【News】「エアトリ HEAT JAPAN 2022」開催。プロの真剣勝負、テニスの楽しさを堪能するイベントに

12月17日～18日の2日間にかけて、テニスのエキシビションイベント「エアトリ HEAT JAPAN 2022」が開催されました。東京三鷹市の「MTSテニスアリーナ三鷹」に内山靖崇選手、綿貫陽介選手、内田海智選手、中川直樹選手など、日本を代表するトッププロが参戦し、時に楽しく、時に真剣勝負でファンを魅了しました。

この大会は、シングルスがラウンドロビン方式（総当たり戦順位による順位決定戦）にてチャンピオンを決定。他にも企画されたダブルスでは、プロ同士の対戦をはじめ、コーチ・ジュニアがプロに挑戦するなど、日頃あまり見ることができない試合を企画。コートサイドからの実況解説を聞きつつ、楽しみながらテニスを観戦できるテニスイベントです。試合前にはチアリーダーのパフォーマンス、選手入場の際の音楽・演出など、盛り上がりを見せました。

17日には、先日現役を引退した添田豪選手が伊藤竜馬選手と10ポイントタイブレークを行う、引退セレモニーも開催。出場した選手からの思い出話や、増田健太郎コーチからの言葉もあり、会場は感動に包まれました。

そして迎えた18日のシングルス決勝では、積水化学の内山靖崇選手と、綿貫陽介選手が対戦。2人のプロ選手による対戦は、それまでの笑顔溢れる雰囲気が一変、両者ゆずらない真剣勝負に。エキシビジョンマッチとは思えない張り詰めた空気の中、展開された熱戦は、6-4で内山靖崇選手を下した綿貫陽介選手が優勝。コート間近の至近距離で繰り広げられた激闘に、テニスファンも大満足の様子でした。

内山選手はイベント終了後、「こうしたイベントもなかなかコロナ禍で開催できませんでしたが、少しずつ日常が戻りつつあります。テニス界が活性化され、テニスというスポーツを通して皆さんの日々が少しでも明るくなる。そんな未来が、今後さらに広がっていけばいいなと思います。僕たち選手は来シーズンも頑張るので、また来年ここでお会いできたら嬉しいです」とコメント。スポンサーなどへの感謝の気持ちを述べた。

参加したファンたちは、エンターテインメント性の高い試合でテニスの楽しさを堪能。間近のコートでボールを捕える打球音や、プロの真剣勝負の迫力を体験。大成功でイベントは幕を閉じました。