気候変動への対応
サプライチェーンを通じて温室効果ガスの排出削減に取り組みます
基本的な考え方サプライチェーン全体で、排出量を削減
COP21(パリ協定)で合意された目標を受け、積水化学グループは中期的な温室効果ガスの削減計画を策定しています。Science Based Targets (SBT)に準拠した「パリ協定」の意欲的目標を達成するために科学的根拠のあるシナリオを元に、気候変動が事業継続に与える影響「リスクと機会」を把握し、公表しています。またこれを事業計画・排出量削減目標に反映しています。排出量については、原材料の調達から開発・生産・輸送・使用の各段階にわたり、温室効果ガス排出量の削減に取り組み、自事業所だけでなく、原材料の調達先や販売した製品の使用を含めたサプライチェーン全体での把握を行い公表しています。
- 3-022

- 2020年度より、環境貢献製品をサステナビリティ貢献製品と進化。詳細は、「サステナビリティ貢献製品」を参照
気候変動対策2050年までに事業活動に伴うGHG排出量ゼロを目指す
積水化学グループは気候変動によるあらゆるリスクに真摯に向き合い、気温上昇を1.5℃未満に抑えるためのあらゆる努力を継続的に行っていくことが重要と考えています。2019年に策定した「SEKISUI環境サステナブルビジョン2050」において事業活動を通して環境負荷を低減することで環境課題の解決に貢献しようとしています。目指す姿として2050年までに自社の事業活動に伴うGHG排出量ゼロを目標に掲げました。また、自家消費型太陽光発電設備の導入を促進し、外部から購入する電力の再生可能エネルギー比率を高め、2030年までに100%とすることを新たな目標値に設定し、SBTイニシアチブでコミットした2030年までにGHG排出量26%削減を実現するための具体的な行動を開始しました。
気候変動と事業のかかわり気候変動が当社の事業にもたらすリスクと機会
積水化学グループは、地球温暖化をはじめとする気候変動をグローバル規模の課題と認識しています。2019年度に策定した「SEKISUIサステナブルビジョン2050」では「生物多様性が保全された地球」を目指していますが、積水化学グループが考える「生物多様性が保全された地球」とは、気候変動や、資源の枯渇、生態系の劣化といったグローバル規模の課題が解決された状態で達成される地球の姿です。
気候変動が当グループの事業に及ぼす「リスク」と「機会」については、その大きさや影響範囲、項目などを把握しています。把握した「リスク」に関してはその軽減策を検討し、「機会」に関しては製品・サービスへの展開を通じた新しいビジネスの創出を検討しています。このようなマネジメントを行うことで、将来にわたって事業の持続が可能で、社会から存続を求められる会社になることができると考えています。
気候変動対策のためのコスト上昇には環境負荷の削減活動で対応
「環境負荷の低減」として、製造工程のエネルギー効率を大幅に高めることを目的としたECO-JIT プログラム※を導入し、エネルギー使用の「見える化」と使用量の削減を図っています。さらに社用車を予めリストアップしたエコカーの中から選択する仕組みの確立、工場の設備導入時には「環境影響評価」を実施し省エネルギー対策を審査するなど、国内外で将来的に新しい環境規制が導入された場合でも、最小限のコスト負担で対応できる体制を構築しています。
-
※ ECO-JIT プログラム:生産工程のなかでエネルギーのロスを徹底的に見つけだし、生産改善(革新)によって
エネルギーコストを削減するプログラム
市場ニーズの変化と環境課題を解決する製品の需要拡大に応える製品評価制度を通じた戦略
自然環境や社会環境の課題解決への寄与度が高い製品を開発し、具体的な成果の公表、発信を続けることが、気候変動をはじめとする地球規模の社会課題を背景とした市場ニーズの変化に対するリスクマネジメントになると同時に「需要拡大」という機会を確実に掴み取ることにつながると考えてきました。
特に、当社グループ製品の課題解決における貢献の大きさ(貢献度)を可能な限り数値化することで、創出する製品・サービスのインパクトをより大きいものにし、地球規模の課題解決を導くような市場の創造や消費者の意識変革のきっかけづくりができると考えています。
2020年度からは、ステークホルダーとのパートナーシップを強化し、融合することで課題解決への貢献を高め、早期に普及を行うことで解決を加速できるよう、活動を行っていきたいと考えています。
「操業・就業環境の悪化」には事例ごとに対応
気候変動が深刻化し、最高・最低気温がシビアな方向に変化した場合、製造や施工に従事する人が働けない状況も考えられます。ただし、気候の状況は地域によって異なることから、例えば、その地域における季節性を考慮し、施工や工事の提案を行うことで影響を最小にすることが可能であると考えます。また、自然災害等による操業および就業機会の喪失に関しては、カンパニーやグループ会社ごとに自らの事業特性に応じたBCPを策定しており、リスクを可能な限り回避する手段を講じています。
