RESULT競技会の結果

  • 開催:2020年10月18日(日)
  • 会場/開催地:福岡・宗像市~福津市~宗像市(6区間42.195km)

2020年10月

プリンセス駅伝 in 宗像・福津 第6回全日本実業団対抗女子駅伝予選会

プリンセス駅伝 2連覇!!

1区佐藤選手、3区新谷選手が区間新の走りで、3区終了時点で2位と約2分の大差を付けて後半区間へ!
そのまま1度もトップを譲ることなく、アンカー森選手が笑顔でゴールしました。
これからまたチーム一丸となり、11月22日の本戦「クイーンズ駅伝」に挑みます。
今年は応援自粛で現地での応援はできませんでしたが、テレビや従業員向けのzoom配信を通じて、たくさんの応援ありがとうございました。
引き続きセキスイフェアリーズへのご声援をどうぞよろしくお願いします。

RESULTSレース結果

【総合成績】 出場28チーム(内上位14位までが全日本実業団駅伝大会への出場権を獲得)

順位 チーム名 記録
1 積水化学 2時間17分03秒

【チーム区間成績】

区間・距離 選手名 記録 区間順位 通過順位
1区・7.0k 佐藤 早也伽 22分22秒
(区間新記録)
1位 1位
2区・3.6k 卜部 蘭 11分21秒 3位 1位
3区・10.7k 新谷 仁美 32分43秒
(区間新記録)
1位 1位
4区・3.8k 宇田川 侑希 12分34秒 9位 1位
5区・10.4k 和田 優香里 35分59秒 15位 1位
6区・6.695k 森 智香子 22分04秒 9位 1位

COMMENT選手コメント


1区 佐藤 早也伽選手

優勝を目標に全員で走ったので、連覇を達成できたのが、すごく嬉しいです。
序盤は周りの出方を見ながら走って、どこかで先頭に立ち、集団を引っ張っていければと思っていました。本当に調子が良い状態なら、早い段階で先頭に出てペースをあげて後続を引き離していきたかったのですが、それはできなかったので、流れの中で後半の勝負を待つ形になりました。
終盤、余裕があったわけではないのですが、順位を争っていた選手がペースを上げてきて、それに負けないようについていった結果、残り1lkmを切って『もう行こう』と思ってスパートしました。
最後は限界も近くなり、2位以下を離せているのか不安でしたが、少し差をつけられたので良かったです。
私の走りが、少しでもチームの勢いにつながったのであれば嬉しいです。
今大会もそうでしたが、クイーンズ駅伝は新型コロナウイルスの影響で会社の方が沿道に応援に来ていただけない状況です。
直接見に来られないだけに、私たち選手からテレビなどを通して、勇気を届けられるような走りをしたいと思っていますので、引き続き応援よろしくお願いします。


2区 卜部 蘭選手

2連覇チームの一員として走れたことを、素直に嬉しく思います。
会社の同じ部署の方から寄せ書きをいただいて、スタート前にもそれを見て、力をいただきました。
会社の名前を胸元につけて走る重みや、応援してもらえる嬉しさを改めて感じるレースになりました。
1区からトップで襷をいただいて、その流れに乗って、1秒でも早く次に渡す気持ちで走りました。
ラスト1kmぐらいのところにスタッフの方がいてくださったので、そこで気持ちを切り替えて最後まで、という展開になりました。
トップで襷をもらったのが初めてだったので、緊張感もありました。前に選手がいなくて目標物がない分、『自分自身が1秒でも早く襷を渡すんだ』という気持ちで、最後の最後まで走りぬくつもりで走れたと思います。
今回は区間賞まであと4秒足りなかったので、クイーンズ駅伝までにもう一度トレーニングを積み直して、区間賞を獲れるように頑張りたいと思います。
たくさんの応援をいただいたおかげで、自分自身を奮い立たせたり、とても大きなパワーをいただきました。本当に感謝の言葉しかありません。


