多様な人材の活躍

多様な人材の活躍(グローバル)

マネジメント・アプローチ

基本的な考え方各エリアの状況に応じた人材育成の推進

長期ビジョン「Vision 2030」において、積水化学グループでは成長の手段として「社会への貢献量を今の2倍にすること」を挙げています。長期にわたり持続的に事業を成長させるためには、従業員一人ひとりがビジョンに共感し達成に向け主体的に活躍できる組織づくりと、挑戦する人の育成が重要です。特に海外での事業拡大が鍵となります。それぞれの国・地域、さらにグローバルでの挑戦に加え、能力を発揮できる人材の育成に、グループ全体でより一層注力していきます。

  • 12-27
主な取り組み

グローバルで活躍する人材づくり

事業領域の広がりを受け、積水化学グループの海外売上高や海外人員の比率は、年々高まっています。世界各国で働く従業員一人ひとりが仕事を通じて成長し、それぞれの国・地域のニーズに合った製品やサービスを提供することが、グループ全体の発展につながると当社グループでは考えています。

こうした考えのもと、各エリアの従業員一人ひとりがそれぞれの職場で持ち味を発揮できるよう、エリアに根ざした人材育成を展開しています。2020年度は、4エリア(米国、欧州、中国、ASEAN)すべてで、今後の人材育成基盤の一つであるLearning Management Systemの導入が完了し、各社での運用・活用が開始されています。

エリアを超えた人材の融合と育成

2020年度は長期ビジョン初年度として、ビジョンの周知・浸透に注力しました。4エリアにビジョンキャラバンを実施したほか、海外の現地法人すべての社長が参加し、各社におけるビジョン展開方法についてオンラインで議論しました。

外国籍社員の活躍

積水化学グループでは事業のさらなるグローバル化に向け、外国籍社員の採用に取り組んでいます。日本に留学している学生の採用はもちろん、2015年度からは海外での採用活動を推進しています。2020年度は新型コロナウイルス感染症拡大防止の観点から、海外での採用活動を休止しましたが、これまで採用した外国籍社員に対して研修機会を増やす、さらなる活躍を後押しするための異動を行うなど、それぞれの強みを活かし能力を発揮できるよう支援しました。

今後はビジョンの実現に向け、グローバルな視点を持ち、事業の戦略に合った人材の獲得・育成を行い、多様な人材のさらなる活躍と、グローバル化を加速させます。

海外で即戦力となる人材の育成

積水化学では2019年度までグローバル人材を育成する「グローバル社員制度」を設けていましたが、2020年度からは、より計画的に人材を育成するグローバル人材育成プログラムへ刷新し、2020年度は15名の従業員が受講しました。

グローバル人材育成プログラムの受講者は、オンラインで異文化の背景を持つ人々と協働して事業企画作成・提案を行い、リフレクションや異文化スキルを学びます。また、協働を通じてグローバル人材として活躍するうえでの自身の課題を認識してもらいます。さらにその認識を日々の業務へ活かすことで、事業のグローバル化に寄与する人材への成長を加速します。

グローバルトレーニー制度

海外で業務経験を積むことができる「グローバルトレーニー制度」を設けています。これは営業、経理、開発等の職種で一定の業務実績を上げている希望者が、実際に海外関係会社に赴任する制度です。

ほかにも、グローバルに通用する高度な専門性を持った技術者育成に向けた「海外技術者派遣」や、グローバルビジネスで求められる自ら切り拓くマインドと行動習慣を身につける「海外短期派遣研修」をこれまで実施してきました。2020年度は新型コロナウイルスの影響により派遣することができませんでした。

今後は、このような制度のほかにも仕事の中でグローバルに通用する業務経験を積めるよう、制度や仕組みの拡充に努めていきます。

パフォーマンス・データ

従業員数内訳(積水化学グループ)

  • 12-28
(人)
従業員数 26,577
地域別内訳
  日本 19,800
米州 1,744
欧州 1,014
アジア・大洋州 4,019

日本人従業員のグローバル人材数

  • 12-29
指標 算出方法
グローバル人材 日本人従業員の海外赴任経験者

グローバルトレーニー制度利用者

  2017 2018 2019 2020
利用者数(人) 10 21 15 1