
大きな変化を、
たくさんの仲間と
乗り越えていく。
- コーポレート
- デジタル変革推進部
ビジネスプロセス変革グループ情報系
情報理工学部メディア情報学科卒。江戸時代の文書を現代語に翻訳するプログラム開発について研究。就職活動ではメーカーの情報システム部を志望し、部門別採用をしていた積水化学工業に興味を持つ。選考時に面接担当と歴史の話で盛り上がり、リラックスして話せる雰囲気に魅力を感じて入社を決める。1年目は情報システムグループで経理・総務部門のシステムの運用に携わり、2年目から現職。趣味はゲームで、休日は時間を忘れて熱中することが多い。
仕事内容
デジタル変革推進部は2020年に発足した部署。私の所属するビジネスプロセス変革グループは、業務部門と一緒になってデジタル戦略や業務の標準化など、全社的なシステムの企画・導入をしています。一歩目として取り組んでいるのが、新たな会計システム。グローバルで統一されたシステムを導入することで業務を標準化していくことがミッションです。その中で私は、ユーザ部門の窓口として、新システムに対する要望や質問を受けるなど、スムーズな稼働を目指して準備をしています。
1日のスケジュール
-
9:00
出勤(在宅)まずはメールチェックやお問い合わせ対応します。
-
9:30
朝ミーティングベンダーと呼ばれる協力会社も交えてプロジェクトの進捗状況の共有やタスクの洗い出しをします。
-
10:00
資料作成システム導入にあたっての説明資料や社内手続きに関する資料を作成します。
-
12:00
昼休憩
-
13:00
打ち合わせ他カンパニーのメンバーとミーティング。
-
15:00
部内ミーティングプロジェクトの進捗状況や進め方、トラブルに対する対応策などを検討します。
-
16:00
資料作成
-
17:00
一般管理業務部内ミーティングの内容を受け、社内調整や他チームへの情報共有をします。
-
18:30
退勤

- 今取り組んでいる分野において、成し遂げたいことはなんですか?
- まずは現在開発を進めている会計システムを導入し、安定稼働させることが目標です。将来的には、ロジスティクスやサプライチェーンといった会計以外の部分も統合していく計画で、完成までにかかる期間はおよそ10年。このプロジェクトをやり遂げることで業務の生産性を向上させ、持続可能な業務の実現を目指しています。また、現在のリーダー層は40代以上が中心なので、ゆくゆくは私がリーダーを担うことになるはず。10年後には積水化学工業のDXを力強く牽引する人材として役割を果たせるようになりたいと考えています。

- 自分が「際立っている」と思う一面はどんなところだと思いますか?
- 新しい挑戦に対して、仲間をつくって乗り越えていくことを意識してきました。たとえば、2年目にプロジェクトに関わる別システム導入の準備を任されたときのことです。当時は異動してきたばかりで右も左もわからない状況。「このまま一人で進めたら絶対に失敗する」と感じ、すぐにいろいろな先輩に有識者を紹介していただき、体制を整えたことで、大きなトラブルなく業務を遂行することができました。もちろん、一人でやりきる意識も大切ですが、先を見据えて仲間が必要だと思ったらすぐに協力を仰ぐ。そして、自分も他のメンバーの助けになれるように成長していくことが大事だと考えています。

- 今のジブンのキャリアの転換点となった経験、エピソードを教えてください。
- 2年目の部署異動が、私の転換点です。住み慣れた大阪から知り合いのいない東京に転勤となり、最初はさみしい思いがありました。でも、すぐに「ここでやるしかないんだ!」と気持ちを切り替えたんです。コロナ禍ではありましたが、オンラインやチャットで話すうちに、親しみやすい方が多いことにも気づきました。仕事内容もガラッと変わりましたが、知り合いがいないからこそ、いろんな人に積極的に話しかけていくことで仲間を増やしていきました。環境が変わっても塞ぎ込まずに、前向きに行動してみる。まずは気持ちを切り替えることが何よりも大切だということを学びました。


- 周りの人とは異なる能力。
- 何が“際立ち”になるかは環境による部分が多いと思います。たとえば戦隊ヒーローが全員レッドだったら、リーダーという個性は埋もれてしまいます。そこに調整役が一人いると、その人の個性こそが“際立ち”になる。だから「自分には何もない」と考えている人も、場面や状況によって個性が際立ちとなってチームに貢献できることがあるはずです。