
パラ陸上
近藤元
「苦しい経験を輝ける時間に繋げていけたら」
前を向いて進み続ける近藤選手
中学校から始めた陸上競技。大きな転機が訪れたのは、
2020年12月、自身が20歳のとき。
バイク事故に遭って生死をさまようほどの大怪我を負い、右脚を失いました。
歩くこともできず、何もできない状態で絶望感に陥りながらも、
近藤選手は決して諦めませんでした。
2021年に退院したのち、パラ陸上のアスリートとして復帰することを決意します。
地道な努力の末、2023年6月のジャパンパラ競技大会では、100m・200m・走幅跳の3種目すべてを制し、3冠達成。
翌2024年大会でも3種目を制覇し、見事2年連続で3冠達成となりました。
「苦しい時間はありましたが、その体験が、これからの楽しい時間や輝ける時間に繋がっていけばいいなと思います」
輝ける未来のため、逆境のなかでも前を向いて進み続けます。