2013年度

「積水化学 自然に学ぶものづくり 研究助成プログラム」に、多数の応募をいただき、まことにありがとうございました。336件の応募の中から、下記16件の研究を選考し、助成を行いました。

 

2013年度助成テーマのひとつである、大阪大学 関修平教授の研究成果が、
英国Nature Publishing GroupのNature Communications誌のオンライン速報版で公開されました。

大阪大学プレスリリース

自然に学ぶ研究事例「粒子線に学ぶナノ構造体の創製」

Nature Communications掲載記事(2014年4月28日公開)

 

氏名 所属機関 役職
(所属・役職等は助成受賞当時)
助成研究テーマ
植田 充美 京都大学 教授 マメ科根粒菌を用いた未来型エネルギー水素の液体キャリアーとしてのアンモニアのバイオ生産デザイン
関 修平 大阪大学 教授 1000を超える超高アスペクト1次元ナノ構造の形成と力学機能 -世界で一番細い蜘蛛の糸の形成と制御-
中村 太郎 中央大学 教授 腸管構造に学ぶ固液混合/高粘度流体の搬送を可能にする蠕動運動ポンプの高機能化に関する研究
古海 誓一 (独)物質・材料研究機構 主幹研究員 オパールを模倣したナノ周期配列構造によるソフトな高分子レーザー
能木 雅也 大阪大学 准教授 コーヒーの染みに学ぶ、電気の流れる透明な紙の開発
大内 誠 京都大学 准教授 ビニルアルコールを軸とする高分子研究 -自然に学ぶ合成法と機能創出-
西野 敦雄 弘前大学 准教授 単純な体のつくりをもったホヤのオタマジャクシ幼生に学ぶ指向的遊泳を行うための柔らかな神経筋制御システムの研究
上野 隆史 東京工業大学 教授 バクテリオファージに学ぶ金属?分子針複合体の開発
奨励賞
氏名 所属機関 役職
(所属・役職等は助成受賞当時)
助成研究テーマ
高梨 琢磨 (独)森林総合研究所 主任研究員 天敵の模倣振動による害虫防除法の開発
村岡 貴博 東北大学 助教 タンパク質同様の熱応答性を示す水溶性機能分子の開発とタンパク質安定化への応用
高木 慎介 首都大学東京 准教授 粘土鉱物をテンプレートとした人工光捕集系の開発
岡 芳美 富山大学 特命助教 渡り鳥に学ぶ微弱磁場センシング・システムの創製
藤川 太郎 東京電機大学 助教 蝶の姿勢制御メカニズムに基づく小型はばたきロボットの開発
出川 洋介 筑波大学 助教 ~ミクロの世界の六角ボルト?~ 昆虫腸内共生菌類に学ぶ胞子の腸管壁接着機構の解明
毛利 千香 Smithsonian Institution Forbes Fellow 沖縄と東南アジアの天然染料分析 -染色技術と歴史的交流の解明-
異分野連携研究
氏名 所属機関(専門分野) 役職
(所属・役職等は助成受賞当時)
助成研究テーマ
(代表者)
西森 拓
広島大学(非線形非平衡物理学) 教授

生き物の群れ行動に学ぶ新しい自律的協調システムの開拓

中田 聡 広島大学(界面化学) 教授
泉 俊介 広島大学(生物化学) 教授
秋野 順治 京都工芸繊維大学(応用昆虫学) 教授


過去の助成テーマ

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