そのために、
今のフィールドで
際立っていきたい。
- 環境・ライフラインカンパニー
- 滋賀栗東工場 技術部
塩ビ技術課機械系
大学院で、歯車などの金属部品の機械加工について研究。積水化学工業には化学メーカーのイメージを持っていたが、就職活動中に出会った先輩社員が機械加工の知識を生かして活躍していることを知り、入社を決意した。入社後は生産技術職として生産ラインの改善に従事。ゴルフやサッカー、テニスなどで身体を動かすことが好きで、昼休みや休日に工場内のグラウンドで汗を流してリフレッシュすることが日課となっている。
仕事内容
プラスチック製品の生産性を高めることがミッションです。私が担当するのは、エスロンパイプという建築分野やプラント分野などに使用される塩ビ管。当工場のプラスチック製品の中でも特に生産量が多い製品です。そのため、不良品率を1%下げるだけでも、コスト削減への貢献度は大きい。現在は京都研究所のメンバーと協業して、製造設備の新規開発、実証を日々繰り返し、品質改善に努めています。エスロンパイプは、建物になくてはならないもの。そんな製品の生産を通じて、人々の暮らしに寄り添えていることを実感できます。
1日のスケジュール
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8:30
出勤
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9:00
体操&朝礼前日までのメールをチェック後、朝礼にて1日の予定を確認。グループで情報共有します。開発テーマ外の活動(安全に関する部署内活動等)もこの時間に行います。
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9:30
協力会社との打ち合わせ新設計の設備を導入するにあたり、詳細な仕様について話し合います。
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11:00
実機試作準備午後の設備テストに向けての準備。
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12:00
昼休憩昼食後は工場に併設されているグラウンドでサッカーするのが日課です。
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13:00
実機試作生産ラインを止めてテストするため、さまざまな部署と事前に相談しながら進めることが大切です。
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16:00
データ整理
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18:00
退勤晩御飯は工場内の食堂で済ませます。自炊をしないので助かっています。
- 今取り組んでいる分野において、成し遂げたいことはなんですか?
- 私の夢は、海外でプラスチック製品の生産拠点を立ち上げること。品質の高い積水化学工業の製品を海外でも製造することで、よりたくさんの国や地域に届けていきたいと考えています。そのためにまず、塩ビ管成形のプロフェッショナルになることが目標です。高品質で生産効率が高く、かつコストも低い製造方法を確立し、その知識・経験を携えて、積水化学工業のグローバル展開に貢献したいと思っています。
- 自分が「際立っている」と思う一面はどんなところだと思いますか?
- チームを大切にし、主体的に行動することを意識しています。製造設備を改良するということは、現場の方々のオペレーションが変わる可能性があるということです。改善したことで現場が混乱してしまっては本末転倒。だからこそ、ただデスクで考えて指示を出すのではなく、常日頃から現場に赴き、コミュニケーションを取ることが大切です。どんな目的で改善するのか、それによって働き方がどう変わるのか。ゴールを共有して一丸となって業務を進めていく。些細なことですが、それこそが成功の秘訣だと考えています。
- 今のジブンのキャリアの転換点となった経験、エピソードを教えてください。
- 1年目に、現場で試作品のテストをしたことがありました。実機を止めてテストをするため、本来であれば生産ラインを指揮する製造課と入念に打ち合わせをして臨まなければならなかったのですが、そのときはメールでのやりとりのみ。結果的にコミュニケーションのズレが生まれてしまい、テスト開始が数時間遅れてしまったのです。今振り返ると本当に初歩的なミスですが、その経験があったおかげで、関係者とコミュニケーションを取ることがいかに重要かを、身をもって学ぶことができました。
- それぞれの分野、場所で活躍できる秀でた個性。
- 積水化学工業には、各分野に圧倒的な技術を持ったプロフェッショナルが揃っています。その中には、入社後に技術をイチから身に付け、磨いた人も少なくありません。大事なのは、担当する仕事に誇りと覚悟を持って挑む姿勢です。当社には、「この分野を究めよう」という気概のある社員が多いと感じています。