重大インシデントの抑制

基本的な考え方

当社グループでは、「ガバナンス(内部統制)」を、ステークホルダーから信頼される企業であり続けるための根幹と位置づけています。当社がこれからも社会課題解決への貢献を続けていくためには、社会からの信頼を損なう、企業価値を大きく毀損するインシデントの抑止が不可欠と認識しており、グループ、グローバルでの内部統制のたゆまぬ強化を目指します。現中期経営計画において、全社に大きく影響する可能性のある領域と項目を定め、未然防止力と早期発見・早期対応力の向上に取り組み、全社施策・カンパニー別施策・拠点別施策はそれぞれ計画通り進捗しました。一方で、人体および環境への影響はないものの、当社グループの事業所における放射性物質を含む廃水の漏洩という重大インシデントも発生させてしまっています。次期中期経営計画においては、全社重大リスクの極小化に向けた取り組みを継続するとともに、再発防止策の水平展開についても徹底的かつ迅速に進めていきます。