次世代
ものづくりや製品など、積水化学グループの特性を生かしたプログラムでSDGs目標4に掲げられた質の高い教育を提供し、生涯教育の機会を促進します。
次世代を担う⼦どもたちが健やかに成長できる社会を⽬指し、⼩中⾼、および大学生を対象に事業の特性を活かしたキャリア教育を実施しています。
子どもたちが健やかに成長できる地域社会づくりに貢献
次世代を担う子どもたちが健やかに成長できる社会を目指し、小中校および大学生を対象に、事業の特性を生かしたキャリア教育を実施しています。⼦どもたちが社会の⼀員として⾃⽴した⽣活を送ることにつながる知識、技術、考え⽅を習得するための取り組みとして⾏っているもので、積水化学の従業員による化学教室などの出張授業や当社の製品やものづくりからSDGsを学ぶオンライン授業など、さまざまな活動を進めています。
次世代教育の取り組み一覧
活動名 | 目的 | 対象 | 連携先 | 役割分担 | 継続性 | 効果1 (2022年度単年) (人数など) |
効果2 (2022年度実績を含んだのべ人数など) |
発展性 | |
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1 | 新規 徳山積水 こども化学教室 (徳山積水工業) |
次世代の子どもたちに化学の魅力を伝える | 未就学児~ 小学生 |
地域の 社会福祉協議会 |
主催 | 2022年~ | 83人 | 83人 | 継続的な実施 対象者・開催方法の確立 |
2 | 新規 夏休み 子ども大工教室 (九州セキスイハイム工業) |
次世代の子どもたちの環境意識向上と職人の技の実践による文化的技能の継承 | 小学生 | 自治体 | 共催 | 2022年~ | 15人 | 15人 | 継続的な実施 |
3 | 「おしごとフェスタ in大和郡山」への 出展協力 (奈良積水) |
子どもたちが職業体験をすることで、新しい知識、発見を得て、世の中にあるさまざまな職業・企業を知る | 小学生 | 地域の 工業団地、行政 |
共催 | 2019年~ | 272人 | 375人 | 継続的な実施 |
4 | 新規 小学校での 出張授業 (積水化学北海道) |
子どもたちが「工場での仕事」から新しい知識、発見を得て、世の中にあるさまざまな職業・企業を知る | 小学生 | 地域の 小学校 |
主催 | 2022年~ | 42 | 42 | 実施対象校の拡大 |
5 | 電子教材「EduTownSDGs」を活用した SDGs教育 |
次世代の子どもたちがものづくりを通じてSDGsを学び、社会課題の解決のために自ら考え、行動できる力を育成する | 小学校高学年 ~中学生 |
教科書 メーカー |
・プラットフォーム 構築 ・教材提供 ・アライアンス参加 |
2018年~ | 17,238ページビュー※ (※当社関連ページのみ) |
58,386ページビュー※ (※当社関連ページのみ) |
・企業アライアンスで複数企業と連携。今後も企業数を増やしていく ・Webコンテンツの一部を冊子化し、全国の小中学校への無償配布を継続 ・Webコンテンツのさらなる拡充 |
6 | 新規 職場体験 (茨城セキスイハイム) |
次世代の青少年が働くことの大切さを理解し、就業するために求められる知識や技能を身につける | 中学生 | 地域の 中学校 |
主催 | 2022年~ | 12人 | 12人 | 継続的な実施 |
7 | SDGsを学ぶ オンライン授業 |
学校現場でニーズが高まるSDGsをテーマとして、当社ならではの知見を活かし、次世代の青少年の持続可能な社会づくりにむけた課題解決に必要な知識や行動力を向上させる | 中学生 | 教育支援 企業 |
主催 (教材提供と講師) |
2021年~ | 121人 | 351人 | ・オンライン授業により、コロナ禍でも実施可能 ・運営体制の確立 ・令和4年度「青少年の体験活動推進企業表彰」審査委員会奨励賞受賞 |
8 | 化学教室 プロジェクト (高機能プラスチックスカンパニー水無瀬事業所) |
次世代の子どもたちの化学に対する興味、関心を向上させる | 中学生 | 地域の中学校およびご要望頂いた 中学校 |
主催 | 2008年~ | 1,687人 | 33,722人 | ・教員との協働 ・水無瀬研究員のサポート |
9 | 理科授業 (四国積水工業) |
次世代の子どもたちの理科に対する興味、関心を向上させる | 中学生 | 地域の 中学校 |
主催 | 2009年~ | 73人 | 875人 (2010年~) |
継続的な実施 |
10 | 新規 インターンシップの受け入れ (積水化学北海道) |
就業体験を通じて、仕事や企業、業界、社会への理解を深める | 高校生 | 地域の高校 | 主催 | 2022年~ | 7 | 7 | 継続的な実施 |
11 | SB Student Ambassador ブロック大会 |
SDGsをテーマとして、当社ならではの知見を活かし、次世代の青少年の持続可能な社会づくりにむけた課題解決に必要な知識や行動力を向上させる | 高校生 | イニシアチブ 他企業 |
教材提供と講師 | 2020年~ | 111人※ (※当社講義の参加者) |
269人※ (※当社講義の参加者) |
実施エリアを地方にも拡大 (当社は東日本、西日本大会のみの参加) |
12 | 英語教材への寄稿 | 英語で身の回りの製品を通じた企業のものづくりを紹介することで学生の英語力を培う。学生の就職活動やキャリア教育に繋げる | 大学生 | 出版社 | 寄稿 | 2020年~ | 非公開 | 非公開 | ・大学の英語授業で本教材を活用 ・教材使用校の拡充 |
九州セキスイハイム工業株式会社の取り組み
夏休み子ども大工教室
九州セキスイハイム工業株式会社は、ものづくりを通じた次世代の子どもたちの環境意識向上を目的とした「夏休みこども大工教室」を鳥栖市まちづくり推進センターと協働で実施しました。屋外にあり、風雨で劣化したバス停のベンチを事業所のスタッフと地域の子どもたちで一緒に製作する活動です。
まずは地域の小学生にSDGsの17の目標や身近な生活との関わりについて教材を用いて説明した後、工場から出た廃木を活用してベンチを製作。木材をカットする作業は、子どもたちと事業所のスタッフが一緒に実施し、組み立てたベンチには、子どもたちが絵や文字を書き入れました。
そして完成したベンチは、老若男女が利用する住民センターのコミュニティーバスのバス停に設置しました。
子どもたちには、この活動を通じて、廃木を活用したベンチ製作(廃材を利用したものづくり)が、SDGs目標12「持続可能な生産と消費」や13「気候変動対策」につながることを知ってもらうことができました。
地域の公共機関(鳥栖まちづくり推進センター)と連携し、地域の子どもたちを対象にした、SDGs教室を開くのは初めての試みでしたが、事業所としても地域貢献かつ自社の環境活動において良い経験となりました。今回の経験を活かし、今後もより良い活動にしていきたいと考えています。
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廃木を使ったベンチづくり(組立)
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廃木を使ったベンチづくり(仕上げ)
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完成したベンチに座って記念撮影
海外グループの次世代育成活動
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SEKISUI KYDEX, LLC.(アメリカ)
地域の学生約70名が場内を見学しながら製造工程や安全対策、デザイン、循環型設計など「モノづくり」について学ぶ “Manufacturing Day 2022”を開催しました。