-5G/6G対応用製品-
透明フレキシブル
電波反射フィルム
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- 透明フレキシブル電波反射フィルム
sub6~mm波~THz域帯の電波を反射でき、あらゆる物の表面に貼り付け可能な薄い透明フレキシブルフィルム。
5Gや将来の6Gといった通信電波の高周波化において、指向性が高く減衰しやすいことから、電波が届きにくくなると懸念されます。
本材料を施工するだけで、屋内外含め景観を損ねることなく、如何なる場所にも、電源レスで、通信環境を改善することが出来ます。
壁や窓、壁掛け絵画や時計、曲面や柱etc… どんな異形状な場所でもまるでポスターを貼る様に、非常に簡便に施工出来ます。
また張替えなど再施工も容易に可能。耐久性に優れ、電源不要なために、一度施工すればメンテナンスフリー。
利用者のストレスを無くし、IoT化社会を支える、通信環境を大きく変える画期的な材料です。
積水化学工業が誇るフィルム加工技術と、技術提携先:Metamaterial Inc.(本社Canada)との連携より得られた内部の特殊メタマテリアル層によって、高耐久/高透明ながらも電波だけを拡散反射し、通信における死角を無くすことが出来ます。
アンテナで使うような金属材料と同等以上の反射特性を有し、5Gや将来の6Gで用いられる高周波電波に対して優れた効果を発揮します。
日本最大級規模のローカル5Gを整備した東京都立大学にて、透明フレキシブル電波反射フィルムの実証実験を実施いたしました。
- 第1回
- 第2回
南大沢キャンパスの電波カバーエリア
※東京都立大学HPより
電波の届かないエリア→反射フィルムの設置による電波環境変化の測定
使用電波:sub6、ミリ波電波
- 直径を変化させても電波強度に大きな差は見られない事が確認されました。
- ロール状に配置する事で反射フィルムの拡散性範囲が拡大し、死角解消を簡便に行います。
↓
反射フィルムを設置する事によりカバーエリアの拡大が期待できます
第2回(2023年12月)
検証内容
コーン形状での電波反射性の評価
- 円錐・円柱型にフィルムを設置
- コーンの高さや本数を変え18パターンで評価
- 使用電波:sub6
- 評価場所(屋外):情報処理施設前及び周辺
フィルム形状
- 高さ
- 小(420mm)
中(620mm)
大(900mm)
- 本数
- 各種1〜3本
反射板なし-100~-105dBm
反射板あり-85~-100dBm
- 平板に比べ、電波が拡散されている影響で低強度ながら電波環境改善が確認されました。
- 平板では、正反射の位置調整が必要であるが、円錐及び円筒状では、細かい位置調整が不要であった。
↓
形状変化での電波環境改善効果に加え、平板で必要な正反射の細かな位置調整が不要となり、
設置場所を選ばず、容易な作業性が期待できます。