- T. S
- 生産基盤部 業務革新推進課
- 2020年入社
製造部 生産技術課
1993年入社
生産技術課は、工場の安全性向上と生産性向上を目的に活動しています。主な仕事は、省力化や自動化の推進、新しい設備の導入、設備の設計や仕様検討、導入時の立ち合いなどです。また、現場で活用している自動記録ソフトの開発・改良も行っています。塩ビやFFUといった製品に関する専門知識を活かしながら、製造現場の課題解決を支援しているのも特徴です。工場内で発生するロスの改善活動にも力を入れており、各部署から改善要望をヒアリングしています。各課から挙がった課題の中から効果や緊急性、実現性などを踏まえて優先順位を決めています。仕事の多くは長期的な視点で進める案件が多く、業務の約7割が中長期プロジェクトです。例えば、機械の自動化といったテーマでは、構想から予算化、設備導入まで半年から1年以上かかることもあります。そのため、計画的にプロジェクトを進めながら工場全体の改善を支えています。
生産技術課は実際に製品を生産する部署ではありませんが、工場全体の改善を推進する役割を担っています。製造課だけでは解決が難しい課題に対して、私たちが加わることで新しい視点や技術的な提案を行い、ロス削減や自動化、省人化につなげています。ただ、改善したい案件があってもすぐに解決できるものばかりではありません。課題の原因を分析し、解決策を考え、実現するまでには多くの時間と検討が必要になります。特に、課題解決のためのアイデアを生み出すことは難しく、壁にぶつかることも少なくありません。そのような時には、製造課や保全課と何度も議論を重ねながら解決策を探っています。保全部門とは業務内容が似ている部分もありますが、生産技術課は新規設備の導入や自動化・省人化の推進を担当し、保全部門は既存設備の保守・改善を担当するなど、それぞれの役割を分担しながら連携しています。
また、私たちの仕事は設備を導入したり改善を実施したりして終わりではありません。改善後にしっかりと効果を確認し、狙い通りの成果が出ているかを検証します。その結果を踏まえて次の改善につなげることで、継続的に工場の安全性と生産性の向上に貢献しています。
改善活動を進める中で、自分たちが導入した設備や仕組みを現場の方が当たり前のように使ってくれている姿を見ると、とてもやりがいを感じます。特に、改善によって作業が楽になったり負担が軽減されたりしている様子を見ると、『やって良かったな』と思います。一方で、せっかく導入した設備や仕組みが使われなくなったり、機械が外されてしまったりすると、やはり残念な気持ちになります。
私たちが改善を進める上で一番大切にしているのは、現場で働く人たちが少しでも楽に、安全に作業できる環境をつくることです。今後は少子高齢化などの影響で働き手が減っていくことが予想されるため、自動化や省力化は避けて通れないテーマだと考えています。その中で、生産技術課として継続的に自動化へ取り組み、生産性向上につなげていきたいと思っています。また、改善活動は一度実施して終わりではなく、繰り返し挑戦することが重要です。一回でうまくいかなくても諦めず、課題に向き合い続けることで改善のレベルや成果は向上していきます。そういった中で課題解決力が自然に身につき、真に技術力が高くモノづくり力が強い魅力ある組織になると思っています。これからも企業の技術や知見を活かしながら、新しい技術を積極的に取り入れていきたいと思っています。そして、生産技術課では新しい発想やチャレンジ精神を持った人材を歓迎しています。改善や自動化に興味がある方と一緒に、これからの工場づくりに取り組んでいきたいと考えています。