積水化学工業株式会社(代表取締役社長:髙下 貞二)の環境・ライフラインカンパニー(プレジデント:久保 肇)は、傘下の山梨積水株式会社(以下山梨積水)を水インフラ分野における射出成型品の基幹工場とすべく、工場建屋の増築および本館厚生棟を新設し、4月21日(火)に竣工しました。
山梨積水について
山梨積水は、1995年に東洋化学産業株式会社として設立され、2012年12月からは三菱樹脂株式会社からの管材事業譲受けに伴い積水化学グループ入りし、2013年10月より現在の社名となりました。
環境・ライフラインカンパニーにおける生産再編の中で、これまで東京工場(埼玉県朝霞市)で生産を行っていた給排水・下水用の樹脂製継手および樹脂製マス・マンホールの大半を山梨積水へ移管しています。これに伴い今回新たに第2工場などを建設し、生産能力は従来の6,000トン/年から大幅に増加しました。
また、本館厚生棟には建物の基礎部分に地中熱利用システム「エスロヒート地中熱」を敷設するなど、環境負荷削減も意識した工場となりました。
<山梨積水株式会社の概要>
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山梨積水では、積水化学グループの一員として全国のインフラ整備の一翼を担うとともに、地域行政・地元企業との連携により2027年のリニア中央新幹線の新駅開業に向けた街づくりにも積極的に取り組んでいきます。
山梨県内での71名の新規採用者を含め、総勢251名で新たな山梨積水としての第一歩を踏み出しました。