3区 新谷 仁美選手

クイーンズ駅伝に向けての予選を、無事に通過することができて良かったです。
率直に、とてもきつかったです。暑さもあったし、一番堪えたのは無観客レースという精神的なところ。それは仕方ない部分で、私たち選手もそれが普通になるかもしれないと思って慣れなければならないし、直接的な応援だけではなく、画面越しからの応援があると理解したうえで力を出し切る必要があると思っています。
私にとって、単独で走るのは、さほど難しいものではありませんでした。独走になるのは展開としてわかっていましたので、久しぶりに走る10kmで自分がどれだけ力を出し切れるのか、その不安の方が大きかったです。
最終的なタイムは評価していただいていますが、全体を通してキレがなかったのと、8km以降は苦しくなってしまったので、もう一回走り込んで脚力をつけなければならないと感じています。
次にやるべき事は、もちろんクイーンズ駅伝での優勝。
それは私一人ではどうにもできないことで、今日走った選手だけでなく、補欠の選手やスタッフ、会社の人たちも含めてみんなで優勝を目指していきたいと思っています。
今日のような逃げ切りも、次のレースは簡単にできないので、これから1ヶ月、私も含めて切り替えてやっていきたいと思います。


4区 宇田川 侑希選手

優勝を目指してきたので、今はホッとしています。
4区は短い区間なので、最初から飛ばしていくつもりでした。
1区~3区の勢いを受け、タイムの貯金を切り崩さず走りぬく戦略だったので、襷をもらった瞬間から最後まで、自分の中では常にダッシュという感じでした。
はじめて走るプリンセス駅伝でしたが、先頭で走るのは、見えない敵と戦うようなもの。ただ、後ろは気にせずリラックスして走りたかったので、前だけを見て自分のリズムで集中していこうと思って走りました。
チームとしては夏の前半など、少しまとまりにくい時期もあって、大丈夫かなと心配な時もありましたが、駅伝も近づいてくるとみんなの気持ちも入り、ひとつにまとまることができました。
全員、“やる時はやる”というのがこのチームの良いところだと思います。
今年は新しい仲間が入ったのもあり、チームとして上位を目指せる力がつきました。
従業員のみなさまに恩返しをするなら、クイーンズ駅伝では過去の最高順位以上の結果を出すことが必須だと考えています。
そこまでは必ずみんなで行きたいと思いますので、引き続きご声援よろしくお願いいたします。


5区 和田 優香里選手

今回はチームとして、この大変な状況の中で支えていただいている会社のみなさまに、活力を与えるような走りをしようと心がけて走りました。
総合優勝の結果は素直に嬉しいです。
もともと逃げるレースになるだろうと思っていました。個人としてもトラックで結果が出せず、力が足りない部分も理解したうえでの試合でした。その中で、自分の力を100%出すことに集中して走ったのが今日のレースです。
欲を言えば、区間上位で走るのが優勝チームとしての走りだと思います。
でも、今まで気持ちの弱い部分が出てうまく走れない時期もあった中、強気で覚悟を持って走れたのは、収穫だと思っています。追い上げてくる他チームの勢いは肌で感じていたので、怖さもありましたが、逃げるというより『前に、前に』という気持ちで走れて良かったです。
クイーンズ駅伝はチームとして優勝を目指して、少なくとも去年以上の走りをするのが絶対条件になります。
他にも強いチームがいる中で、どうやって過去の自分を越えていけるかに集中して、あと1ヵ月、自分の力を上げるのに集中して頑張っていきたいと思います。


6区 森 智香子選手

目標だった優勝が達成できて、ホッとしています。
しっかり貯金を作ってアンカーまで持ってきてくれたので、最初は『絶対優勝しなければならない』『焦らず自分の走りをすれば逃げきれる』と思いました。逃げるだけでなく、自分にも挑戦しなければならないと思ったので、積極的に前に出る走りを心がけて走りました。
周りに選手がいなくて、1人で走る難しさもありましたが、合宿では、それを見越した練習もしていました。
いつもは、ポイント練習で全員並んで走るところを、5秒や10秒ずつずらして、1人でどれだけしっかり走れるか見たり、誰かと一緒じゃなくても自分でリズムを作る準備していたからこそ、最後まで自信を持って走ることができたと思います。
クイーンズ駅伝までに、今からしっかりみんなレベルアップしていきたいと思います。
個人的にも区間9位だったので、まだ力をつけなければならないと思っています。
声援がないとやはり全然違って、去年に比べて寂しさはありました。それでも試合前にたくさんの応援をいただき、最後に先頭を走る選手としてどんな映像がお届けできるか考えると、少しでも笑顔で走るのが自分の役割だと思いました。
支えてくださるみなさまに、少しでも恩返ししたかったので、今回優勝できて本当に良かったと思います。