環境・ライフラインカンパニー

更新日:2019年9月3日

プレジデント方針

Be reborn, UIEP !

〜with new success story for the next decade〜

(1) 成長戦略の加速化・重厚化
(2) ビジネスリスクの最小化

環境・ライフラインカンパニーは、日本国内で有数のシェアを誇る給排水管や、建設部材の生産・販売を基盤事業とするカンパニーです。

2017年度を初年度とする中期経営計画より、事業ポートフォリオを一新し、「配管・インフラ」「建築・住環境」「機能材料」の戦略3分野から構成される新たな戦略ポートフォリオを設定しました。

それぞれの分野で製品のおかれている市場環境・競争環境を踏まえて、「海外」「成長」「基盤」「改革」といった戦略を推進していきます。

特に「成長」「海外」においては、長年にわたって基盤事業で培った技術をベースとした高付加価値な製品を積極的に投入し、金属・木材・ガラスなどの異素材の代替を通じて領域拡大を推進していきます。

2018年度の業績

海外事業の順調な拡大で国内汎用品の苦戦をカバー
カンパニー最高益を3年連続更新

環境・ライフラインカンパニーの2018年度は、国内事業の汎用品が販売数量および、販売価格ともに苦戦しましたが、米国の航空機向け内装プラスチックシートなどの海外事業が順調に回復し、売上高はほぼ横ばいの2,392億円、営業利益は前期比2億円増の150億円となり、3年連続の過去最高益を達成することができました。

地域別の状況をみると、国内事業では、高付加価値かつ成長が期待できる「重点拡大製品」は順調に拡大したものの、汎用品が苦戦したのに加え、IT投資の需要減によりプラント配管事業が影響を受けました。海外事業では、航空機向けシート事業が順調に回復すると共に、シート事業、鉄道向け合成まくらぎの成長に向けた増産投資も完了し、業績貢献しています。

戦略3分野は成長ペース加速へ

当カンパニーは現在、「配管・インフラ」「建築・住環境」「機能材料」を戦略3分野に設定しています。戦略3分野の成長加速と、高付加価値かつ成長が期待できる「重点拡大製品」の伸長で中長期的な収益拡大を目指しています。

2018年度、「配管・インフラ」分野では、汎用品の苦戦はありましたが、省施工化に資する重点拡大製品、新製品、管路更生資材などの販売が拡大し、売上高は前期並みとなりました。「建築・住環境」分野では、建材は災害復興需要もあり販売が好調でしたが、集合住宅着工数減少に伴うユニットバスの販売減少などにより、売上高は前期を下回りました。「機能材料」分野では、米国の航空機向け内装プラスチックシートの販売が順調に回復、欧州・米国中心に鉄道向け合成まくらぎの採用も拡大し、売上高は前期を上回りました。

2019年度の計画

海外での拡大継続と国内での重点拡大製品拡販加速で、大幅増益を達成し、4期連続の最高益更新へ

環境・ライフラインカンパニーの2019年度は、国内では重点拡大製品の販売拡大と新製品の投入を継続していきます。海外では前期に実施したシート、鉄道向け合成まくらぎの増産投資効果を発現させることで成長を継続していきます。これらの施策により、売上高は前期比48億円増の2,440億円を目指します。

一方で、前年度苦戦した国内の汎用品は、スプレッド改善を推進すると共に、生産再編や低採算事業に対する構造改革を加速させます。これらの施策により、当期の営業利益は、前期比20億円増の170億円達成を目指しており、4期連続の最高益更新を狙います。

マーケットに適した製品で重点拡大製品の拡大を加速

当カンパニーがターゲットとする土木工事などの「公共」分野、ビル建築などの「民間」分野、航空機シートや鉄道向け合成まくらぎなどの「海外」分野では、それぞれのマーケットで当社の強みを活かせる重点拡大製品の拡販に注力します。「公共」では、国土強靭化計画や3か年緊急対策などでインフラの保全や強化に公共事業関係予算が計上されているのに対して、老朽インフラ対策に「管路更生工法」、シールド工事用途に「SEW(シールド工法用合成木材FFU)」など予算の目的に適う重点拡大製品の拡販を進めていきます。さらに、「民間」でも高層建築対応の耐震型給水管「ハイパーAWHP」や豪雨対策の「大型高排水システム」などに注力し、「海外」では難燃・高意匠の「航空機向け内装プラスチックシート」や環境規制に対応する「合成まくらぎ」など当社ならではの「際立ち」を活かした重点拡大製品を軸に採用拡大と拡販を進めていきます。

戦略3分野では、「配管・インフラ」「機能材料」では増収を「建築・住環境」では構造改革を

戦略3分野別にみると、「配管・インフラ」分野では大都市圏の建築市場向けを中心に、引き続き省施工化に資する重点拡大製品、新製品の販売拡大を図ります。また管路更生資材は引き続きパートナー戦略を推進します。「建築・住環境」分野では、構造改革による収益力強化および重点拡大製品、新製品(新住宅雨とい超芯レボル、看護施設向け大型浴室(KGS-F)、大型高排水システム)の販売拡大を図ります。「機能材料」分野では、航空機向け内装プラスチックシートについては、新規顧客獲得や用途開拓(建築・医療・鉄道)により、増産投資の効果を本格的に発現させます。鉄道向けの合成まくらぎについては、パートナー戦略推進により、欧州や米国など海外での採用拡大を目指します。

事業活動を通じたSDGsへの貢献

主な製品

  • 住宅用給排水システム
  • 建物用の耐火パイプ
  • 耐震型高性能ポリエチレン管
  • 高耐食・耐薬品性能のプラント製品
  • SEW(シールド工法用合成木材FFU)
  • 航空機向け内装プラスチックシート
  • 管路更生工法(SPR工法)
  • 意匠性向上の雨とい
  • 機能性畳
  • 鉄道向け合成まくらぎ
  • 医療機器向けシート
  • 医薬品などの保存・輸送用滅菌バッグ

業績推移

カンパニー関連指標

※2019年度の最新の計画については説明会資料をご覧下さい。