【News】「ドリームジャパンボウル2024」全日本選抜が米アイビーリーグ選抜から歴史的初勝利！SEKISUIチャレンジャーズのブギー・ナイト選手も存在感示す

日本のアメリカンフットボール発展を目的とした「ドリームジャパンボウル」

日本のアメリカンフットボールのレベル向上や競技普及を目的として、全日本選抜が北米チームに定期的に挑戦する、「ドリームジャパンボウル」。2023年にはじまった同大会は今年も1月21日（日）、アメフト北東部8つの私立大学から選抜されたアイビーリーグ選抜を迎え、国立競技場にて開催されました。

アメフトの国際試合は1934年にスタートしましたが、日本とアメリカが公式に組織したチーム同士の対戦において、過去に日本がアメリカチームに勝ったことはありません。昨年も、日本はアイビーリーグ選抜に20‐24で惜敗。今年は、昨年の雪辱を果たすだけでなく、歴史的な勝利が期待されました。

これまでの日本代表とは違い、Xリーグで活躍する日本人選手や学生を中心に、Xリーグで活躍する外国籍選手を加えたのが今大会の選抜チームの特徴です。SEKISUIチャレンジャーズからも、ワイドレシーバーのブギー・ナイト選手がチーム入りを果たしました。

国際試合スタートから90年目にして挙げた初勝利

前日から降り続いた雨が次第に弱まり、予定通り13時に試合はスタート。まずは全日本選抜が主導権を握ります。試合開始直後のオフェンスシリーズで、ランニングバックのサマジー・グラント選手（富士通）の29ヤードタッチダウンランで先制。1Q終了間際には、フィールドゴールも決めて10−0とリードします。

その後は一進一退の攻防となり、2Qにはアイビーリーグ選抜にゴール前9ヤードでファーストダウンを更新されます。しかし、タッチダウンは許さずフィールドゴールの3点に抑え、10−3で前半を折り返しました。

後半は全日本選抜のディフェンスが躍動。3Qにはアイビーリーグ選抜に自陣3ヤードでファーストダウンを更新され、ゴール前1ヤードまで迫られますが、タッチダウンを狙ったランプレーを全員で止めてみせます。4Qにはオフェンスが真っ向勝負を挑み、試合をコントロール。最終的に全日本選抜がアイビーリーグ選抜を10−5で破り、国際試合スタートから90年目にして、はじめてアメリカ相手に勝利を飾りました。

なお、ブギー・ナイト選手は、この試合で2キャッチを記録し9ヤードをゲイン。少ない出場機会の中で、しっかりと存在感を示しています。

「挑戦を大切にする」SEKISUIチャレンジャーズと共に

試合を終えた全日本選抜の山本洋ヘッドコーチは、「勝負にこだわり最後までやりきること。限られた練習の中で、チームが同じ方向に向かってやってきたことが勝利につながりました。今日の勝利は重要な一歩。しっかり振り返り、次につなげたいと思います」と、勝利を嚙み締めました。

ハーバード大やエール大などの超名門校で構成され、米大学ディビジョン1のFCSに属するアイビーリーグ選抜から勝利を奪った全日本選抜。海外の優れたプレーヤーがXリーグに参加するようになり、ここ数年で大きくレベルアップした日本のフットボールの力を示す結果となりました。

なお、積水化学工業株式会社は1月18日、一般社団法人Challengers Football Clubと、メインスポンサー契約締結を発表。1978年創部のチャレンジャーズ（前：アサヒ飲料クラブチャンレンジャーズ）は、2024年度シーズンからチーム名を「SEKISUIチャレンジャーズ」に改め活動いたします。

チャレンジャーズが掲げる理念「勇気を持って新しいことに挑戦し続けること」は、「挑戦を大切にする」当社と親和性が高く、今後チャレンジャーズの支援を通じ、グループの一体感醸成、挑戦意欲・活力の向上を目指します。チャレンジャーズが培ってきた理念やファン・サポーターを尊重しながら、社会への貢献・スポーツ振興に、これからも努めてまいります。

プレスリリース https://www.sekisui.co.jp/news/2024/1397831_41090.html

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