SBT認証取得温室効果ガス削減目標に関してSBT※イニシアチブでの認証取得
(化学業界として世界初)
積水化学グループは、気候変動課題の解決に対して企業として積極的に取り組む姿勢を社会にコミットするため、CSRレポート等で目標を公開しています。さらに2017年度には、事業全体およびサプライチェーンに対して掲げた中長期目標が、COP21(パリ協定)で合意された目標を達成するために科学的に根拠のある意欲的な水準であることを示すため、「SBTイニシアチブ」での認証を申請し、化学業界としては世界で初めて承認されました。
<承認された目標>
SCOPE1+2:2030年までに2013年度比で温室効果ガス排出量を26%削減
SCOPE3:2030年までに2016年度比で温室効果ガス排出量を27%削減
<2019年度の進捗>
SCOPE1+2:2013年度比で温室効果ガス排出量を5.1%削減
SCOPE3:2016年度比で温室効果ガス排出量を16.1%削減
今後ますます、業界のけん引役としての責任を認識し、社会全体での気候変動対策への取り組みをリードしていく活動、働きかけを心がけていきます。
-
※ SBT:Science Based Targetsの略称。パリ協定の採択を契機として国連グローバルコンパクトをはじめとする共同イニシアチブが提唱。SBTイニシアチブにより、企業が定めた温室効果ガス削減目標が、長期的な気候変動対策に貢献する科学的に整合した目標(SBT)であることが認定される。
環境貢献投資温暖化対策推進のため環境貢献投資枠を設定
生産現場での排出量削減は、現状でもかなりレベルの高い取り組みが実施されており、目標を達成する大幅な削減を実現するためには、現場のオペレーションの見直しによる削減活動だけでなく、大胆な設備投資も不可欠であると考えています。省エネルギーに貢献する設備投資を促進するため、環境貢献投資枠を新たに設定し、設備の更新や代替による温室効果ガス排出量の削減に応じて現場を支援する社内制度を整備しました。
これまで採算が合わず見送られてきた設備投資が実行されるなど、施策の効果は確実に現れており、老朽設備の更新、自家消費型太陽光発電設備の導入、ボイラーのエネルギー転換、照明のLED化などの投資案件で、3万7千トンを超える投資が行われました。
(目標は2017年度から2019年度までの環境中期計画でGHG削減量として4万トン)
2020年度からは自家消費型太陽光発電設備等、再生可能エネルギーの利用促進に目的を特化して環境貢献投資を継続します。
サプライチェーンにおける温室効果ガス排出量(SCOPE3)サプライチェーンでの温室効果ガス削減
SCOPE3のカテゴリーにおける温室効果ガス排出量は、当社グループの場合、原材料調達および製品の使用段階で多いことが把握できました。原材料調達において排出量が大きい理由は、化学メーカーとしての事業特性によると認識しています。一方で製品の使用段階での排出量は、販売した住宅で使用されるエネルギー由来の温室効果ガス排出が大きいことに起因しています。
今後原材料に関しては、温室効果ガス排出量を2016年度比で20%削減を目標とし、新規材料採用時の選定基準を見直すとともに、排出量の大きい原材料として認識している樹脂4品目による削減を推進するため、サプライヤーとのエンゲージメントを開始しました。
製品の使用段階での排出量に関しては、販売する住宅のZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)比率を向上させていくことで住宅使用時のエネルギー削減に寄与し、2030年度までに2016年度比で50%削減していきます。
再生可能エネルギーの活用自家消費型太陽光発電設備の設置を促進
国内外の生産事業所内に太陽光発電施設を導入し、再生可能エネルギーの活用を進めています。2019 年度における太陽光発電由来の電力使用量は2,500MWh で、これは、購入電力を含めた総電力使用量の0.3%に相当し、2018 年度比0.15ポイント増加しています。これは2018年度に北米のSEKISUI S-LEC AMERICA , LLC.で初めて大型の自家消費型太陽光発電設備を設置し、国内では山梨積水(株) が初めて導入し、その効果が発現しています。2019年度には新たに住宅の3工場、積水メディカル(株)の1工場にも導入し、稼働しています。今後は環境サステナブルビジョン2050 の目標達成に向けて、購入電力を含め、総電力使用量に占める再生可能エネルギー割合の把握を続け、増加に向けて取り組みます。
- 4-040
- 4-041
-
SEKISUI S-LEC AMERICA , LLC.
