ゴミの量を遠隔監視できるセンサー製品 ｢Smart LEVEL」を発売

2020年9月28日
積水化学工業株式会社
積水マテリアルソリューションズ株式会社

・効率的なゴミ回収や、ゴミ容器があふれる前の優先回収を可能に
・スペイン企業と共同開発の超音波センサーでゴミの量を正確に検知

  積水化学工業株式会社（代表取締役社長：加藤 敬太、以下「積水化学」）の100％子会社である積水マテリアルソリューションズ株式会社（本社：東京都中央区、代表取締役社長：荒尾隆嗣、以下「積水マテリアルソリューションズ」）は今月、ゴミ容器に取り付けることで、ゴミの量を遠隔監視できるセンサー製品「Smart LEVEL」（スマートレベル）（以下、「Smart LEVEL」）を、IoTシリーズ第1弾として発売しました。
  Smart LEVELは、光学式センサーと比較して検知範囲が広く、汚れ等にも強い超音波センサーを搭載しています。この超音波センサーは、スペイン企業のTST社、積水化学、積水マテリアルソリューションズが共同開発したものです。ゴミ容器の内側・天面に設置することで、ゴミ容器天面からゴミまでの距離を測定し、低消費電力・低ランニングコスト・長距離伝送が特長のIoTネットワークにより、管理者のスマートフォンやパソコンなどに通知します。
  慢性的な労働力不足の環境下、Smart LEVELは、定時巡回から必要時(オンデマンド)回収方式への変更を可能とし、ムダ巡回の削減による作業軽減やゴミ容器周りの美観維持に貢献します。
  Smart LEVELの詳細については、以下のとおりです。

１．Smart LEVELの使用イメージ (富士急行株式会社～河口湖～富士山パノラマロープウェイ様の設置事例)

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  （Smart LEVELを搭載したゴミ容器）
  
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  （ゴミ容器内に設置したSmart LEVEL）

（Smart LEVEL専用アプリ画面）
・Smart LEVELを設置したゴミ容器の状況が、定期的に管理者の端末に通知されます。

２．主な特徴

１）導入が簡単な省エネシステム
  ・電気工事は不要で、簡単に設置ができます。
  ・取り付けが容易で、各種ゴミ容器に対応可能です。(既設容器に後付け可能)
  ・面倒な通信ネットワーク、クラウドの設定は不要です。

２）ゴミの量を検知し、データを蓄積します
  ・超音波センサーで、ゴミまでの距離を測定して堆積ゴミ量を検知します。
  ・満杯をお知らせするアラート機能で、ゴミ容器のあふれを防止できます。

３）様々な場面、用途での活用が可能です
  ・商業施設、公共施設、高速道路、空港、駅、レジャー施設等、幅広くご活用いただけます。

３．基本仕様

４．販売方法・製品ウェブサイト

  積水マテリアルソリューションズの代理店などを通じて販売します。
https://www.sekisui-ms.co.jp/product/living_environment_materials/living_environment_materials_b/1353605_28571.html

５．今後の事業展開

  積水マテリアルソリューションズでは、長年のゴミ容器販売を通じたノウハウと欧州の最新IoT技術を融合し、 “お手軽IoT”をコンセプトとした製品の開発を進め、セキスイIoTシリーズとして事業展開していきます。

（ご参考：積水マテリアルソリューションズについて）