バイオリファイナリー技術の久慈実証プラントで市民見学会を開催

2022年12月6日
積水バイオリファイナリ―株式会社

  2022年11月19日（土）、積水バイオリファイナリ―株式会社（以下、当社）久慈実証プラント（岩手県久慈市侍浜町)にて、久慈市民の方々をお招きする施設見学会を開催し、180名にご参加いただきました。

  当該施設は2022年4月に竣工。微生物を活用して可燃性ごみをエタノールに変換するバイオリファイナリー（以下、BR）技術の実用化・事業化に向けた検証を行っています。

  （ご参考）
“ごみ”を“エタノール”に変換する1/10 スケールの実証プラントが岩手県久慈市に完成（2022年4月11日公開）
https://www.sekisui.co.jp/news/2022/1373478_39136.html

  今回の見学会は、日頃から施設運営にご理解、ご協力をいただいている市民の方々に、施設や事業内容をご紹介し、より身近に感じていただくことを目的として開催しました。
  当日は、最初に施設や技術の概要、事業の目指す姿とその実現に向けた久慈実証プラントの役割などをご参加者様に説明しました。

  その後、プラント外周をご見学いただきました。プラント外周の見学では、多数のご質問をいただき、市民の皆様からの注目度の高さを実感しました。

  見学会後のアンケートでは、大多数の方々に「BR事業についての理解が深まった」「この技術で作られたエタノールを原料とした製品があれば積極的に購入したい」などとご回答いただきました。また、久慈市での実証成功と事業拡大に期待する旨のコメントを多数いただき、大いに励みとなりました。

  限られた時間ではありましたが、市民の方々にBR事業について身近に感じていただき、また当社にとっても市民の方々の貴重なお声を直接お聞きする機会となりました。