-
山梨積水(株)
- 4-042
- 4-043
-
東北セキスイハイム工業(株)
-
中四国セキスイハイム工業(株)
- 4-044
-
九州セキスイハイム工業(株)
新築建造物の省エネルギーZEB Ready※認証のMINASE INNOVATION CENTERが竣工
2020年4月に、新たな研究施設が大阪府島本町に建設されました。この施設においては、建物全体を「人の交流空間」とするべく、スキップフロア構成にし、中央部には吹き抜けを設置するなど、複雑な建物形状で設計されています。
設計段階より省エネルギーに注力し、庇や外部手摺を採用することで日射を遮蔽しています。さらに外壁や屋根には高断熱材、窓には高断熱ガラスを使用し、照明においては人感検知や明るさ検知の制御技術を採用しています。その他にも最先端の省エネルギー技術を採用することで、ZEB Readyの認証を受けました。
本格運用時には、トップランナー方式で選定した機器などを用いた研究所のさらなる省エネ活動を進めます。
※ZEB(Net Zero Energy Building):年間の一次エネルギー消費量の収支をゼロとすることを目指した建築物
ZEB Ready:『ZEB』を見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化および高効率な省エネルギー設備を備えた建築物
- ( 環境省Webページより http://www.env.go.jp/earth/zeb/terms/index.html?id=term_01 )
- 3-107
- 3-108
-
MINASE INNOVATION CENTER
-
一次エネルギー消費量(MJ/m2年)
- 環境中期計画(2017-2019)よりCO2排出係数、単位発熱量を見直し、それに伴い過年度にさかのぼって数値を見直しています。
- 2019年度より、メディカル事業の高機能プラスチックスカンパニーからの独立に伴い、メディカル事業実績は コーポレートとして集計表記しています。
- 3-023
-
事業活動による温室効果ガス(GHG)排出量の推移
-
注)精度向上のため過去にさかのぼり数値を見直しています。
-
- 3-024
- 3-025
- 3-026
- 3-027
- 3-028
- 3-029
- 3-030
- 3-031
- 3-032
- 3-033
- 3-034
- 3-035
- 3-036
-
生産時の温室効果ガス(GHG)排出量の推移/国内
-
生産時のエネルギー使用量と原単位※(指数)の推移/国内
-
生産時の温室効果ガス(GHG)排出量の推移/海外
-
生産時のエネルギー使用量と原単位※(指数)の推移/海外
-
生産時の温室効果ガス(GHG)排出量 の内訳/国内
-
生産時のエネルギー使用量の内訳/国内
-
生産時の温室効果ガス(GHG)排出量 の内訳/海外
-
生産時のエネルギー使用量の内訳/海外
-
生産時と研究所の電力使用量/国内・海外
-
生産時と研究所の自家使用の太陽光発電量/国内・海外
-
研究所のGHG排出量の推移
-
研究所のエネルギー使用量と原単位※(指数)の推移
-
オフィスのGHG排出量の推移
-
オフィスのエネルギー使用量と原単位※(指数)の推移
-
注)国内は電力と社用車燃料、海外は電力のみを集計しています。
-
指標 | 算定方法 |
---|---|
温室効果ガス排出量 | GHG排出量=Σ[燃料使用量・購入電力量・購入蒸気量×CO2排出係数]+非エネルギー起源温室効果ガス排出量 非エネルギー起源温室効果ガス排出量=非エネルギー起源CO2排出量※+Σ[CO2以外の温室効果ガス排出量×地球温暖化係数] ※国内外ともに地球温暖化対策の推進に関する法律に基づく燃料以外を燃焼したCO2排出量を含む [CO2排出係数]
エネルギー起源に該当する燃料は国内外ともに「地球温暖化対策の推進に関する法律」に基づいて算出 |
エネルギー使用量 | エネルギー使用量=Σ[燃料使用量・購入電力量・購入蒸気量×単位発熱量] [単位発熱量]
