ピープルマネジメント

主な取り組み

エンゲージメント向上

挑戦の土台となる、会社に対してのエンゲージメント「仕事に対する情熱」「会社に対する愛着」を測定するため、定期的に従業員へのアンケート調査を実施しています。2022年度は、挑戦行動発現度調査と同時にエンゲージメント調査を実施しました。調査結果については、カンパニー、グループ会社、各組織単位で分析し、改善施策の立案・実施を行っています。
組織横断での取り組みとして、国内グループ会社の人事部門が集まって、「エンゲージメントDriveプロジェクト活動」を行っています。プロジェクトでは、先進他社事例や社内好事例の共有、組織開発手法のセミナーなどを実施しています。

パフォーマンス・データ

エンゲージメントスコアは、以下の通りです。エンゲージメントスコアは、「仕事に対する情熱」と「会社に対する愛着」をはかるエンゲージ関連行動質問6問(6点満点)の平均が4.5以上の従業員の割合について、2019年度の実績を100としたときの指数で算出しています。
2022年度の全社の傾向では、回答率が向上したものの、スコアは低下しており、エンゲージメントスコアの改善に効果がある領域を特定する分析を行った結果から、人材の採用・活用が課題となっています。

  • 08-03

エンゲージメントスコア

  • スコアは、2019年度を100として算出
  • 調査対象範囲:対象としたグループ会社165社のうち、調査を実施した160社の全ての従業員(正社員および非正規社員、派遣社員を含む)
  • カバー率:国内外グループ会社数に対して、調査を実施した会社の割合
  • 回答率:調査を実施した会社の全従業員数に対して、調査に回答した従業員数の割合
  • 2020、2021年度は、中間調査として希望組織が調査を実施(参考値)

従業員のキャリア形成

「自律的なキャリア開発の促進」と「適所適材」を目指し、積水化学では、全従業員に対して、新たなキャリア面談制度の運用を開始しました。システムを用いて「今までの経験」「コミットメントや役割遂行」「キャリアや業務に対する志向」を一元的に管理し、組織的に情報を活用していくことを狙いとしています。
また、キャリア面談をより効果的に運用するため、上司向け研修、キャリアプランの立て方を学ぶ基礎研修を実施しています。さらに、従来の年齢・勤続年数から、役割・職務軸の枠組みへキャリア教育を転換し、役割の転機でキャリア研修を実施しています。
従業員の多様なキャリアパス、働き方を支援する制度や研修、グループ内での適所適材に向けた公募制度、グループ人材力の向上に向けた共通研修を継続しています。

パフォーマンス・データ

キャリア面談実施率(積水化学)

2022年度 75.4%

  • キャリア面談の記録をシステムにインプットした人数÷対象の従業員数(管理職を含む社員、シニアパートナー)

キャリア研修実績(積水化学)

研修名 2021年度 2022年度
キャリア自律上司研修(人) 393 252
キャリアプラン基礎研修(人) 77
新任管理職キャリアプラン研修(人) 203
上級昇格者キャリアプラン研修(人) 89
新入社員キャリアプラン研修(人) 78

ほかにも、女性キャリアセミナー(こちらを参照)、定年延長選択時のキャリアセミナー(こちらを参照)を実施しています。

キャリアパス支援実績(積水化学)

(人)
  2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
コース転換制度 男性(人) 9 10 14 2 6
女性(人) 2 1 2 4 3
正社員転換制度 男性(人) 3 2 1 4 3
女性(人) 7 11 14 10 11

グループ内公募実績

  2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
募集件数(件) 44 45 31 55 56
募集人数(人) 140 62 54 80 101
応募人数(人) 115 135 155 236 159
異動人数(人) 26 28 28 70 45

主なグループ内公募型研修実績

研修名 2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
変革塾(人) 86 69 実施なし 102 102

グループ共通研修実績

  2018年度 2019年度 2020年度 2021年度 2022年度
新入社員導入研修(人) 251 243 101 150 152
新任管理職研修(人) 210 252 220 199 213
  • コロナ禍により緊急オンライン実施となったため、グループ会社からの受講者を含まない