自然に学ぶものづくり研究助成プログラム


事業の特性を活かしたプログラムで、次世代育成に取り組んでいます

積水化学グループでは、自然に学んだサイエンスの知見や自然の機能をものづくりに活用する研究を支援するために、「積水化学 自然に学ぶものづくり研究助成プログラム」を、創立55周年記念事業の一環として、2002年度より毎年実施しています。

2019年度は、応募総数257件の中から、「ものづくりテーマ」6件と「基盤研究テーマ」6件の合計12件の研究に助成を行います。

「自然に学ものづくり研究助成プログラム」の助成対象テーマに関する研究成果が、英国・科学誌「Nature Communications」のオンライン速報版で公開されました。(所属・役職は受賞当時)

2018年度助成テーマ

矢貝史樹氏(千葉大学 教授)
「タンパク質トポロジーに学ぶ新しい超分子ポリマー材料の開発」

2014年度助成テーマ

遠藤 政幸氏(京都大学 准教授)
「細胞の受容体に学ぶ人工シグナル伝達システムの構築」

2019年度 助成テーマ

ものづくりテーマ

氏名 所属機関 役職
(所属・役職等は助成受賞当時)
助成研究テーマ
森田 哲夫 前橋工科大学
工学部
教授
次の大災害に備える「コンパクトなまちづくり」~自然災害とその歴史に学ぶ~
藪 浩 東北大学
材料科学高等研究所
准教授
海洋生物から学ぶ触媒炭素材料の創製
山本 尚 中部大学
総合工学研究所
教授、研究所長
革新的ペプチド合成法の開発
君塚 信夫 九州大学大学院
工学研究院
教授
光合成チラコイド膜に学ぶ革新的フォトン・アップコンバージョン分子積層材料の開発
小池 卓二 電気通信大学大学院
情報理工学研究科
教授
生物の振動応答性を活用した害虫防除ならびに作物栽培促進法の開発-振動を用いた環境低負荷型技術による持続可能な農業を目指して-
田口 哲志 国立研究開発法人 物質・材料研究機構
機能性材料研究拠点 バイオポリマーグループ
グループリーダー
生物の生息温度とコラーゲンの変性特性に学んだ外科用接着剤の設計と機能

基盤研究テーマ

氏名 所属機関 役職
(所属・役職等は助成受賞当時)
助成研究テーマ
荒井 緑 千葉大学
薬学研究院・活性構造化学研究室
准教授
病原性微生物の侵略進化に学ぶ新規免疫抑制剤の創成
市橋 伯一 東京大学大学院
総合文化研究科
教授
人工細胞を用いた酵素の新規人為進化手法の開発
松尾 宗征 自然科学研究機構 生命創成探究センター
創成研究部門
特任研究員
生物の細胞内液-液相分離に学ぶ自己組織化するソフトマテリアルの創製
志垣 俊介 大阪大学
基礎工学研究科
助教
昆虫のアクティブセンシングに学ぶ化学感覚を用いた空間認知システムの構築
近藤 滋 大阪大学大学院
生命機能研究科
教授
イセエビの形態形成過程の理解から、新しいモノづくりの原理を生み出す
多田隈 建二郎 東北大学大学院
情報科学研究科
准教授
ヒモムシ吻の吐出構造に学ぶ超網羅的展開型ロボットハンド機構の研究開発

2019年度 自然に学ぶものづくり研究助成プログラム授与対象者の皆さん

過去の助成テーマ

過去の助成テーマは、下記ボタンよりご確認ください。

自然に学ぶものづくりフォーラムの開催

積水化学グループは、創業当時より「環境」を経営の中核に置き、環境問題、さらにそれに続く社会問題の解決を目指し、持続可能な社会の構築に貢献してきております。

自然に学ぶものづくりフォーラムは、自然に学んだ基礎サイエンスの知見や、自然の機能をものづくりに活用する研究を支援する自然に学ぶものづくり研究助成プログラムの成果発表と、関連する研究者や次の時代の研究を担う大学院研究生の方々等との研究交流を目的として開催しています。

2019年度の自然に学ぶものづくりフォーラムでは、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞された、東京工業大学栄誉教授 大隅良典氏を迎え、好奇心に支えられた基礎研究の大切さをご講演いただきました。また、自然に学んだものづくりの事例についての講演や、2018年度研究助成者などによるポスターセッションを行いました。

自然に学ぶものづくりフォーラム 2019

  • 9-063

講演

  • 30年のオートファジー研究を振り返って
    ―研究技術の進歩―

    東京工業大学 栄誉教授
    大隈良典氏

  • 球状コンクリーションの科学

    名古屋大学 教授
    吉田英一氏

ポスターセッションと研究交流

「自然に学ぶものづくり」の最先端に触れる貴重な機会

  • 助成研究テーマ成果発表(2018年度研助成テーマ)
  • 積水化学の事業と研究開発体制の紹介、環境への取り組み紹介