積水化学グループの
ダイバーシティとは

積水化学グループでは、「多様性」を性別、年齢、人種などの外見からわかる違いでとらえるだけでなく、経歴、価値観、性格などを含めた違いにも着目しています。従業員一人ひとりの違いを理解し、認め、強みとして活かしていきます。

ダイバーシティマネジメント⽅針

「100年経っても存在感のある
企業グループであり続ける」ためには
多様性は不可欠との認識に立ち、
従業員一人ひとりの
「仕事・生活両側面における志向」や
「持ち味」が異なることを理解し、
認め、積極的に活かします。
その組織風土づくりに向け、
雇用や活躍機会の提供、
成長を支援するさまざまな環境整備を、
従業員との対話を通じて図り続けます。

社長メッセージ

代表取締役社長の写真

私が考える「活力ある会社」とは、「従業員が誇りと自覚をもって、具体的に挑戦できる会社」です。
当社グループが持つ多岐にわたる事業を活かして世界のひとびとのくらしと地球環境の向上に貢献していくためには、個性や経験、持ち味が異なる多様なグループの従業員が、それぞれの能力・個性・持ち味を最大限発揮することが必要です。
当社グループでは、2015年にダイバーシティマネジメント⽅針を定め、⼥性の活躍推進をファーストステップとしたダイバーシティ経営をグループ一体で展開しました。⼥性の活躍推進と組織⾵⼟づくりの両輪で取り組んできた結果、なでしこ銘柄に選定されるなど⼀定の成果も⾒えてきました。今後はさらに、全ての従業員が積極的に事業に参画し、⽇々挑戦ができる組織を作っていきたいと考えています。
そのためには、多様な人材の活躍を引き出す働き方改革や健康経営、挑戦機会の拡大など、生産性向上や、制度・風土改革、ガバナンスの高度化に取り組んでいきます。
皆さんの能力・個性・持ち味をぜひ当社で発揮してください。

社員の多様な活躍

数値でみる積水化学の
ダイバーシティ

採用(女性比率)

女性31.4% 前年比プラス3.3%

2023年度

女性基幹職比率

4.9% 前年比プラス0.4%

2023年度

男女賃金格差

71.7% 前年比プラス3.1%

※男性を100%とした
場合の女性の値
2023年度

育児休職
取得率(男性)

2021年47.3% 2022年68.1% 2023年69.8%

2023年度

育児休職復帰率

男性100%、女性96%

※1年後の定着率
2023年度

障がい者雇用率

2.4%

2023年度

日本人駐在員数

184名 前年比プラス25名

2023年度

社外評価

アイコンなでしこ

2021年度は準なでしこに選定されました。また2016年度、2017年度、2019年度、2020年度と過去4度なでしこ銘柄に選定されています。

アイコンくるみん

2008年に「子育てサポート企業」に認定をうけています。

アイコンえるぼし

女性活躍推進に取り組む企業として2021年10月4日付「認定段階2」をうけています。

アイコントモニン

仕事と介護を両立できる職場環境の整備促進を目指し、トモニンを掲げ取り組みを前進させています。

アイコン健康経営

グループ一体での健康経営の推進に取り組み、8年連続で認定をうけています。

主な取り組み

「女性採用の強化」「定着と活躍」「基幹職創出」「基幹職登用後の育成」の4段階に分けて取り組みを進めています。

女性活躍に向けた4段階の取り組みイメージ

女性基幹職候補育成研修

女性基幹職候補育成支援として基幹職登用を期待する女性社員と対象女性社員の上司を対象に女性キャリアディベロップメントプログラム(CDP)を実施しています。
CDPプログラムは対象女性の上司向け「上司研修」、女性社員向け「メイン研修」、「フォロー研修」の3つの研修と、女性社員のストレッチテーマ実践を合わせた半年間のプログラムです。
それぞれの研修をとおして女性社員の成長を促進させ、女性社員が実績をだし、基幹職登用に向けて自信をもつように働きかけています。これまでに410名の女性社員が受講し、116名が基幹職に昇格しました。(2023年度現在)

女性社員向け研修の様子

女性のキャリア形成支援

女性従業員がライフイベントを乗り越えて、また強みを生かして自分らしく活躍し続けるための「自己キャリアの醸成」を狙いとして「女性キャリアセミナー」を実施しています。

主な女性キャリアセミナー若⼿層向け / 育児中層向け / 全階層向け

LGBTQ+への理解促進

LGBTへの正しい知識と職場での対応について学び、アライ(支援者)になることを目指すセミナーを開催しています。

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両立支援

両⽴⽀援の基本的な考え⽅

「従業員は社会からお預かりした貴重な財産」の考えに基づき、ライフイベントと仕事の両⽴の応援しています。
そのために、本人だけでなく、上司や人事も両立をサポートしながら、社内外の諸制度や施策を実施しています。
現在、当社では育児・介護・病気(治療)に関するさまざまな両立支援を行っています。

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育児と仕事の両立

妊娠~子育てまで、切れ目のない支援を行っています。法定を超える制度の整備のほか、職場風土の醸成に向けた各種セミナーも開催しています。

主な取り組み

  • ・法定を超える制度整備
  • ・制度利用促進(基幹職への働きかけ)
  • ・育休セミナー(労使共催育児セミナー)
  • ・不妊治療セミナー
  • ・上司への支援
取締役人事部長よるイクボス宣言(2022年度)

各種制度

子育て閉じる

育児短時間勤務
子が中学校入学の前日まで取得可能(法定は3歳まで)
就業時間の変更
子が中学校入学の時期に達するまで最大60分始業時間、終業時間の終り上げ、繰り下げが可能
ファミリー休暇
子または孫が高校入学まで
年間3日間の特別有給休暇を付与
積立年休(子育て事由)
満18歳までの子が対象、時間単位で取得
積立年休(看護事由)
配偶者、父母、子などが対象、日単位・時間単位で取得

介護開く

介護休職
対象者1人につき通算93日まで取得可能(1人目の対象者は最大1年間取得可能)
介護短時間動務
対象者1人につき最大3年間、1週あたり2日または1日あたり4.5時間まで取得可能
積立年休(介護・看護事由)
配偶者、父母、子などが対象、日単位、時間帯で取得

治療開く

積立年休(私傷病事由)
日単位(連続した10営業日以上)・時間単位で取得
積立年休(不妊治療事由)
日単位・時間単位で取得

その他開く

積立年休(ボランティア事由)
日単位・時間単位で取得