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PEOPLE #10 / HIGH-PERFORMANCE PLASTIC


顧客と事業を 未来へ導く舵取り役。

高機能プラスチックスカンパニー
海外営業

ファイナンス学科

営業は、プロジェクトを推進させる
社内の舵取り役。

Q 現在の仕事内容ややりがい、今後の目標について教えてください。

液晶テレビや携帯電話などのディスプレイ画面におけるFPD(フラットパネルディスプレイ)材料の営業です。日本、台湾、欧米、ASEAN諸国を担当し、現在は中国がテリトリーで、中国の販売会社に出向しFPDの枠組みだけに捕われずに活動しています。営業なのでお客様の窓口としてはもちろんですが、最も重要な役目は社内の舵取り役を担うことです。関係者への理解を促しつつ各部署を先導し、プロジェクトを推進させるための判断が求められる機会も多くあります。ビジネスの先鋒に立つ自分なりの経験を活かし筋道を立て成果へつなげていきます。今後は、営業で蓄えた経験を活かし、事業としての方針を定める仕事、あるいは会社を内部から支えるような経営管理の仕事に就きたいです。

人事や社員の人柄が魅力的だったことが
入社の一番の決め手。

Q 積水化学を志望された理由を教えてください。

一番の理由は会社の風土です。会社説明会で出会った人事の方が、SNSにコミュニティができるほどインパクトのある方でした。学生にとって人事の方は会社の顔、積水化学は人がとても魅力的だと感じたことを覚えています。仕事面では、高機能プラスチックスカンパニーの様な身近な製品でありながら、最先端の事業に関われるところが決め手でした。

常に自分の考えを持ち、
お客様と接することが何より重要。

Q ご自身の転機になったエピソードを教えてください。

入社1年目で叱られたことです。お客様と短納期で価格交渉が必要となり、何をしていいか分からない状態でした。遠方に出張中の上司に電話で指示を仰いだのですが、自分の考えもまとまっていなかったので、内容が上手く伝わらずお叱りを受けました。電話での結論も納得いくものにならなかったので、出張から戻る上司を追いかけ、空港で夜遅くまで相談にのっていただきました。最終的にはお客様に喜んでいただきましたが、どの様な状況であっても責任をもって仕事を進め、自分の考えを常に持つことが如何に大切かを痛感させられました。

やる気次第で何でもできる風土から、
前向きに挑戦できる人が多い。

Q あなたが思う積水化学らしさって何ですか。

全体的に熱い人が多いと思います。また、責任を伴いますが、年齢やキャリアに関係なく、やる気次第で何でもできます。昔からの風習や慣習といったものがあまりなく、オープンな社風で上下関係もフランクです。前向きに挑戦できる人にとっては非常に幅広く活動できる会社だと思います。

戦う前から勝負が決まっている。
とにかく妥協せずに事前リサーチを行う。

Q 人に負けない部分や、あなただけの「際立つ」何かを教えてください。

とにかく妥協しないことです。たとえば新規顧客へ提案する場合、徹底的に情報を取ります。顧客のデータはもちろん、顧客の関わる業界の現状と未来を把握して良いものが提案できるように動きます。この事前リサーチに対して、決して手を抜きません。「戦う前から勝負は決まっている」と言われるように、仕事において準備がとても大切だと考えます。ニーズや課題、問題点はなにか。ひとつの提案に対して、妥協せず取組む気概があります。

SCHEDULE 1日のスケジュール

  • 8:50 出社
    出張や外出がなければ東京本社は9時始業。来社したらまずはスケジュールを確認し、イントラネットのスケジュールに書き込んで部署のメンバーと共有します。
  • 9:00 メール対応・事務処理など
    まずはメールチェックし、優先順位を付けて対応していきます。訪問先での打合せの議事録作成や伝票処理なども行います。
  • 10:30 会議資料作成
    社内会議のための資料を作ります。売上データを分析したり、工場や研究所の担当者から参考資料をもらってまとめ、会議に備えます。
  • 12:00 昼食
    社内食堂で部署のメンバーと昼食。食べながら出張中のエピソードを披露したり、気軽な雑談を楽しみます。
  • 13:00 後輩と打合せ
    後輩社員の指導・相談役である「ブラザー」を担当しているので、定期的に話をするようにしています。進捗状況を聞いたり作成した資料を見て、アドバイスすることも。
  • 14:00 部内会議
    営業といってもチームプレーが重要。営業所の全員が本社に揃う日はあまりありませんが、だからこそ会議で目標を共有し、戦略を立てた上で営業活動を行っています。
  • 16:30 出張準備
    訪問先に持参する資料の準備や、海外出張中~後のスケジュール調整をします。
  • 17:00 事務処理 つづき
    出張中は必ずしも社内メールができる環境が整っていない事もあります。本社にいる間にたまったメールを消化するため、また中々終わらない資料作成などのため残業することもあります。
  • 19:00 退社