ビジョンマネジメント

主な取り組み

挑戦の促進(KPI:挑戦行動の発現度)

長期ビジョン達成に向けては、従業員一人ひとりが、従来のやり方にとらわれず、挑戦し続けることが重要です。そこで、人的資本のKPIとして、「挑戦行動の発現度」を設定しています。従業員が実際に挑戦行動をとっているか、挑戦行動をとりやすい組織であるかを従業員へのアンケート調査で定期的に調査し、職場単位の改善につなげています。

指標の再定義

2021年度および2022年度は、「私は『Vision2030』の実現に向けた具体的な挑戦行動を起こしている」という質問に、「あてはまる/どちらかというとあてはまる/どちらかというとあてはまらない/あてはまらない」の4段階の選択肢から「あてはまる」と答えた割合を指標としました。2023年度からは、挑戦風土の醸成度合いを広く認識し、これを展開するために、「あてはまる」または「どちらかというとあてはまる」と答えた割合を指標とするよう再定義しました。
調査結果および挑戦行動発現度調査のコメント分析は、次項のとおりです。分析結果より、挑戦行動をとるために一体何をしたら良いのか戸惑っている従業員が多いことがわかりました。引き続き、ビジョンの周知とラインを通じた業務への落とし込みに取り組んでいきます。

パフォーマンス・データ
  • 08-01

挑戦行動発現度調査結果

  • ・KPI
    :2021年度および2022年度
    「私は『Vision2030』の実現に向けた具体的な挑戦行動を起こしている」という質問に、「あてはまる」と回答した割合
    2023年度から「あてはまる」または「どちらかというとあてはまる」と答えた割合
  • ・調査対象範囲
    :対象としたグループ会社165社のうち、調査を実施した160社の全ての従業員(正社員および非正規社員、派遣社員を含む)
  • ・カバー率
    :グループ会社数に対して、調査を実施した会社の割合
  • ・回答率
    :調査を実施した会社の全従業員に対して、調査に回答した従業員の割合
  • 08-02

挑戦行動発現度調査のコメント分析

長期ビジョンの展開

経営層・ライン長・従業員の対話を軸にした、長期ビジョンの浸透活動を継続しています。2022年度は、次期中期経営計画展開決起会を開催。経営陣から中期経営計画展開のキーマンに対し、長期で実現したい姿への想いを語り、中期経営計画の展開につなげるとともに、挑戦促進をライン展開していく起点としました。
また、従業員一人ひとりが、挑戦行動を業務のコミットメントに落とし込むために、上司層対象マネジメント研鑽会を実施しました。研鑽会では、挑戦の重要性とメンバーの挑戦につなげるマネジメント手法の理解を深めました。

参加実績

  • 次期中期経営計画展開決起会 2022年10月3日開催、参加者230名
  • 上司層対象マネジメント研鑽会 50回開催、参加者1,555名