システムバス「楽浴楽座(らくよくらくざ)」に『千住博“滝”バージョン』が誕生

―「入浴しながら絵画を楽しむ」新しい入浴スタイルを提案―
2009年12月7日
積水化学工業株式会社
積水ホームテクノ株式会社

浴室の壁に日本画家・千住博氏の“滝”を再現

浴槽やベンチもヒノキ仕上げ、和の情緒に浸れる浴室

■1月から髙島屋東京店(日本橋)・大阪店で外商顧客向け先行予約受付開始、4月から出荷開始



 積水化学工業株式会社(代表取締役社長:根岸修史)の100%子会社である積水ホームテクノ株式会社(代表取締役社長:近藤規郎)は、このほどシステムバスBath Saloon「楽浴楽座」の特別限定仕様として『千住博“滝”バージョン』を開発、2010年1月2日より、株式会社髙島屋東京店・大阪店で外商顧客向け先行予約受付を開始します。なお、出荷開始は4月を予定しています。

 『千住博“滝”バージョン』は、世界的に有名な日本画家、千住博氏(京都造形芸術大学学長)の作品<滝シリーズ>をガラスにダイレクトに印刷し、浴室の壁パネルに使用したもので、入浴しながら絵画を楽しむことができる高付加価値型システムバスです。


Ⅰ.開発コンセプト

 
近年は浴室で音楽を聞いたり、映画を観たりする人が増えています。「入浴を楽しむ」 「リラックスの場としたい」といったニーズに積極的に対応して開発したのがシステムバス「楽浴楽座」シリーズですが、そのコンセプトをさらに進化させ、新たな浴室の楽しみ方を提案するのが、絵画を楽しむ浴室『千住博“滝”バージョン』です。浴室の窓から四季の移ろいを楽しむのと同様、「絵画を楽しむ浴室」が開発コンセプト。システムバスの新しい付加価値を追求しました。


Ⅱ.『千住博“滝”バージョン』の概要

1. 電子データをガラスに直接印刷
 特別限定仕様『千住博“滝”バージョン』は、千住博氏の作品の中の<滝シリーズ>を電子データ化してガラスに印刷することで再現、入浴しながら絵が鑑賞できる新しいスタイルの浴室です。

2.和の情緒が楽しめるように浴槽やベンチもヒノキ仕上げ
 
入浴しながら日本の叙情的風景の代表である“滝”を楽しむことができるように、浴槽やベンチには従来商品のオプションパーツであるヒノキ仕上げを標準採用としました。ヒノキのベンチに座り、ヒノキ浴槽から立ち上がる湯気を通しての絵の鑑賞は和の情緒たっぷりです。

 3.衝撃、経年変化に強く、環境にも配慮
 
“滝”を再現した壁パネルは、衝撃に強い合わせガラス仕上げで経年変化にも強く、印刷には環境に配慮した無鉛インクを使用しています。

*千住博氏(1958年生まれ)
 現在ニューヨークに拠点を構え、活動する世界的な日本画家。東京芸術大学美術学部卒。1995年現代美術のオリンピックといわれるヴェネチア・ビエンナーレで東洋人として初めて絵画部門で優秀賞を受賞、絵を描くだけでなく講演や著述など幅広い活動を続けています。


Ⅲ.販売価格/販売計画

  
税込価格は525万円から(浴室の広さは1坪から)
 ※ヒノキ浴槽を人造大理石仕様へ変更すると401.4万円から
 ※浴室の広さは標準で1.25坪までですがさらに大きなものは別途ご相談を承ります。
 ※千住博直筆オリジナルエディションナンバーとサインプレートが付属します。
 2010年1月2日から株式会社髙島屋東京店(日本橋)・大阪店で外商顧客向に先行予約受付を開始し、4月から出荷を開始します。2010年度に100台の限定販売を計画しています。


■「楽浴楽座」について 
  
「楽浴楽座」は、高齢者にも使いやすい安心・安全入浴をサポートする「楽浴」、くつろぎ入浴「楽座」をコンセプトに開発した高付加価値型システムバスで、コンセプトを商品名としています(2009年1月発売)。

1.ベンチスタイル
 「楽浴楽座」はベンチスタイルが最大の特長で、カウンターの代わりにひろびろとしたベンチを提案。ベンチを浴槽脇に設置したL型と浴槽対面型のI型の2種類あります。ベンチに座ってのシャワーやミスト浴、音楽やテレビなどを楽しむことができます。

 2.高い可変性能、I型からL型へも変更可能
 
生活や身体の変化に対応して、I型(浴槽に対し平行にベンチを設置)からL型(浴槽に対し垂直にベンチを設置)に容易に改装できます。L型配置にすれば移乗ベンチ※に。歳を重ねてもリフレッシュの場として浴生活を楽しめるよう、身体機能の変化にも対応する工夫もこらしています。
※移乗ベンチ:座ったまま腰を滑らせて浴槽へ入浴するための補助器具。立った姿勢から入浴するよりも転倒防止などの効果が高い

3.直線2方向開口システム
 
2方向開口システムを開発。従来のシステムバスでは対応が難しかった屋外へのつながり、居室へのつながりといった浴室まわりのプランニングの自由度が高まりました。

 4.人間工学的見地から安心・安全のデザイン
  
「楽浴楽座」は、「楽に座れる」、「楽に掴める」、「楽に洗える」、「楽に浴びる」、「楽に浸かれる」、「安心して踏む」、「安心してまたぐ」など、これまで当社が蓄積してきた人間工学の知見を活かしてデザインしたシステムバスです。「誰にでも」の視点からさらに「私の・あなたの」生活スタイルや習慣、体力差に対応できる安心・安全設計などが特徴です。
 

楽浴楽座 千住博“滝”バージョン

『楽浴楽座 千住博“滝”バージョン』

 

 

 【ご参考】

 積水ホームテクノ株式会社の概要

 

本      社

大阪府大阪市淀川区宮原3-4-30 ニッセイ新大阪ビル17階

 

東 京 事 務 所

東京都新宿区西新宿8-15-17 住友不動産西新宿ビル3階

 

代  表  者

代表取締役社長 近藤 規郎

 

資  本  金

3億6000万円

 

売      上

約400億円(2009年3月期)

 

従 業 員 数

約400人

 

主な事業内容

住宅用設備機器の製造、販売

 

 

 

住宅用建材及び関連部材の販売

 

 

 

商品付帯工事及び建築関連工事

 

 

 

メンテナンス、リフォーム工事

 

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