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PEOPLE #02 / ENVIRONMENT / LIFELINE


現場の方からの「ありがとう」が 大きなやりがい

環境・ライフラインカンパニー
研究開発・製品開発

工学研究科 未来材料創成工学専攻

シミュレーション技術を駆使し、
開発スピードを速めることに貢献。

Q 現在所属する部署の内容と主な仕事内容について教えてください。

私が所属している部署は、開発スピードを大幅に速め、製品性能や樹脂成型技術を向上させるため、シミュレーション技術を駆使した改善提案を行っております。数ある技術のうち、私は主に押出成型、射出成型のシミュレーションを担当しております。また、現在の業務ではシミュレーション技術だけでなく、材料力学や樹脂の知識、開発者の意図や目的を汲み取る理解力、分析力、コミュニケーション能力など様々なことが要求されます。

シミュレーション技術を駆使し、開発スピードを速めることに貢献。

実際の現場で会話をすることで、
課題解決ができることも。

Q 仕事の面白みや、やりがいについて教えてください。

現在所属している部署では、新しいシミュレーション技術の構築、成型技術の向上とノウハウ蓄積に加えて、工場や営業からの技術的な課題についての相談対応も行っております。私たちの部署に寄せられる相談の多くは、実際に起こっている現象を可視化したり再現することが難しいため、シミュレーションの真価が発揮されます。また、単にシミュレーションを行うだけでなく、実際に現場に赴き、現物を確認し、相談者の人と膝をつき合わせて意見を出し合うことで、課題を解決することができます。テーマをやり遂げた時に、相談者の方々から掛けて貰う「ありがとう」の一言が、私の大きなやりがいの1つです。

実際の現場で会話をすることで、課題解決ができることも。

いろいろな社員と触れ、数多くの
技術や製品に関わることができると確信。

Q 積水化学を志望された理由を教えてください。

説明会で話を聞いた際、この会社なら数多くの技術や製品に関われると感じたことがきっかけで、積水化学に興味を持ちました。社員の方々と話をした際は、「専門分野に囚われず幅広く挑戦したい」といった私の気持ちに対して、「君の専攻は化学」と決め付けて否定せず、どうすれば専門外の分野に飛び出して活躍していけるかを、親身にアドバイスして頂きました。面接においても、会う人会う人がその思いを尊重してくれて、本当に嬉しかったです。「こんな人達と働きたい」と心から思い、積水化学への入社を決意しました。

いろいろな社員と触れ、数多くの技術や製品に関わることができると確信。

就職活動は、本当になりたい自分を探す数少ないチャンス。

Q 就職活動生へ向けたメッセージをお願いします。

皆さんはこれまでの学生生活を通じ、培ってきたモノがたくさんあると思います。その上に、これから先のキャリアを積上げていくのも良いと思います。しかし、新しいことに挑戦し、土台を広げていくことも非常に重要です。就職活動は様々な業界を見ることができる数少ないチャンスです。色々な会社を見て、そこで働く自分を想像して、本当になりたい自分がどの様なものなのか、是非トコトン考えてみて下さい。皆さんと共に、積水化学を盛り上げていけることを楽しみにしています。

SCHEDULE 1日のスケジュール

  • 8:00 出社
  • 8:30 体操&朝礼
    安全への取り組みの1つとして、毎朝従業員全員で体操をします。体操をすることで安全の意識が高まるだけでなく、仕事の効率化にもつながります。その後、朝礼で1日の流れを確認し、情報共有を行います。
  • 9:00 他部署との打ち合わせ
    製品の改善点について研究所の方と打ち合わせを行います。
    研究所や営業現場など、実際に現場に行って打ち合わせをすることも多いです。打ち合わせで得たアイデアを取り入れ、開発に活かします。
  • 12:00 昼食
    工場内の食堂で同僚や先輩社員と一緒に食事をとります。昼休みの残りの時間はスポーツをする事が多いです。汗を流しリフレッシュする事で、午後の業務により集中して取り組むことができます。
  • 13:00 試作品分析
    新製品の試作品の分析を行います。
    分析実験を行い、製品の耐久性や可とう性のチェックをします。実験結果はまとめ、上司の方に報告します。実験で出た結果や気付きはその日のうちに情報共有するように心がけています。
  • 17:00 当日業務のまとめ、振り返り
    当日の業務をまとめ、明日以降の計画を立てます。
    実験結果の資料作成をしたり、明日の準備をする事が多いです。1日の振り返りをしっかりと行うことで翌日の業務の効率が上がります。
  • 18:30 退社