自然に学ぶものづくり研究助成プログラム

事業の特性を活かしたプログラムで、次世代育成に取り組んでいます

積水化学グループでは、自然に学んだサイエンスの知見や自然の機能をものづくりに活用する研究を支援するために、「積水化学 自然に学ぶものづくり研究助成プログラム」を、創立55周年記念事業の一環として、2002年度より毎年実施しています。

2020年度は、応募総数194件の中から、「ものづくりテーマ」5件と「基盤研究テーマ」7件の合計12件の研究に助成を行います。

「自然に学ものづくり研究助成プログラム」の助成対象テーマに関する研究成果が、英国・科学誌「Nature Communications」のオンライン速報版で公開されました。(所属・役職は受賞当時)

2018年度助成テーマ

矢貝史樹氏(千葉大学 教授)
「タンパク質トポロジーに学ぶ新しい超分子ポリマー材料の開発」

2020年度 助成テーマ

ものづくりテーマ

氏名 所属機関 役職
(所属・役職等は助成受賞当時)
助成研究テーマ
大槻 主税 名古屋大学
教授
和楽器文化の継承とアフリカ熱帯林の生態系保全に貢献する象牙代替新素材の開発
中島 裕輔 工学院大学
教授
周囲の微気候を活かす室内外環境見える化・ナッジシステムの開発
高橋 英俊 慶應義塾大学
専任講師
三半規管と蝸牛構造を規範とした角加速度センサ
川波 肇 国立研究開発法人 産業技術総合研究所
上級主任研究員
国内資源に基づく新たな化学原料供給に向けた研究
楠部 真崇 和歌山工業高等専門学校
准教授
レジリエンスなアマモ場保全にアプローチするバイオミネラリゼーションの仕掛け

基盤研究テーマ

氏名 所属機関 役職
(所属・役職等は助成受賞当時)
助成研究テーマ
藪内 公美 北陸先端科学技術大学院大学
特任助教
自然界の文様に学ぶサスティナブルアート制作研究
末岡 裕一郎 大阪大学大学院
助教
シープドッグに学ぶ,「1を以て10を操る」制御法:オーダーフリーの群ロボットシステムの創成
宮元 展義 福岡工業大学
准教授
動物の筋原繊維に学ぶ革新的超分子アクチュエーター:大きさと形状を精密制御した単分散無機ナノシートの新奇な自己組織化挙動
遊佐 真一 兵庫県立大学大学院
准教授
ハムシに学ぶ低エネルギー輸送システムの開発
井上 圭一 東京大学
准教授
光駆動イオンポンプタンパク質を用いた海水のCO2フリー脱塩要素技術開発
小野 大輔 東海国立大学機構
名古屋大学
助教
ホタルが光る原理を利用した脳活動計測法の開発
寺尾 潤 東京大学
教授
ニューロンの構造に学ぶ超高速電子伝達素子を基軸とするnmケミカルデバイスの作製

2020年度 自然に学ぶものづくり研究助成プログラム授与対象者の皆さん

本年度はコロナ禍の状況をふまえ、オンラインによる授与式を実施しました。(Zoomを利用)

過去の助成テーマ

過去の助成テーマは、下記ボタンよりご確認ください。

前年度助成者の成果発表の場である「自然に学ぶものづくりフォーラム」は、世間の情勢を鑑み2020年度は中止しました。来年度は19年度助成者と20年度助成者の合同フォーラムを実施する予定です。
以下、2019年度のフォーラムを紹介します。


自然に学ぶものづくりフォーラム2019

積水化学グループは、創業当時より「環境」を経営の中核に置き、環境問題、さらにそれに続く社会問題の解決を目指し、持続可能な社会の構築に貢献してきております。

自然に学ぶものづくりフォーラムは、自然に学んだ基礎サイエンスの知見や、自然の機能をものづくりに活用する研究を支援する自然に学ぶものづくり研究助成プログラムの成果発表と、関連する研究者や次の時代の研究を担う大学院研究生の方々等との研究交流を目的として開催しています。

2019年度の自然に学ぶものづくりフォーラムでは、2016年ノーベル生理学・医学賞を受賞された、東京工業大学栄誉教授 大隅良典氏を迎え、好奇心に支えられた基礎研究の大切さをご講演いただきました。また、自然に学んだものづくりの事例についての講演や、2018年度研究助成者などによるポスターセッションを行いました。

自然に学ぶものづくりフォーラム 2019

  • 9-063

講演

  • 30年のオートファジー研究を振り返って
    ―研究技術の進歩―

    東京工業大学 栄誉教授
    大隈良典氏

  • 球状コンクリーションの科学

    名古屋大学 教授
    吉田英一氏

ポスターセッションと研究交流

「自然に学ぶものづくり」の最先端に触れる貴重な機会

  • 助成研究テーマ成果発表(2018年度研助成テーマ)
  • 積水化学の事業と研究開発体制の紹介、環境への取り組み紹介