ビジョンマネジメント

挑戦行動KPI

ESG経営推進における「人材」の重要性

長期ビジョン「Vision 2030」では、“Innovation for the Earth”というビジョンステートメントを軸に、社会課題解決や未来に続く安心の提供で、サステナブルな社会の実現とグループの持続的成長につなげることを目指しています。この長期ビジョンの実現においては、何よりも従業員一人ひとりが力を発揮し、ビジョン実現に向けて、従来のやり方にとらわれず、挑戦し続けることが大切です。
積水化学グループのESG経営では、5つの重要課題(ガバナンス(内部統制)、DX、環境、人材、融合)について達成度を測るKPIを設定し、全社で追求します。その中の「人材」については、長期ビジョン実現に向けた「挑戦行動の発現度」を測ります。2020年度は、目標値を設定するためのベンチマークとして、アンケートをグローバルで実施しました。

長期ビジョンの展開

積水化学グループは2020年に10年後のありたい姿を描いた長期ビジョン「Vision 2030」を発表し、さらなる高みへの挑戦として、“社会課題解決への貢献の倍増”を目指すことを宣言しました。長期ビジョンの実現には、職場展開のキーパーソンである組織長が、各部署のビジョンに落とし込みをして発信し、従業員の共感と一人ひとりの挑戦につなげることが重要となります。

起点となる経営層は自らの想いを映像にまとめ、それを改めて従業員に発信し、すべての組織長は「長期ビジョン展開ワークショップ」で自組織のビジョンを描きました。また組織長はメンバーとの対話の機会を「職場展開ワークショップ」というかたちで開催し、自ら描いた自組織のビジョンとその実現に向けたアクションを再検討しました。各組織のビジョンは社内イントラネットで共有し、さらに年度の事業計画に反映することで、実行性を高めます。なお、メンバーとの対話で出た反応や意見は経営層にフィードバックし、経営層からの継続的なメッセージ発信に活かす「双方向のコミュニケーション」を、3年間のロードマップに沿って実施いたします。

この取り組みは、2020年度はまず日本国内からはじめました。今後は海外においても、同様の施策を他4地域(北米、ヨーロッパ、中国、東南アジア)それぞれに合う形で企画し、実施します。

従業員一人ひとりが社会課題解決による長期ビジョンの実現に貢献していることを実感し、積水化学グループで働くことに誇りや希望を持ち、具体的に挑戦している活力あふれる企業風土づくりを目指します。

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長期ビジョン展開ロードマップ( 3 年間の取り組み全体像)

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組織長向け長期ビジョン展開ワークショップ

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ワークショップの様子

ワークショップ参加者の感想

  • 業容倍増が目的なのではなく、社会への貢献量を倍増し、社会課題を解決するという考え方が腹落ちしました。部下にまかせると いうことは丸投げする、放置することではなく、見守るということだという気づきがありました。
  • カンパニーを超えた多種多様のフロンティアリーダーとの意見交換により、自分に発想がなかったよい考え方に気づき、話し 合うことでアイデアのブラッシュアップができた。
  • ワークショップを通じて会社としての本気度が伝わってきました。「Vision 2030」に向けほかのカンパニーの方々がどのように 感じているのか知ることができました。貢献度を倍にすることに対して不安と期待が、入り混じっていましたが、研修を通じ お互いにやろうという意欲につながったと思います。自社も含めて、双方向のコミュニケーションの重要性と、形骸化した仕組み の廃止ということには強く共感しました。