水田用多機能型自動給水栓「水(み)まわりくん」にリース・レンタルプランを導入

2019年6月7日
積水化学工業株式会社

  積水化学工業株式会社（代表取締役社長：髙下 貞二、以下 当社）の環境・ライフラインカンパニー（プレジデント：平居　義幸）は、ＪＡ三井リース株式会社および株式会社ほくつうの２社と提携し、水田用多機能型自動給水栓「水まわりくん」のリースおよびレンタルプランを６月１０日（月）より開始します。

  「水まわりくん」は、当社製の水田用給水栓「エアダスバルブ」の上部に設置する駆動装置で、エアダスバルブの開閉を自動化し、大幅な水管理の省力化を可能とした製品です。２０１８年の発売以来、すでに全国各地で５００台以上の導入実績があり、国との実証実験では、大幅な省力化や収穫量の増加、節水効果等が確認されています。
  一方で、「水まわりくん」の導入検討にあたり、お客様からは初期投資の負担に関する声が寄せられている他、本格導入に向けた試用などのさまざまなご要望をいただいています。そこで、この度、お客様のご要望に合わせた、リースプランおよびレンタルプランを新たにご用意し、提携先と共同で展開することとしました。

リースプラン

（１）プラン導入の背景

  「水まわりくん」の導入により、水管理の大幅な省力化、節水、そしてお米の品質向上、収穫量の増加などさまざまな効果が発現しますが、投資償却に一定の期間を要するため、初期導入に関わる費用は農家様のご負担になります。また、水まわりくんは専用の「エアダスバルブ」との組み合わせが必要なため、他のバルブを設置している場合は「エアダスバルブ」への交換費がさらに初期導入の負担を重くしています。リースプランはその初期導入の負担を軽減し、ほぼ全額を７年間で償却、期間終了後に購入するかを選択いただけるように設計しています。

レンタルプラン

（１）プラン導入の背景

  すでに「エアダスバルブ」を設置されているお客様からは、「水まわりくん」の本格的な導入の前に、「まずはお試しで短期間使ってみたい」というご要望が多数寄せられていました。そこで、ひと月ごとのレンタル契約のプランも併せて展開します。また、ネジでバルブが接続されている場合など、他のバルブからの交換が比較的容易なお客様にも活用していただけるプランとなります。

【ご参考①】
・ リース・レンタルのご案内(pdf:1.00MB)
・「水まわりくん」製品紹介ウェブサイト（URL）https://www.eslontimes.com/system/items-view/243/
・2018年1月17日プレスリリース「水田水管理省力化システム『水まわりくん』発売」
・2018年5月16日プレスリリース「多機能型自動給水栓『水まわりくん』を活用した実証実験により、酒米生育における効果を確認」

【ご参考②】＜提携先の会社概要＞

■ＪＡ三井リース株式会社

■株式会社ほくつう