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【Column】未来への挑戦「向上心がないと意味がない」/内山靖崇

April 13, 2023

未来への挑戦「向上心がないと意味がない」/内山靖崇|SEKISUI×SPORTS「挑戦のTASUKI」|積水化学工業株式会社

「挑戦するのは、自分が生きる意味。テニスで生きていくためには、レベルを上げて、より輝く舞台に立つ必要がある。その向上心がないと意味がないし、僕の中では『挑戦=エネルギー』だと思っています」

テニスで世界に挑むという果てしない挑戦を、
人生かけて続けてきた内山靖崇選手。
その意思は強く、決して折れません。

当然、選手として一番の目標は、プレーレベルの向上。

しかし、それだけでなく内山選手は、
自身のテニス大会UchiyamaCup開催など、
道なき道を進んできました。
その人生は冒険に満ち溢れています。

人がやっていないことをやりたい

これまで、オンラインサロン開設など
他選手が挑戦しないようなことに、
取り組んできた内山選手。
そこには、未来を担う子どもたちへの
想いも含まれています。

「ひとつはやっぱり、“人がやっていないことをやりたい”気持ちがありますね。テニス選手として、当然一番大事なのは、試合で勝って成績を上げること。それは間違いないですが、自分がこれまでテニスを続けてきて、感じたことがたくさんある。それはプレー面だけでなく、例えば子どもの頃に見たプロ選手への憧れとか、海外遠征で触れた様々な景色も、そのひとつ。それらを自分の心の中だけに留めておくのは、何か違うなと思ったんです」

たくさんの人の支えによって、生かされている自分。
その感謝の気持ちは、いずれかの形で返さなければならないと
内山選手は考えたのです。

「多くの人のサポートのおかげで、自分は経験する機会を得られているので、それを何かしら形にしたい。しなければいけないと思ったんです。だから、子どもの頃にテニスを通して描いた目標設定や、プロテニスプレイヤーに触れる経験を、今の子どもたちにもさせてあげたいという強い想いがあります。それが、UchiyamaCupというテニストーナメントを作ることに繋がりました」

未来への挑戦「向上心がないと意味がない」/内山靖崇|SEKISUI×SPORTS「挑戦のTASUKI」|積水化学工業株式会社

この大会が世界に挑戦するきっかけになればいい

2021年に、自身の故郷、北海道札幌市で
プロテニス大会「Uchiyama Cup」を初開催した内山選手。
その努力もあり大会は、翌2022年に
ITF(国際テニス連盟)国際大会として認定。
まさに内山選手が掲げる通り、
“世界への登竜門”の理想に一歩近づきました。
内山選手はその大切さを語ります。

「選手の立場から考えると、国際大会と国内大会はやっぱり違う。日本でATPポイント(世界ランキングに反映されるポイント)を獲るチャンスがあるのは、特に海外挑戦のきっかけを作りたい選手、初めてATPポイントを狙う選手たちにとって、ものすごく大きなチャンスになったと思います」

実際に2022年の2022 UchiyamaCupでは、
初めてATPポイントを獲得した選手もいました。
これから世界へと羽ばたいていこうとする、
その第一歩に立ち会えたことは、
内山選手にとっても喜びです。

「この大会が世界に挑戦するきっかけになればいいなと思いましたし、日本テニス界においても、この大会を開催した意義は、すごく大きかったんじゃないかなと感じました。選手として、テニス界を少しでも盛り上げたいと試行錯誤している立場からしても、すごく達成感があったので、これからもより良い大会にしていきたいと思います」

様々な取り組みを通して、自分自身の価値をさらに高めていく内山選手。
その未来への挑戦は、さらに可能性を広げながら続いていきます。

未来への挑戦「向上心がないと意味がない」/内山靖崇|SEKISUI×SPORTS「挑戦のTASUKI」|積水化学工業株式会社