SSAC シート) です。

積水化学グループでは、すべての事業活動において、3S精神をとおして「ステークホルダーにご満足いただくこと」を企業理念としています。SSAC シートには、この3S精神のもと、業務を遂行するうえでの各人の役割と責任、また、会社の求める各コース、各資格ごとの具体的な行動が示されています。

なお、評価制度では、業績の結果だけではなく、結果に至るプロセスや業務遂行を通した成長(業務遂行能力の伸長)も評価の対象となり、その基準としてSSAC シートが使われています。

個々人の目標設定と評価については、定期的に上司と部下で話し合いをする機会を設けています。適用対象は正社員のうち、すべての職種、すべての階層の人です。

 

多様なキャリアパスの支援制度

積水化学では、自分のキャリアを見直し、自己申告と今後のキャリア計画に基づくコース転換制度や予め特定された職場・業務範囲において勤務するパートナー社員が、正社員への転換を選択できる制度があります。

2016年度の実績はコース転換制度9名(男性7名、女性2名)、正社員転換制度6名(男性1名、女性5名)でした。

 

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