|
- 3-037
- 3-038
-
輸送時の輸送量とエネルギー原単位※(指数)の推移/国内
-
輸送段階のCO2排出量/国内
指標 | 算定方法 |
---|---|
輸送のCO2排出量 | 算定は、燃料法(住宅ユニット輸送等)とトンキロ法(住宅ユニット輸送等以外)を併用し合算 CO2排出量=Σ[燃料使用量×CO2排出係数]+Σ[輸送重量(トン)×輸送距離(km)×燃料使用量原単位×CO2排出係数] 燃料使用量原単位は、省エネ法の特定荷主の報告制度で使用の値 国内物流(製品出荷)を対象 |
- 3-122
CO2以外のGHG排出量(グローバル?産、研究所)

サプライチェーンでの温室効果ガス排出量(SCOPE3)
- 3-039
カテゴリー | |||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|
2014 | 2015 | 2016 | 2017 | 2018 | 2019 | ||
上流 | 購入した製品・サービス | 1,521 | 1,455 | 2,180 | 2,336 | 2,457 | 2,352 |
資本財 | 31 | 17 | 37 | 171 | 123 | 96 | |
スコープ1,2 に含まれない燃料およびエネルギー関連活動 | 121 | 119 | 127 | 131 | 129 | 127 | |
輸送、配送(上流) | 24 | 24 | 37 | 46 | 48 | 48 | |
事業から出る廃棄物 | 45 | 45 | 46 | 42 | 44 | 44 | |
出張 | 30 | 29 | 26 | 30 | 27 | 24 | |
雇用者の通勤 | 5 | 5 | 5 | 6 | 6 | 6 | |
下流 | 輸送、配送(下流) | 59 | 53 | 45 | 45 | 50 | 47 |
販売した製品の加工 | 42 | 41 | 43 | 46 | 48 | 45 | |
販売した製品の使用 | 1,353 | 1,528 | 1,542 | 1,554 | 940 | 772 | |
販売した製品の廃棄 | 227 | 216 | 310 | 529 | 560 | 558 | |
リース資産(下流) | 1 | 1 | 1 | 1 | 1 | 2 | |
合計(上下流) | 3,461 | 3,531 | 4,400 | 4,937 | 4,433 | 4,119 |
-
注)2016年度以降は購入した製品・サービスの集計範囲を拡大した結果、2016年度の数値を見直し、把握している排出量が前年度より大きく増加しています。
2018年度からは、ZEH仕様の住宅において、使用エネルギーが削減される効果を算入したことにより、“販売した製品の使用”に関わる排出量が減少しました。
- 3-040

- 3-041
-
サプライチェーン全体での温室効果ガス排出量
(SCOPE 1、SCOPE 2、SCOPE 3別で表示)
-
注)2016年度以降のSCOPE3に関しては、輸送エネルギーの精度向上と購入した製品・サービスの集計範囲を拡大した結果、把握している排出量が前年度より大きく増加しています。2018年度からは、ZEH仕様の住宅において、使用エネルギーが削減される効果を算入したことにより、“販売した製品の使用”に関わる排出量が減少しました。
指標 | 算定方法 | |
---|---|---|
サプライチェーンでの温室効果ガス排出量 | 購入した製品・サービス | CO2 排出量=Σ[ 当レポートのマテリアルバランスの欄に記載の主要原材料の使用量にそれ以外原材料の推定値を加えたもの×排出係数(IDEA v.2.2(産業技術総合研究所・産業環境管理協会によるGHG 排出量データベース))] 2017 年度までは、一般社団法人 産業環境管理協会のデータベース「MiLCA」を使用して、GHG 排出量を含めた環境負荷を計算し、把握を行なっていたが、2018 年度からは、主要4 樹脂(PP、PE、塩ビ、PVA)に関しては原料サプライヤーの実際の排出量の反映を行っている。 |
