積水化学工業株式会社(代表取締役社長:髙下貞二、以下「積水化学」)と米国のThe
Lubrizol Corporation(以下「ルーブリゾール社」)の子会社Lubrizol Advanced Materialsによる合弁会社S
AND L SPECIALTY POLYMERS CO., LTD.(以下「S&L社」)は今年6月、タイ・ラヨーン県マプタプットのヘマラートイースタン工業団地内において、塩素化塩化ビニル(CPVC)樹脂工場を稼働させておりましたが、10月2日、オープニングセレモニーを開催しました。
セレモニーには、積水化学およびルーブリゾール社の経営幹部をはじめとする両社関係者のほか、地元政府や取引先、協力会社の方々など、総勢100名以上が出席しました。 最初に仏教式典を執り行い、出席者全員で、今後の安全な生産活動と事業の発展を祈念しました。

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仏教式典ののち、両社代表により、タイ国樹「ラチャブルック(英語名
ゴールデンシャワー)」の記念植樹を行いました。
積水化学 代表取締役社長 髙下 貞二 (写真左)
Lubrizol Advanced Materials, President Eric R. Schnur様
(写真右)
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続く企業式典で、積水化学社長の髙下より、次のとおりあいさついたしました。
「積水化学ではこの新工場で生産したCPVC樹脂をタイ国内でコンパウンド化し、『Durastream(デュラストリーム)』ブランドで給湯管などの材料として世界のお客様へ提供していきます。 積水化学グループのグループビジョンは「際立つ技術と品質により、『住・社会のインフラ創造』と『ケミカルソリューション』のフロンティアを開拓し続け、世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献していく」ことです。このビジョンのとおり、このCPVC事業を通じてアジアの新興国を中心としたインフラ需要に応え、関係各社様、そしてタイの皆様のご協力のもと、さらなる成長をしていきたいと思います」
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続いて、ルーブリゾール社を代表してEric R. Schnur様からのごあいさつ、そして、タイ工業団地公社副長官のVitoon
Yuutim様からのご祝辞をいただきました。

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Lubrizol Advanced Materials, President Eric
R. Schnur様
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タイ工業団地公社 副長官 Vitoon Yuutim様
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最後に、両社代表と、S&L社CEOの江口吉彦(下写真・中央)がテープカットを行いました。
企業式典終了後には、近隣のホテルに場所を移し、昼食パーティーを行いました。

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パーティーの冒頭、積水化学 取締役 専務執行役員 高機能プラスチックスカンパニープレジデントの加藤敬太(写真左)が、次のとおりあいさついたしました。
「工場新設にあたり大変お世話になりました皆様に多数ご出席いただき、CPVC樹脂新工場のお披露目を無事できましたことをうれしく思います。これから生産が本格化いたしますが、安全を最優先に工場を運営し、このプロジェクトを成功させたいと思います」
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積水化学 高機能プラスチックスカンパニー プレジデント 加藤敬太
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パーティーの最後には、S&L社CEOの江口から、次のとおりあいさついたしました。
「S&L社は、私を含めた日本人5名と、タイ人53名からなる全従業員58名の会社です。58名全員の力で安全で安心できる現場を作り上げていきます。従業員が入社してよかったと思える会社、そして皆さんに訪問したい会社と言っていただけるよう、自信と責任を持って会社を成長させていきたいと思います」
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■S AND L SPECIALTY POLYMERS CO., LTD.について
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1)会 社 名
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S AND L SPECIALTY POLYMERS CO., LTD. (エスアンドエル スペシャルティ ポリマーズ)
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2)設 立
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2013年4月10日 (※合弁会社としては2014年5月20日にスタート)
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3)資 本 金
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1,700百万タイバーツ (出資比率:積水化学51%、Lubrizol Advanced
Materials 49%)
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4)代 表 者
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取締役CEO 江口吉彦
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5)事業内容
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CPVC樹脂の生産
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6)生産能力
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3万トン/年
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7)所 在 地
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タイ王国 ラヨーン県 マプタプット ヘマラートイースタン工業団地
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8)敷地面積
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約25,000㎡
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S&L社は、日本を除くアジア地域で業界初のCPVC樹脂工場として、高品質な製品を生産し、存在感を発揮していきます。
以上
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