ESG経営について

長中期経営計画とESGの位置づけ

長期ビジョン「Vision 2030」“Innovation for the Earth”

長期ビジョン「Vision 2030」に沿って、ESG経営を中心に据えながら、製品・事業の革新による現有事業の拡大と、新事業基盤の創造・獲得による新たな事業の創出という二つの方向性をより高いレベルで両立させていきます。積水化学グループが事業を通じてこれまで以上に社会課題の解決への貢献を図ることで、10年後の2030年には、当社グループの業容そのものも倍増している姿を描いています。

現有事業領域においては、レジデンシャル領域がひとびとの安心・安全、快適なくらしを実現し、アドバンストライフライン領域では、グローバルなインフラ課題の解決で社会基盤を支えています。そして、イノベーティブモビリティ領域では社会・くらしのさまざまな進化・発展に貢献し、ライフサイエンス領域では、メディカル事業を次の柱へと育てていくことでグローバルに健康・長寿社会を支えていきます。

こうした4つの領域で、あらゆる世代が豊かな“LIFE”を享受できる社会の実現に貢献する価値は、当社グループの売上高となって反映され、10年後にはそれぞれの領域が今の規模の1.5倍から3倍までに拡大する姿を展望しています。

国内での成長で1兆円の到達を目指す一方、海外においても、これまでの成長スピードを落とすことなく、現在の3倍超の1兆円規模へと拡大を図ります。現有事業領域に加えて、新事業領域でも、積水化学グループの際立つ技術を起点としたイノベーションを、さまざまな領域で積極的に発揮していきます。

当社グループの成長の源泉は、「加工の際立ち」と、「時代を先取る変革力」にありますが、こうした長期戦略を実行するのは、一人ひとりの従業員です。組織風土としてだけでなくより具体的な形で従業員の意欲的な挑戦を促し、積極的に支援できるよう、投資をさらに拡大していきます。新規投資の実行においては、財務の健全性やリターンの確度向上に留意しつつも、2030年までの10年間で総額2兆円を超える投資を想定しています。

長期ビジョンで目指す業容の増大は、既存の延長線上では難しく、指数関数的な成長が合ってはじめて実現可能な水準です。積水化学グループでは「ESG経営を中心においた革新と創造」を通じて、その達成を目指します。

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    • 積水化学グループ 長期 ビジョン「Vision 2030」
    • 長期 ビジョン「 Vision 2030」ビジョンステートメント
  • 長期ビジョン「Vision 2030」についての資料は以下よりご覧ください。

中期経営計画「Drive 2022」

この長期ビジョンの第一歩目として策定したのが、2020年度から2022年度までの中期経営計画「Drive2022」です。ESG経営の本格化による経営の盤石化と、次なる成長への仕込みを加速させるという主旨で、「社会課題解決への貢献拡大による業容倍増に向け、持続可能な「成長」・「改革」・「仕込み」に“Drive”をかける」を基本方針としました。

基本戦略に据えているのは、ESG経営を実践していく企業体制の構築と、3つのドライブ、すなわち①現有事業のドライブ「成長と改革」、②新事業のドライブ「長期への仕込み」、③経営基盤のドライブ「ESG基盤強化」です。中期経営計画では、これらの基本戦略を「融合」と「デジタル変革」によってさらに加速させていきます。そして最終年度の2022年度には、売上高1兆2,200億円、営業利益1,100億円の達成を目指します。また、新たな重要指標に投下資本利益率(ROIC)を採用し、ROIC8.6%(約1%向上)を目指します。

「課題解決への貢献拡大」に取り組むことは、「社会の持続性向上」に直結しており、貢献の対価である売上高は、お客様が当社グループの製品・サービスに対して支払いたいと思ってくださった価値の総和であると考えます。当社グループでは、その価値を向上させることによって、持続的な成長を図り、またそのことで、お客様、取引先、従業員、地域社会・地球環境、株主といったすべてのステークホルダーへの貢献を拡大していきます。

こうした営みの連鎖の中で、残る利益を確保し、さらなる品質の向上や新製品の開発、増産投資といった、次なる成長への原資としていきます。そしてこの循環を継続させることで、サステナブルな社会の実現に向けて、LIFEの基盤を支え、“未来につづく安心”を創造していきます。

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    • Drive 2022 戦略の全体像
    • ESG基盤強化の具体的取り組み
  • 中期経営計画「Drive 2022」についての資料は以下よりご覧ください。