自分がいることで、
チームが、仕事が、
加速する。
そんな存在を目指す。
2016年新卒入社設備技術
高機能プラスチックスカンパニー
設備・生産技術部
設備グループ電気系

理工学部電子工学科卒。小学生でラグビーをはじめ、大学では体育会ラグビー部に所属。ラグビーではチームワークを、研究では一人で考えて技術を突き詰めていく姿勢を学んだ。積水化学工業は、その2つのスキルを活かせる場所があると面接時に言われ、入社を決める。埼玉県の武蔵工場で設備保全を経験したのち、2024年から設備導入を担当する現職。

仕事内容

積水化学工業の工場や事務所に設備を導入し、より良い環境をつくることが、私の仕事です。対象となるのは、“電気”を使うものほぼすべて。パソコンの配線から、工場一棟の立ち上げまで、幅広い業務に携わっています。大切にしているのは、自分がこの仕事をやるからこその付加価値を提供することです。要求された仕様が妥当なのか、より使いやすい機能はないか、コストを抑える方法がないかなどを考え、ベストな設備を提案する。そのために、どんなに忙しくても必ず現場に赴き、実際に使用する方々から話を聞くことを心がけています。

1日のスケジュール

  • 9:00

    出勤まずはメールの確認・対応を行います。

  • 9:30

    現地調査環境調査や既設設備の確認。勤務地は京都ですが、滋賀県の多賀工場や埼玉県の武蔵工場に出張することが多いです。

  • 12:00

    昼休憩1日1食のスタイルのため、昼食は摂りません。出張先の方と話をする時間に充てています。

  • 13:00

    メーカー・打ち合わせ午前中の現地調査の内容を共有。

  • 15:00

    設計仕様検討・資料確認現地調査を踏まえて、要求された仕様が妥当かどうかなどの検討をします。

  • 17:30

    退勤

今取り組んでいる分野において、成し遂げたいことはなんですか?
新たな付加価値については、常に意識しています。中でも注目しているのが“環境負荷低減”です。現在、溶剤を高温で処理する設備の導入を検討していますが、温度を上げるためには多くの電気やガスを使用するため、環境への負荷が大きい。この課題を解決するための設備を導入することが、今のミッションです。機械メーカーから情報をもらったり、ときには他社の工場を見学したりと、広く情報を集め、それをもとに新たな設備の設計やテストを重ねています。CO2排出量の多い製造業にとって、環境負荷低減への取り組みは今後も活発になっていくテーマです。仕事を通じて、社会にも付加価値を与えられればと考えています。
自分が「際立っている」と思う一面はどんなところだと思いますか?
チームの力を最大化させるために行動する姿勢です。誤解を恐れずに言えば、設備導入は私がいなくても、機械メーカーと現場の技術部門でやりとりをすれば仕事を進められます。だからこそ、自分がいることの価値にこだわりたい。現場の動きを理解し、最新設備の動向にも精通した自分が真ん中に立つことで、より良い設備を生み出せる。そんな存在になりたいと考えています。そのために、機械メーカーや社内の技術部門・開発部門、機械を操作するオペレーターの方々などと密にコミュニケーションを取り、プロジェクトをまとめる役割を果たせるように意識しています。
今のジブンのキャリアの転換点となった経験、エピソードを教えてください。
自分ならではの価値を発揮できた最初の経験は、1年目のときです。当時、社内には電気設備のプログラムといった、ソフト面の知見を持った人が少なく、仕様変更の際は協力会社に依頼することがほとんどでした。配属されたばかりでメイン業務は助けられてばかりだった私は、「ソフト面のスキルを磨いて、価値を発揮しよう」と一念発起。プログラミングなどの知識はまったくなかったのですが、時間を見つけてイチから勉強しました。その結果、簡単な仕様変更であれば協力会社に任せずに自分で対応できるようになり、先輩方からも頼りにしていただけるようになりました。

SEKISUI PEOPLE’S Fund a new edge あなたにとっての“際立ち”を一言で

一人ひとりがオンリーワンであること。
当たり前ですが、プロジェクトは目標が1つでも、メンバーそれぞれに与えられた役割は違います。そのため、大切なのは一人ひとりが責任を持ち、必要なスキルを磨いていくこと。そうやって生まれたオンリーワンの価値を掛け合わせ、相乗効果を生み出すことで、これまでになかった製品が生まれていくのだと思います。

大きな仕事のチャンスが、すぐにやってきます。

私の部署には、1年目から億単位の予算を掛けたプロジェクトや、工場一つの立ち上げに携わったことのある先輩がたくさんいます。もちろん、はじめは上手くいかず、上司に助けてもらうこともあるはずです。しかし、若手のうちからいろいろな経験を積むことで、次第に自分で仕事をコントロールできるようになります。そうすれば、仕事をもっと楽しめるようになりますよ。