投資家コミュニケーション一覧
コミュニケーションの充実
積水化学グループでは、持続的な成長と中長期的な企業価値の向上に向け、株主や投資家の皆様と建設的な対話を行うことは極めて重要だと考えています。そこで「投資家と経営層の積極的なエンゲージメント」を重要課題の一つとして掲げ、代表取締役社長および代表取締役 専務執行役員 経営戦略部長を中心に、四半期ごとの決算説明会や株主・機関投資家の方々との直接対話を積極的に行っています。株主・投資家の皆様との対話でいただいたご意見やご質問は、可能な限り企業価値向上のための経営戦略に活かすと共に、統合報告書をはじめとする各種IR資料にも反映するよう努め、フェアディスクロージャーを意識してWebサイトでの情報発信を強化しています。
また、近年、グローバルでESG 投資への関心が高まり、格付機関による調査も活発に行われています。当社グループではGRI スタンダードなどを参考に、格付機関のアンケートや第三者からのレビューなどを踏まえ、社会にとっての重要性と積水化学グループにとっての重要性の両方を考慮のうえ、「サステナビリティレポート」を編集し、発行しています。
活動内容 | 詳細 | 主たる説明者 | 2023年度実績 |
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ディスクロージャーポリシーの作成・公表 | 情報開示に関する基本方針を定め、当社ホームページに掲載しています。 | - | - |
アナリスト・機関投資家向け定期説明会開催(決算・中期計画等) | 四半期ごとに、アナリスト・機関投資家向けに決算説明会を開催しています。また2023年度は、機関投資家の皆様からの声をもとに、成長に向けた資本政策開示を強化する新中期経営計画を策定し、機関投資家・アナリスト向け説明会を開催し、その内容をWebサイトで公開しました。当日の内容はオンデマンド配信にて閲覧いただくことが可能です。 |
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5回 |
エンゲージメント (社長および担当役員が投資家と対話した件数) |
四半期決算ごとに、社長および担当役員が欧米などの機関投資家を訪問し、当社の財務状況・今後の戦略などについて説明しています。また国内については、証券会社主催のカンファレンス参加を含め、機関投資家とのミーティングを実施しています。 |
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80件 |
国内・海外機関投資家向け個別ミーティング | 国内および海外(北米・欧州・アジアなど)の機関投資家と個別に対面での面談、電話・テレビ会議でのミーティングを実施しています。 |
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約130件 |
アナリスト・機関投資家向けスモールミーティング/事業説明会開催 | 当社の事業戦略に関する説明会や当社が保有する設備・施設の見学会を実施し、説明会の様子や説明資料は当社ホームページに掲載しています。 |
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5回 |
株主総会 | 年次株主総会の説明内容をオンデマンド配信にて閲覧いただくことが可能です。 | - | - |
個人株主向け経営説明会 | 個人株主との直接的なコミュニケーションと当社の経営戦略への理解促進のため、個人株主向け経営説明会を実施しています。 |
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1回 |
IR資料のホームページ掲載 | 各種IR資料を当社Webサイトに掲載しています。 (掲載資料) |
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フェアディスクロージャーへの取り組みと外部評価
決算説明会の模様をWebサイトにて動画配信しており、同じ内容を英語でもご覧いただけるようご用意しています。また、決算短信をはじめとした各種決算資料、財務・業績データ、コーポレート・ガバナンス関連情報についても日英同時開示に努め、掲載情報の充実を図っています。当社のIR活動の成果として、2023年度は、日本証券アナリスト協会 ディスクロージャー優良企業選定において、化学セクターで3位となりました。開示関連では、大和インベスター・リレーションズ株式会社の「大和インターネットIR表彰2023・優良賞」に選ばれました。また、「統合報告書2023」は、GPIFの国内株式運用機関が選ぶ「優れた統合報告書」延べ70社のうちの1社に、「改善度の高い統合報告書」延べ100社のうち1社に選定された他、日経統合報告書アワードの「優秀賞」にも選ばれました。