RESULT競技会の結果
2020年12月
第104回日本陸上競技選手権大会・長距離種目 兼 東京2020オリンピック競技大会日本代表選手選考競技会
新谷選手が日本新記録で10000m優勝！
新谷選手が女子10000ｍにおいて、30分20秒44の日本新記録で優勝しました。
これにより東京オリンピックの女子10000m日本代表に内定しました。
同種目では佐藤選手も自己新記録で3位に入賞しました。
また、女子3000mSCに出場した森選手は10位でした。
RESULTSレース結果
【女子10000m】（出場21名）
| 順位 | 選手名 | 記録 |
|---|---|---|
| 1位 | 新谷 仁美 | 30分20秒44 （日本新記録） |
| 3位 | 佐藤 早也伽 | 31分30秒19 （自己新記録） |
【女子3000mSC】（出場16名）
| 順位 | 選手名 | 記録 |
|---|---|---|
| 10位 | 森 智香子 | 10分21秒65 |
GALLERY競技写真
佐藤 早也伽選手
応援ありがとうございました。
昨年に引き続き、2度目の日本選手権でした。
前半は速いペースだったので、ずっと粘るレースとなりましたが、その中でベストを更新できたことと、表彰台に立てたことは、すごく嬉しかったです。
日本選手権で、先頭を引っ張るのはいつもとは違う緊張感がありましたが、すごく良い経験になりました。
これからも、応援よろしくお願い致します。
森 智香子選手
今回のレースでは、先日のクイーンズ駅伝から2週間という短い時間でロードからトラックへ切り替え、駅伝で作ってきた足をどれだけ生かせるかを意識していました。
9月の全日本実業団陸上で3000m障害を走った後は、駅伝に完全に特化していたため、障害物も2ヶ月ぐらい跳んでいない状態でした。
代わりに練習の中で走力が上がってきたので、「やっていないものはしょうがない」「障害物を乗り越えるタイムロスはあるかもしれないけれど、その分しっかり作ってきた足でどれだけ勝負できるか」だと、監督とも事前に話していました。
今年はスタートから出遅れるレースが多かったのですが、今日はスタートから前の方で戦えたので、2週間の切り替えの中でやってきたことを、部分的には取り入れてレースができと思います。
結果的に入賞はできませんでしたが、自分のやりたかったことがいくつかできたので、来年以降の走りにつなげていきたいと思います。
大会関連WEBサイト
- 日本陸上競技連盟公式サイト
写真：ナノ・アソシエーション
COMMENT選手コメント
新谷 仁美選手
現地でのたくさんの声援、画面越しからいただいた応援のおかげで、最後まで気持ちよく走ることができました。
久しぶりに、自分の中で満足のいくレースができたと思います。
佐藤早也伽選手が、「最初の2000mはリズムを作ります」と引き受けてくれたので、最初から良いリズムで走ることができました。
彼女の気持ちを無駄にしたくない想いも含めて走れたので、心から感謝しています。
私が常々言っている“結果へのこだわり”からも、今回は最高のパフォーマンスを皆様にお見せしたい気持ちがありました。
長距離種目は世界との実力差も大きい。ですが、時代の進化にあわせて私たち日本人選手も成長しなければ意味がないので、この新たにスタートに立てて良かったと思います。
本当に東京五輪は、皆様が楽しみにしている大会。
この状況下で今後私たちアスリートがどうあるべきか問われている状態なので、国民の皆様の声を聞きながら一緒に準備を進めて、大会では私たちアスリートが最高のパフォーマンスを見せたいと思います。