事業の特性を活かしたプログラムで、次世代育成に取り組んでいます。

マネジメント・アプローチ

基本的な考え方子どもたちが健やかに成長できる地域社会づくりに貢献

次世代を担う⼦どもたちが健やかに成長できる社会を⽬指し、⼩中⾼⽣ を対象に事業の特性を活かしたキャリア教育を実施しています。これは、⼦どもたちが社会の⼀員として⾃⽴ した⽣活を送ることにつながる知識、技術、考え⽅を習得するための取り組みとして⾏っているもので、積水化学の従業員による“住まいと環境”学習プログラム、化学教室などの出張授業、⾃然に学ぶ研究活動への⽀援・助成など、さまざまな活動を進めています。

主な取り組み

住宅カンパニーの取り組み“住まいと環境”学習プログラム

住宅カンパニーでは、従業員が持つ住まいと環境の知見を学校の授業で役立ててもらう「“住まいと環境”学習プログラム」を、2007年度から実施しています。これは、環境と共生する住まいについて考える学習プログラムで、住宅の役割や暮らしにともなう環境負荷について学んだ後、実際にセキスイハイムの住宅模型キットを使ってワークショップを行い、環境に配慮した家づくりや住居の間取りなどを考えます。
授業を受けた生徒からは「将来自分が家を建てる時にはデザイン性や使いやすさだけを優先するのではなく、環境や安全を第一に考えた家に住みたいと思った」「もともと建築関係の仕事に興味はあったが、今回の授業でさらに興味を持った」などの声が寄せられました。また、先生からは、「視覚教材を使用した事前授業に続いて、模型キット組み立てという体験学習を行うため、生徒が高い関心を持って取り組んでくれる。まさに、文科省が進めているアクティブラーニングだと思う」といった意見をいただいています。
2020年度は、新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、授業の希望をいただいた3校に対し、消毒済みの住宅模型キットを貸し出して授業を実施してもらいました。

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住宅模型キットを組み立てている様子

高機能プラスチックスカンパニーの取り組み化学教室プロジェクト

高機能プラスチックスカンパニーでは、2008年度から主に中学生を対象とした「化学教室」を実施しています。この取り組みは、自ら手を挙げた事業所のメンバーが中学校の先生と意見を出し合い作成した、面白いだけではない「単元と連動した授業」プログラムを提供するところに特色があります。また、当社製品を使った小学生を対象とした「子供化学実験教室」も実施しており、これまで延べ3万人以上の小中学生に化学の楽しさや有用性を体感してもらっています。
2020年度は新型コロナウイルスの影響で大半の授業、イベントを実施することができませんでした。それでも水無瀬事業所の地元の中学3年生に向けて、合わせガラス用中間膜の実験と贈る言葉を撮影したビデオを作成し、卒業前の授業で活用してもらいました。また、ご要望をいただいた遠方の中学校へは、感染対策を実施したうえで最低限のスタッフで授業を実施するなど新しい試みとしてオンライン授業にも挑戦しました。
今後もより多くの子どもたちに化学への興味や関心を持ってもらえるよう、活動を継続していく予定です。

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感染対策を徹底したうえで実験を実施

積水メディカル(株)の取り組み理科教室

積水メディカル(株)では、行動指針のひとつである社会貢献活動の一環として、2016年度から検査薬の工場・研究所がある茨城県龍ケ崎市の中学校で「理科教室」を実施しています。
2020年度は、新型コロナウイルスの影響で、出張事業実施の見通しが不透明であることと、中学校側の教育課程における職場体験の見送りを背景に、キャリア教育オンライン特別授業「未来を拓く研究開発・製造の仕事」を開発・実施しました。
このプログラムでは、同社の従業員が講師となり、会社紹介だけでなく、「意思」「役割」「能力」を自身の仕事と関連付けながら生徒に紹介することで、生徒が働くことや将来について考えることへの意識を高める手伝いをしました。
積水メディカル(株)では、今後も社会貢献活動のため活動を継続していく予定です。

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オンラインによるキャリア教育授業を実施

環境・ライフラインカンパニーの取り組み「おしごとフェスタ」に出展

奈良積水(株)は、近年、子どもたちが実体験を通じた学びの場を得る機会が減少していることを受け、さまざまな仕事を体験するイベント「おしごとフェスタ」に出展しました。本イベントは、奈良県大和郡山市内の子どもおよび地域住民を対象に、産官学が連携開催するもので、新型コロナウイルスの感染対策に配慮したうえで、大和郡山市に存する14 社が参加しました。同社ブースでは、プラスチック粘土を使ったミニチュア浴槽のプレス成型や、壁柄や床の色を選択したミニチュアユニットバスの組み立て作業を疑似体験できるプログラムを提供しました。

参加者からは、実際に自分でモノをつくるという体験ができてよかったと好評でした。

今後も子どもたちに実体験を通じた学びの場を提供することで、次世代のモノづくり人材育成に貢献していきます。

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さまざまな色のミニチュアユニットバス

次世代教育を通じたSDGsの啓発

従業員を対象とした環境教育において、社会課題解決の意識を持ち、解決について考える人材を育成するために、SDGsを取り上げてきましたが、持続可能な社会の実現を目指すために、従業員教育という枠を超えて小~大学生を対象とした次世代教育にも注力しています。
2020年はコロナ禍の中、対面、またはオンラインでの講義やワークショップで、積水化学の製品やものづくりを通じた社会課題の解決を中学生から大学生に伝えました。
2021年は、NPOと連携して、中学校の学校教育を支援するプログラムを企画し、数校で実施していく予定です。

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    • 大学生を対象としたオンライン講義、ワークショップ
      (持続可能な社会にむけたジャパンユースプラットフォーム、
      SDGs Youth Ambassador Program 2020)
    • 高校生を対象とした講義、ワークショップ
      (SB Student Ambassador 全国大会)
    • 中学校での講演
      (名古屋市立鎌倉台中学校)

小中学生を対象としたSDGs副教材の作成と配布

積水化学グループは、学校でのSDGs教育を普及させるため、複数の企業からなる企業アライアンスに参画し、小中学校を対象とした授業の副教材「SDGsスタートブック」の製作に協力しました。当社グループのまちづくりの事例を紹介し、エネルギー自給自足の住宅や地震に強い水道管などを通じて、災害に強く、環境にやさしい、持続可能なまちにはどのようなことが必要かを次世代に考えてもらうきっかけとしています。

この「SDGsスタートブック」は2020年に申し込みがあった小中学校1,103校に計222,523冊が無償で配布されました。

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    • SDGsスタートブック

当社グループは今後も、持続可能な社会の担い手である次世代が社会課題解決に向けて自ら考え、行動できる力を高める教育を支援していきます。