資本財 | CO2排出量=Σ[建物および構築物・機械装置および運搬具の当該年度承認の設備投資による資産額×排出係数(サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver2.0)(環境省・経産省))] | |
スコープ1,2に含まれない燃料およびエネルギー関連活動 | CO2排出量=Σ([燃料使用量・購入電力量・購入蒸気量)×排出係数] 排出係数は、燃料についてはIDEA v.2.1(産業技術総合研究所・産業環境管理協会によるGHG排出量データベース)を、購入電力・購入蒸気についてはサプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver2.0)(環境省・経産省)を使用 国内外生産事業所・研究所、国内外オフィスを対象 |
|
輸送(上流) | CO2排出量=Σ[当レポートのマテリアルバランスに記載の主要原材料の使用量 (重量)×輸送距離×排出係数(IDEA v.2.1(産業技術総合研究所・産業環境管理協会によるGHG排出量データベース)](輸送距離は一律200kmと仮定し算出) |
|
事業から出る廃棄物 | CO2排出量=Σ[廃棄物発生量(種類別)×排出係数(IDEA v.2.1(産業技術総合研究所・産業環境管理協会によるGHG排出量データベース)] 国内外生産事業所・研究所を対象 |
|
出張 | CO2排出量=Σ[移動手段別交通費×排出係数(サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver2.0)(環境省・経産省))](グループ会社の交通費は推定を含む) 国内外グループ会社を対象 |
|
従業員の通勤 | CO2排出量=Σ[通勤費支給額×排出係数(サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver2.0)(環境省・経産省))](すべて旅客鉄道で通勤と仮定し算出。グループ会社の通勤費は推定を含む) 国内外グループ会社を対象 |
|
輸送(下流) | 算定は、燃料法(住宅ユニット輸送等)とトンキロ法(住宅ユニット輸送等以外)を併用し合算 CO2排出量=Σ[燃料使用量×CO2排出係数]+Σ[輸送重量(トン)×輸送距離(km)×燃料使用量原単位×CO2排出係数(省エネ法の特定荷主の報告制度の値)](海外は推定) 国内外グループ会社の製品出荷を対象 |
|
販売した製品の加工 | CO2排出量=Σ[対象製品の生産量×対象製品の加工時の排出係数(IDEA v.2.1(産業技術総合研究所・産業環境管理協会によるGHG排出量データベース)] 国内外グループ会社の自動車向け製品を対象 |
|
販売した製品の使用 | CO2排出量=Σ[当該年度住宅販売棟数×電力会社からの年間買電量×60年×電力排出係数]、太陽光発電システムの効果を算入 電力会社からの年間買電量は、太陽光発電システム搭載住宅の電力量収支実邸調査(2018)による。電力排出係数は温暖化対策法報告制度の令和2年度報告に用いる排出係数(代替値)0.488トン-CO2 /MWhを使用。また住宅の使用年数を60年と仮定し算出。当該年度国内販売の住宅を対象。2017 年度までは太陽光発電によるGHG 削減分を負荷低減分として計算していたが、2018 年度からはZEH 仕様の住宅において使用エネルギーが削減される効果も算入を行っている。 |
|
販売した製品の廃棄 | CO2排出量=Σ[当該年度の販売の製品に使用の主要原材料量×排出係数(IDEA v.2.1(産業技術総合研究所・産業環境管理協会によるGHG排出量データベース)] 当該年度に販売した製品が、同年度内に廃棄されたと仮定し算出 |
|
リース資産(下流) | 当社が貸与の機器で施工する工事を対象とし算出 CO2排出量=Σ[当該施工単位×排出係数(IDEA v.2.1(産業技術総合研究所・産業環境管理協会によるGHG排出量データベース)] |