多様な人材の活躍

多様な人材の活躍(シニア)

全世代型の人事制度へ

少子高齢化進展による労働力人口減少や年金支給開始年齢の引き上げなどから、年齢に関わらない、生涯現役で活躍し続けられる環境整備が、日本全体における社会課題となっています。積水化学グループは、従業員の年齢構成に大きな偏りがあり、次の10年で総人員数が減少に転じることも見込まれていたため、グループ全体を挙げて全世代の活躍を支えることが重要課題でした。また当社グループの関係会社の多くでは、60歳以降も再雇用制度を設け、希望者については雇用を継続していますが、再雇用のタイミングで役割が変更となったり、職務領域や責任範囲が限定されたりと、主役として活躍できる場を必ずしも全員に提供できる仕組みとはなっていませんでした。
長期ビジョン実現に向けては、全世代の従業員一人ひとりが挑戦し、それぞれがやりがい・働きがいをもって働くことが欠かせません。そこで全世代の活躍を支えるべく、グループ全体で65歳までの定年延長を実施することを決断しました。これにより、積水化学グループというフィールドで、年齢に関係なく一人ひとりが主役として輝き続けることを目指します。

■定年延長実施の目標

2021年度中:積水化学工業(株)およびグループ会社9社
2022年度中:グループ会社19社
以降、2025年度中に全グループ会社において、定年延長を実施

  • 定年の定めがない会社を除く

定年延長の実施にあたっては、対象となる社員においては60歳以降を見据えたマインドセットや学びなおしの場の提供、所属部署においては職域の開発などの各種支援が不可欠であり、2020年度はこれらの準備を進めました。

積水化学工業(株)においては、従業員の自主性を尊重するため、60歳以降は選択定年制を導入することとし、また定年後のセカンドキャリアを支援するため、兼業制度を導入することとしました。労働組合を通じて従業員の声を確認し、一人ひとりの就業観に応える多様な働き方を支援していきます。

パフォーマンス・データ

高年齢者再雇用者数と再雇用率(積水化学)

  2016年度 2017年度 2018年度 2019年度 2020年度
再雇用者数(人) 65 21 49 46 77
再雇用率(%) 83.3 63.6 76.6 85.2 83.7
  • 希望者の再雇用率100%
指標 算出方法
高年齢者再雇用率 (再雇用者数÷定年退職者数)×100
※定年退職者数には、再雇用を希望しない方を含む